2303 ドーン
中立- 配当利回り
- 1.06%
- 配当性向
- 36%
- DOE
- 2.79%
- 総合スコア
- 85.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2303 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.06% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 12.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 85.5 |
| 連続増配 | 10年 |
| 非減配 | 13年 |
| 配当性向 | 35.89% |
| PER / PBR | 17.50 / 2.72 |
| ROE | 16.44% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.79%(業種中央値 4.34%) |
ドーンは情報・通信業に属する企業です。ROEは16.44%で、業種中央値の11.13%を上回ります。営業利益率は37.77%、自己資本比率は89.37%。稼ぐ力と財務の厚みが両方そろっています。
時価総額は約90億円で、配当性向は35.89%です。配当は10年連続で増えています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 1.23% | 0.86% | 0.42% |
| 3年 | 1.23% | 0.95% | 0.77% |
| 1年 | 1.03% | 0.94% | 0.79% |
| 現在 | 1.06% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 1.88円 | 17.72% | 11円 |
| 18/03 | 2.50円 | 16.73% | 15円 |
| 19/03 | 3.00円 | 15.28% | 20円 |
| 20/03 | 3.75円 | 15.88% | 24円 |
| 21/03 | 5.00円 | 16.14% | 31円 |
| 22/03 | 6.00円 | 15.81% | 38円 |
| 23/03 | 7.00円 | 15.82% | 44円 |
| 24/03 | 8.00円 | 15.99% | 50円 |
| 25/03 | 10.00円 | 17.56% | 57円 |
| 26/03 | 12.00円 | 35.89% | 33円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.79%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
月ごとの配当利回りを折れ線で描き、5年の最大・平均・最小を水準線で重ねています。線が高いほど、その月の株価は配当に対して低かったことを示します。ドーンの利回りは2021年8月の0.48%から上がり、2026年8月は0.91%でした。5年平均は0.86%です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べ、期間による幅の違いを見ます。ドーンの平均は5年0.86%、3年0.95%、1年0.94%です。1年の幅は0.79%から1.03%と狭く、いまの1.06%はその上限を超えています。
年度ごとの1株配当を棒で示し、株式分割は調整済みです。右肩上がりなら増配が続いています。ドーンは2017年の1.88円から2026年の12.0円まで伸び、10年連続増配です。最後の減配は2013年でした。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.06%です。過去5年の平均0.86%を上回り、5年最大の1.23%までは届いていません。直近1年の幅は0.79%から1.03%でした。
配当は10年連続で増え、減配のない期間は13年に及びます。最後の減配は2013年です。分割調整後の1株配当は2017年の1.88円から2026年の12.0円へ伸びました。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配しにくさを測るDOE(純資産に対する配当の比率)は2.79%です。業種中央値の4.34%を下回り、全国目安の2〜4%の範囲に収まります。配当の負担は純資産に対して軽めです。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 16.44% |
| ROA | 14.11% |
| DOE | 2.79% |
| 自己資本比率 | 89.37% |
| EPS / BPS | 78 / 503 |
| 収益性スコア | 2.68 |
| 還元スコア | 0.82 |
| 割安スコア | 1.23 |
ROEは16.44%で業種中央値11.13%を上回り、ROAは14.11%で中央値6.68%の2倍超です。営業利益率は37.77%。中央値8.50%との差は大きく、利益の取りこぼしが少ない事業構造です。
自己資本比率は89.37%と高く、借入に頼らない財務です。売上高成長率は5.34%、EPS成長率は14.19%でした。フリーキャッシュフローは約5.5億円のプラスです。
配当性向は2025年の17.56%から2026年は35.89%へ上がりました。それでもDOEは2.79%で、業種中央値の4.34%には届いていません。
4. 割安度
PERは17.5倍で、業種中央値の17.55倍とほぼ同じ水準です。PBRは2.72倍で、中央値の1.87倍を上回ります。資産に対しては高めの値が付いています。
配当利回りは1.06%で、5年平均の0.86%より高い位置です。1株配当14.0円で利回りが5年平均に戻る株価は1,627.9円、現在の株価は1,323.0円でした。
スコア上の判定は「中立」で、判定根拠は「割安感が乏しい」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1323円(利回り1.06%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1628円(利回り0.86%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1138円(利回り1.23%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3333円(利回り0.42%) |
いまの株価は1628円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の推移に、利回りが過去5年の水準へ戻る株価の線を重ねています。現在の株価1,323.0円に対し、利回りが5年平均0.86%になる株価は1,627.9円、5年最大1.23%になる株価は1,138.2円です。5年最小0.42%になる株価は3,333.3円です。いずれも1株配当14.0円で計算した値で、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 85.5)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
配当を支える土台は厚いです。自己資本比率89.37%、フリーキャッシュフロー約5.5億円のプラス、DOE2.79%という財務のもとで、減配のない期間は13年、最後の減配は2013年までさかのぼります。ただ配当性向は2025年の17.56%から2026年は35.89%へ上がり、増配を利益でまかなう余白はこの1年で狭まりました。利回り1.06%は5年平均0.86%を上回る一方、ROE16.44%・EPS成長率14.19%・売上高成長率5.34%と利益は伸びており、高い利回りの裏で業績が崩れるバリュートラップの形とは異なります。判定「中立」は、収益性スコア2.677が示す稼ぐ力と、PBR2.72倍(業種中央値1.87倍)が示す資産に対する株価の高さが打ち消し合った結果です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
ドーンの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.06%で、過去5年平均の0.86%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
10年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また13年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約36%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2013年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

