【配当分析】ブラス(2424)配当分析|利回り1.29%

2424 ブラス

中立
配当利回り
1.29%
配当性向
10%
DOE
1.02%
総合スコア
48.6pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ブラス(2424)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード2424
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)1.29%
1株配当(最新期・分割調整済)8.00円
総合判定中立
総合スコア48.6
連続増配0年
非減配3年
配当性向10.32%
PER / PBR8.78 / 0.87
ROE10.38%
DOE(株主資本配当率)1.02%(業種中央値 3.88%)

ブラスはサービス業の小型株です。時価総額は約38.9億円。直近本決算のROEは10.38%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。営業利益率は5.54%で、サービス業の中央値6.46%を下回ります。自己資本比率は36.41%、フリーキャッシュフローは約10.8億円のプラスです。EPSは2016年7月期の62円から2025年7月期の78円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.59%1.03%0.41%
3年1.59%1.30%1.06%
1年1.36%1.30%1.20%
現在1.29%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
16/075.00円8.02%62円
17/0710.00円11.34%88円
18/0712.00円30.23%40円
19/0712.00円18.55%65円
20/0712.00円—%—円
22/074.00円3.05%131円
23/076.00円4.52%133円
24/078.00円15.66%51円
25/078.00円10.32%78円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.02%と控えめです(業種中央値は3.88%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年最大 1.59 5年平均 1.03 5年最小 0.41 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.29

いまの利回りは1.29%。5年平均の1.03%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.59%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.59 1.59 5年 平均: 1.03 1.03 5年 最小: 0.41 0.41 5年 3年 最大: 1.59 1.59 3年 平均: 1.30 1.30 3年 最小: 1.06 1.06 3年 1年 最大: 1.36 1.36 1年 平均: 1.30 1.30 1年 最小: 1.20 1.20 1年 現在 1.29 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.30%)が5年平均(1.03%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 2016 2016年 5.00円 2017 2017年 10.00円 2018 2018年 12.00円 2019 2019年 12.00円 2020 2020年 12.00円 2022 2022年 4.00円 2023 2023年 6.00円 2024 2024年 8.00円 2025 2025年 8.00円

2022年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.29%です。5年平均の1.03%/直近1年平均の1.30%と近い水準です。過去5年のレンジは0.41%〜1.59%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2016年7月期5円、2017年7月期10円、2018年7月期12円、2019年7月期12円、2020年7月期12円、2022年7月期4円、2023年7月期6円、2024年7月期8円、2025年7月期8円と推移しました。連続増配は0年、非減配は3年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.02%です。サービス業の中央値3.88%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は10.32%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE10.38%
ROA3.61%
DOE1.02%
自己資本比率36.41%
EPS / BPS78 / 781
収益性スコア0.97
還元スコア0.30
割安スコア0.55

売上高成長率は6.57%、EPS成長率は51.80%です。直近の業績は伸びています。EPSは2016年7月期62円、2017年7月期88円、2018年7月期40円、2019年7月期65円、2022年7月期131円、2023年7月期133円、2024年7月期51円、2025年7月期78円と推移しました。ROEは10.38%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。ROAは3.61%で、サービス業の中央値4.31%を下回ります。営業利益率は5.54%で、サービス業の中央値6.46%を下回ります。自己資本比率は36.41%、フリーキャッシュフローは約10.8億円のプラスです。

4. 割安度

PERは8.78倍、PBRは0.87倍です。PBRはサービス業の中央値1.57倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.25倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.55です(収益性スコア0.97・還元スコア0.30との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価618円(利回り1.29%)
5年平均利回りに戻る株価777円(利回り1.03%)
5年最高利回り時の株価503円(利回り1.59%)
5年最低利回り時の株価1951円(利回り0.41%)

いまの株価は777円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 1,951 5年平均利回り水準 777 5年最高利回り水準 503 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 618

株価は777円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 48.6)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは48.6点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は0年、非減配は3年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ブラスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.29%で、過去5年平均の1.03%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約10%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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