2499 日本和装ホールディングス
中立- 配当利回り
- 5.42%
- 配当性向
- 63%
- DOE
- 3.89%
- 総合スコア
- 56.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
日本和装ホールディングス(2499)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2499 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.42% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 16.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 56.0 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 5年 |
| 配当性向 | 62.72% |
| PER / PBR | 14.19 / 0.88 |
| ROE | 6.28% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.89%(業種中央値 3.88%) |
日本和装ホールディングスはサービス業の小型株です。時価総額は約33.1億円。直近本決算のROEは6.28%で、サービス業の中央値8.57%を下回ります。営業利益率は8.37%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は42.55%、フリーキャッシュフローは約2.9億円のプラスです。EPSは2011年12月期の17円から2025年12月期の26円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 6.55% | 5.17% | 4.06% |
| 3年 | 6.12% | 4.96% | 4.06% |
| 1年 | 6.01% | 4.92% | 4.33% |
| 現在 | 5.42% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 5.00円 | 25.83% | 19円 |
| 17/12 | 11.00円 | 35.22% | 31円 |
| 18/12 | 12.00円 | 26.34% | 46円 |
| 19/12 | 13.00円 | 32.60% | 40円 |
| 20/12 | 11.00円 | 67.24% | 16円 |
| 21/12 | 12.00円 | 40.16% | 30円 |
| 22/12 | 13.00円 | 49.79% | 26円 |
| 23/12 | 14.00円 | 73.45% | 19円 |
| 24/12 | 14.00円 | 42.81% | 33円 |
| 25/12 | 16.00円 | 62.72% | 26円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.89%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは5.42%。5年平均の5.17%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は6.55%でした。
直近1年の平均利回り(4.92%)は5年平均(5.17%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは5.42%です。5年平均の5.17%/直近1年平均の4.92%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは4.06%〜6.55%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2010年12月期15円、2011年12月期15円、2012年12月期5円、2013年12月期5円、2014年12月期5円、2015年12月期4円、2016年12月期5円、2017年12月期11円、2018年12月期12円、2019年12月期13円、2020年12月期11円、2021年12月期12円、2022年12月期13円、2023年12月期14円、2024年12月期14円、2025年12月期16円と推移しました。連続増配は1年、非減配は5年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.89%です。サービス業の中央値3.88%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は62.72%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.28% |
| ROA | 2.64% |
| DOE | 3.89% |
| 自己資本比率 | 42.55% |
| EPS / BPS | 26 / 412 |
| 収益性スコア | 0.88 |
| 還元スコア | 0.87 |
| 割安スコア | 0.71 |
売上高成長率は-4.65%、EPS成長率は-21.99%です。EPSは2011年12月期17円、2013年12月期16円、2015年12月期8円、2016年12月期19円、2017年12月期31円、2018年12月期46円、2019年12月期40円、2020年12月期16円、2021年12月期30円、2022年12月期26円、2023年12月期19円、2024年12月期33円、2025年12月期26円と推移しました。ROEは6.28%で、サービス業の中央値8.57%を下回ります。ROAは2.64%で、サービス業の中央値4.31%を下回ります。営業利益率は8.37%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は42.55%、フリーキャッシュフローは約2.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは14.19倍、PBRは0.88倍です。PBRはサービス業の中央値1.57倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.05倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.71です(収益性スコア0.88・還元スコア0.87との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 295円(利回り5.42%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 310円(利回り5.17%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 244円(利回り6.55%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 394円(利回り4.06%) |
いまの株価は310円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は310円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 56.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは56.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は1年、非減配は5年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
日本和装ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.42%で、過去5年平均の5.17%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約63%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

