2220 亀田製菓
- 配当利回り
- 1.59%
- 配当性向
- 17%
- DOE
- 1.35%
- 総合スコア
- 97.4pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2220 |
| 業種 | 食料品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.59% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 22.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 97.4 |
| 連続増配 | 13年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 16.94% |
| PER / PBR | 3.70 / 0.89 |
| ROE | 26.59% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.35%(業種中央値 2.35%) |
亀田製菓は食料品セクターに属する米菓メーカーです。時価総額はおよそ965億円。ROEは26.6%で、食料品の中央値6.7%を大きく上回ります。自己資本比率は56.6%を保ち、財務の土台は厚めです。2026年3月期の1株あたり配当は分割調整後で22.0円まで積み上がり、増配は13年連続で続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 1.86% | 1.45% | 1.20% |
| 3年 | 1.86% | 1.53% | 1.23% |
| 1年 | 1.86% | 1.66% | 1.45% |
| 現在 | 1.59% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 14.00円 | 32.17% | 44円 |
| 18/03 | 16.33円 | 25.13% | 65円 |
| 19/03 | 17.00円 | 24.43% | 70円 |
| 20/03 | 17.33円 | 24.56% | 71円 |
| 21/03 | 17.67円 | 23.49% | 75円 |
| 22/03 | 18.00円 | 25.71% | 70円 |
| 23/03 | 18.33円 | 61.26% | 30円 |
| 24/03 | 18.67円 | 52.31% | 36円 |
| 25/03 | 19.00円 | 22.18% | 86円 |
| 26/03 | 22.00円 | 16.94% | 130円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.35%と控えめです(業種中央値は2.35%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは1.59%で、5年平均の1.45%より上にあります。折れ線が上側にあるほど、過去の自分と比べて株価が安い時間帯です。過去5年の最高は1.86%、最低は1.2%でした。
直近1年の平均利回りは1.66%で、5年平均の1.45%より高い水準です。ここ1年は利回りが高めに動く時間帯が続いてきたことが読み取れます。3年平均は1.53%です。
棒グラフは分割の影響をならした1株あたり配当です。2016年の12.0円から2026年の22.0円まで、13年連続で右肩上がりに伸びています。段差の少ない積み上がりが、配当株としての実績です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.59%で、5年平均の1.45%をやや上回ります。過去5年のレンジは1.2%から1.86%で、現在は高めの位置にいます。増配は13年連続、非減配は16年連続で、直近の減配は2010年でした。DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさの目安)は1.35%です。食料品の中央値2.35%や全国の目安である2〜4%(中央値3%前後)を下回ります。配当性向が16.9%と低いぶん、利益に対する配当の重さは軽い状態です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 26.59% |
| ROA | 13.09% |
| DOE | 1.35% |
| 自己資本比率 | 56.56% |
| EPS / BPS | 390 / 1627 |
| 収益性スコア | 2.93 |
| 還元スコア | 0.57 |
| 割安スコア | 0.51 |
ROEは26.6%、ROAは13.1%で、いずれも食料品の中央値(6.7%、3.9%)を大きく超えます。営業利益率は5.5%で、中央値3.9%を上回ります。1株利益は2023年3月期に29.92円まで落ち込んだあと、2025年3月期85.66円、2026年3月期129.87円と戻してきました。自己資本比率は56.6%で、資本の面では安定しています。ただしフリーキャッシュフローは約141億円のマイナスで、稼いだ現金より投資が先行する局面です。
4. 割安度
PERは3.7倍、PBRは0.89倍で、食料品の中央値(PER15.21倍、PBR1.13倍)を下回ります。配当利回り1.59%も5年平均1.45%より高く、株価は過去の自分と比べて低めの位置にあります。PERの低さは1株利益の振れ幅が大きいことの裏返しでもあり、利益の安定度とあわせて見る必要があります。総合スコアの割安度区分は「対象外」で、フリーキャッシュフローのマイナスが判定に響いています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1387円(利回り1.59%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1517円(利回り1.45%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1183円(利回り1.86%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1833円(利回り1.20%) |
いまの株価は1517円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
現在の株価1387円は、利回りが5年平均に戻る株価1517円より下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側の位置です。このラインは売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 97.4)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
亀田製菓は収益性が高く評価される一方、総合判定は「対象外」です。理由はフリーキャッシュフローが約141億円のマイナスで、稼いだ現金以上の資金を投資へ回しているためです。ROE26.6%の高収益と13年連続増配は加点材料で、配当性向16.9%と自己資本比率56.6%は減配への耐性を示します。投資の前に、キャッシュフローのマイナスが設備投資による一時的なものか、来期以降に回収の見込みがあるかを確認してください。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
亀田製菓の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.59%で、過去5年平均の1.45%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
13年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

