2317 システナ
中立- 配当利回り
- 3.15%
- 配当性向
- 44%
- DOE
- 12.69%
- 総合スコア
- 94.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2317 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.15% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 14.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 94.8 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 44.23% |
| PER / PBR | 13.00 / 3.71 |
| ROE | 30.92% |
| DOE(株主資本配当率) | 12.69%(業種中央値 4.34%) |
システナは情報・通信業に属する企業です。ROEは30.92%、ROAは18.52%で、業種中央値(ROE11.13%・ROA6.68%)を上回ります。営業利益率16.28%も業種中央値8.50%のおよそ2倍にあたります。時価総額は約1,752億円、自己資本比率は65.85%と財務基盤に厚みがあります。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.99% | 3.07% | 1.11% |
| 3年 | 4.99% | 3.56% | 2.65% |
| 1年 | 3.63% | 3.10% | 2.65% |
| 現在 | 3.15% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 2.25円 | 40.14% | 6円 |
| 18/03 | 2.88円 | 126.65% | 2円 |
| 19/03 | 4.00円 | 34.04% | 12円 |
| 20/03 | 5.00円 | 35.57% | 14円 |
| 21/03 | 5.00円 | 38.94% | 13円 |
| 22/03 | 6.00円 | 38.78% | 15円 |
| 23/03 | 8.00円 | 42.35% | 19円 |
| 24/03 | 10.00円 | 53.56% | 19円 |
| 25/03 | 12.00円 | 51.79% | 23円 |
| 26/03 | 14.00円 | 44.23% | 32円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは12.69%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
配当利回りの月次推移と、5年間の最高・平均・最低水準を示したグラフです。現在の利回り3.15%は5年平均3.07%に近い位置にあり、過去5年の変動幅(1.11%〜4.99%)の中では中間よりやや高い水準です。
5年・3年・1年それぞれの最高・平均・最低利回りを棒グラフで比較したものです。直近1年の平均は3.10%で、5年平均3.07%とほぼ並ぶ水準になっています。
分割調整後の年間配当額を年度別に示したグラフです。2022年の6.0円から2026年の14.0円まで、5年連続で増配が続いていることが読み取れます。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当利回りは3.15%で、5年平均の3.07%とほぼ同水準にあります。過去5年のレンジは1.11%〜4.99%、直近1年は2.65%〜3.63%で推移してきました。増配は5年連続、非減配は16年続いています。DOEは12.69%で、業種中央値4.34%や全国目安の2〜4%を上回る水準です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 30.92% |
| ROA | 18.52% |
| DOE | 12.69% |
| 自己資本比率 | 65.85% |
| EPS / BPS | 32 / 111 |
| 収益性スコア | 2.49 |
| 還元スコア | 1.96 |
| 割安スコア | 1.63 |
ROE30.92%・ROA18.52%はいずれも業種中央値(11.13%・6.68%)を上回り、資本効率の高さがうかがえます。営業利益率は16.28%で、業種中央値8.50%のおよそ2倍です。EPSは31.65円、前期比の伸び率は36.60%でした。自己資本比率65.85%とフリーキャッシュフロー約123.87億円が、増配を支える土台になっています。
4. 割安度
PERは13.0倍で、業種中央値10.21倍より高めの水準です。PBRも3.71倍と業種中央値1.87倍を上回ります。配当利回りで見ると、現在の3.15%は5年平均3.07%に近く、過去5年の平均的な水準にあります。割安スコアは1.631で、判定根拠にも「割安感が乏しい」と記録されています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 444円(利回り3.15%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 456円(利回り3.07%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 281円(利回り4.99%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1261円(利回り1.11%) |
いまの株価は456円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の推移と、配当利回りが5年平均に戻る株価水準(456円)を示したグラフです。現在の株価444円は、この水準までの上昇余地が2.7%にとどまる位置にあります。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 94.8)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは94.8点、判定は中立です。収益性スコア2.489・還元スコア1.963と高く、ROEの高さと増配姿勢が評価されています。一方で割安スコアは1.631にとどまり、判定根拠は「割安感が乏しい」となっています。5年連続増配、16年非減配という実績は、還元姿勢の一貫性を示す数字です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
システナの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.15%で、過去5年平均の3.07%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約44%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

