【12年連続増配】デジタルアーツ(2326)配当分析|利回り2.14%・12年連続増配

2326 デジタルアーツ

中立
配当利回り
2.14%
配当性向
37%
DOE
6.94%
総合スコア
90.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード2326
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)2.14%
1株配当(最新期・分割調整済)95.00円
総合判定中立
総合スコア90.3
連続増配12年
非減配16年
配当性向37.46%
PER / PBR20.35 / 3.77
ROE19.14%
DOE(株主資本配当率)6.94%(業種中央値 4.34%)

デジタルアーツは情報・通信業のソフトウェア企業で、時価総額は約729億円です。2026年3月期は営業利益率44.2%、ROE19.1%、ROA12.3%と高い収益性を示しています。自己資本比率は66.2%、EPSは253.6円、BPSは1370.5円です。売上高は前期比8.5%増、EPSは8.9%増で、配当は2010年度の2.38円から2026年度の95円まで増え、12年連続増配が続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年2.70%1.53%0.71%
3年2.70%1.73%1.19%
1年2.70%1.79%1.19%
現在2.14%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0324.00円29.66%81円
18/0328.00円30.28%92円
19/0348.00円34.02%141円
20/0350.00円43.98%114円
21/0355.00円37.44%147円
22/0370.00円33.86%207円
23/0375.00円34.38%218円
24/0380.00円25.36%315円
25/0385.00円36.51%233円
26/0395.00円37.46%254円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは6.94%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 5年最大 2.70 5年平均 1.53 5年最小 0.71 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.14

いまの利回りは2.14%で、5年平均の1.53%を上回っています。折れ線が上にあるほど、過去の自分と比べて株価が安い局面を表します。5年間の最高は2.70%、最低は0.71%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 5年 最大: 2.70 2.70 5年 平均: 1.53 1.53 5年 最小: 0.71 0.71 5年 3年 最大: 2.70 2.70 3年 平均: 1.73 1.73 3年 最小: 1.19 1.19 3年 1年 最大: 2.70 2.70 1年 平均: 1.79 1.79 1年 最小: 1.19 1.19 1年 現在 2.14 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。直近1年の平均は1.79%で、5年平均1.53%より高く、利回りが高めの状態が続いてきたことが読み取れます。

0.00 50.00 100.00 150.00 2017 2017年 24.00円 2018 2018年 28.00円 2019 2019年 48.00円 2020 2020年 50.00円 2021 2021年 55.00円 2022 2022年 70.00円 2023 2023年 75.00円 2024 2024年 80.00円 2025 2025年 85.00円 2026 2026年 95.00円

分割の影響をそろえた1株あたり配当の推移です。2017年度の24円から2026年度の95円まで、棒が右肩上がりに伸びています。12年連続の増配で、途中に減配の年はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。企業のIR資料での確認を推奨します。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.14%です。過去5年の平均1.53%、3年平均1.73%、1年平均1.79%のいずれも上回り、5年間の最高2.70%に近い位置にあります。配当は12年連続で増え、17年分のデータで減配はありません。DOE(株主資本配当率。減配しにくさの目安)は6.94%で、情報・通信業の中央値4.34%を超え、全国の目安とされる2〜4%(中央値3%前後)と比べても高く、利益が落ちた年でも配当を保ちやすい構造です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE19.14%
ROA12.30%
DOE6.94%
自己資本比率66.23%
EPS / BPS254 / 1371
収益性スコア2.92
還元スコア1.30
割安スコア1.83

2026年3月期のROEは19.1%で情報・通信業の中央値11.1%を、営業利益率44.2%は中央値8.5%を大きく超えています。ROAも12.3%で中央値6.7%の約2倍です。フリーキャッシュフローは72.2億円のプラス、自己資本比率は66.2%で財務に余裕があります。EPSは2014年度の28.81円から2026年度の253.6円まで伸び、配当性向は37.5%にとどまっています。

4. 割安度

PERは20.35倍で情報・通信業の中央値12.31倍より高く、PBRは3.77倍で中央値1.87倍を上回ります。配当利回り2.14%は自社の5年平均1.53%より高い一方、割安スコアは中立圏で、判定根拠は「割安感が乏しい」です。配当利回りが5年平均に戻る株価は6209円で、現在値4445円からは39.7%上にあります。過去5年の利回りレンジで見ると株価は低い側にありますが、PER・PBRの絶対水準は高めです。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価4445円(利回り2.14%)
5年平均利回りに戻る株価6209円(利回り1.53%)
5年最高利回り時の株価3518円(利回り2.70%)
5年最低利回り時の株価13380円(利回り0.71%)

いまの株価は6209円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 5年最低利回り水準 13,380 5年平均利回り水準 6,209 5年最高利回り水準 3,518 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 4,445

株価と、配当利回りが特定の水準になる株価ラインを重ねた図です。現在値は4445円で、利回りが5年平均に戻る株価6209円を下回っています。過去5年の利回りで見ると株価は低い側にあります。これは売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 90.3)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは90.3点、判定は中立です。ROE19.1%の高収益、12年連続増配、業種平均を超えるDOE6.94%が評価され、還元姿勢と収益力は配当株として厚みがあります。一方でPER20.35倍・PBR3.77倍と株価の絶対水準は高く、割安感は乏しいという判定です。異常値は検出されていません。配当の実績と現在の株価水準は分けて見て、5年平均利回り1.53%や過去レンジと現在の2.14%を照らして判断してください。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

デジタルアーツの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.14%で、過去5年平均の1.53%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

12年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約37%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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