2154 オープンアップグループ
割安寄り- 配当利回り
- 4.18%
- 配当性向
- 52%
- DOE
- 8.29%
- 総合スコア
- 87.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2154 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.18% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 75.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 87.5 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 51.88% |
| PER / PBR | 11.80 / 1.88 |
| ROE | 16.52% |
| DOE(株主資本配当率) | 8.29%(業種中央値 3.88%) |
オープンアップグループはサービス業に区分される企業です。数字を並べてみると、まず目に入るのが収益性の高さ。ROEは16.52%、ROAは10.24%で、どちらも高い水準にあります。営業利益率は8.64%です。自己資本比率は64.25%まで積み上がっており、財務基盤は厚いといえます。時価総額は約1566億円、EPSは144.56円、BPSは907.03円。売上成長率8.50%に対してEPS成長率は6.48%と、利益の伸びは売上ほど大きくありませんが、着実に積み上がっています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.21% | 3.67% | 2.48% |
| 3年 | 5.21% | 3.99% | 2.48% |
| 1年 | 4.74% | 4.20% | 3.61% |
| 現在 | 4.18% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/03 | 16.25円 | 69.70% | 23円 |
| 17/03 | 20.00円 | 45.38% | 44円 |
| 18/03 | 25.00円 | 42.76% | 58円 |
| 19/03 | 32.50円 | 80.03% | 41円 |
| 20/03 | 55.00円 | 127.63% | 43円 |
| 21/03 | 42.00円 | —% | —円 |
| 22/03 | 44.00円 | 104.46% | 42円 |
| 23/03 | 45.00円 | 45.82% | 98円 |
| 24/03 | 53.00円 | 47.88% | 111円 |
| 25/03 | 75.00円 | 51.88% | 145円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは8.29%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
配当利回りの月次推移を示すグラフです。現在の利回りは4.18%で、直近5年平均の3.67%を上回る水準にあります。5年間の最高は5.21%で、株価が下がる局面ほど利回りが上がる関係がよく分かります。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒グラフで比較したものです。直近1年の平均利回り4.20%は5年平均3.67%より高く、ここ1年は利回りの面で有利な水準が続いてきたことが分かります。
分割調整後の年間配当金額を年度ごとに示したグラフです。2021年を最後に減配はなく、直近は4年連続の増配。2025年の配当は75円まで伸びています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.18%。過去5年平均の3.67%を上回る水準にいます。この株を今の株価で買えば、5年平均より高い利回りを受け取れる計算になります。直近1年で見ても平均4.20%、最大4.74%、最小3.61%というレンジで推移してきました。配当は2021年を最後に減配がなく、非減配年数は4年。同じ4年、増配も続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。DOE(純資産配当率)は8.29%で、業種中央値3.88%、全国目安とされる2〜4%のどちらも大きく上回ります。配当性向は51.88%。利益の半分強を配当に回しながら、純資産に対する還元の割合もかなり高く、株主還元への姿勢は明確に強めです。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 16.52% |
| ROA | 10.24% |
| DOE | 8.29% |
| 自己資本比率 | 64.25% |
| EPS / BPS | 145 / 907 |
| 収益性スコア | 1.88 |
| 還元スコア | 1.55 |
| 割安スコア | 0.89 |
収益性の数字は、同業と比べてもはっきり高い水準にあります。ROE16.52%は業種中央値8.57%のほぼ2倍、ROA10.24%も中央値4.31%を大きく上回ります。営業利益率8.64%も中央値6.46%を上回っており、稼ぐ力は業種内で上位に位置します。自己資本比率は64.25%。借入に頼らず事業を回せていることが分かります。フリーキャッシュフローは86.01億円のプラスで、配当や投資に回せる原資も確保できています。配当性向51.88%は利益の半分強にとどまり、増配余地を残した水準です。
4. 割安度
株価指標を見ると、割高・割安の判断は一様ではありません。PERは11.8倍で、業種中央値20.1倍を大きく下回ります。利益に対して株価は低めに評価されている状態です。一方でPBRは1.88倍と、業種中央値1.57倍を上回っており、純資産に対しては割安とは言い切れません。利回りの面では、現在の4.18%が5年平均3.67%を上回っており、自社の過去水準と比べれば有利な価格帯にいます。自社利回り比は1.14。割安スコアは0.891で、収益性の高さと合わせて総合的な評価につながっています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2034円(利回り4.18%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2316円(利回り3.67%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1632円(利回り5.21%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3427円(利回り2.48%) |
いまの株価は2316円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
配当利回りの水準に対応する株価を線で示したグラフです。現在の株価2034円は、5年平均利回り水準に相当する2316.1円を下回る位置にあります。このグラフは過去の利回り水準から機械的に算出したもので、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 87.5)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは87.5点で、割安度区分は「買い妙味あり」です。判定の根拠は、収益性の高さと業種内での割安感、自社平均を上回る利回りの組み合わせにあります。収益性スコアは1.88、還元スコアは1.55、割安スコアは0.891。自社利回り比は1.14で、過去の自分自身と比べても利回りの高い局面にいることを示しています。加点要素として、ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上という4点が挙げられており、注意すべき減点要素は現時点でありません。配当は2021年を最後に減配がなく、非減配年数は4年、増配年数も4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
オープンアップグループの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.18%で、過去5年平均の3.67%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約52%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

