【高配当】日比谷総合設備(1982)配当分析|利回り2.52%・5年連続増配

1982 日比谷総合設備

中立
配当利回り
2.52%
配当性向
75%
DOE
4.08%
総合スコア
58.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1982
業種建設業
配当利回り(株価ベース)2.52%
1株配当(最新期・分割調整済)75.00円
総合判定中立
総合スコア58.2
連続増配5年
非減配14年
配当性向74.90%
PER / PBR13.50 / 1.47
ROE11.40%
DOE(株主資本配当率)4.08%(業種中央値 3.74%)

日比谷総合設備株式会社は建設業に属します。ROEは11.40%で、業種中央値10.08%を上回ります。営業利益率も11.34%と、業種中央値7.08%より高い水準です。自己資本比率は72.72%と厚く、時価総額は1189.6億円、直近本決算のEPSは200.27円でした。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年5.43%3.90%2.18%
3年5.37%3.27%2.18%
1年3.64%2.89%2.18%
現在2.52%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0325.00円28.01%89円
18/0330.00円22.90%131円
19/0340.00円71.85%56円
20/0340.00円54.26%74円
21/0340.00円62.06%64円
22/0341.00円44.56%92円
23/0342.50円42.40%100円
24/0343.00円40.75%106円
25/0347.00円35.46%133円
26/0375.00円74.90%100円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.08%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.43 5年平均 3.90 5年最小 2.18 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.52

この折れ線は月ごとの配当利回りの推移です。横線は過去5年の最大5.43%・平均3.90%・最低2.18%を示します。いまの利回り2.52%は平均線よりだいぶ下にあり、株価が値上がりして利回りが縮んだ形です。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 5.43 5.43 5年 平均: 3.90 3.90 5年 最小: 2.18 2.18 5年 3年 最大: 5.37 5.37 3年 平均: 3.27 3.27 3年 最小: 2.18 2.18 3年 1年 最大: 3.64 3.64 1年 平均: 2.89 2.89 1年 最小: 2.18 2.18 1年 現在 2.52 最大 平均 最小

この棒グラフは5年・3年・1年それぞれの利回りの最大・平均・最小を並べたものです。期間を短く区切るほど数値が下がる傾向が見えます。直近1年の平均は2.89%で、5年平均3.90%より低く、利回りが縮んできた流れがわかります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2017 2017年 25.00円 2018 2018年 30.00円 2019 2019年 40.00円 2020 2020年 40.00円 2021 2021年 40.00円 2022 2022年 41.00円 2023 2023年 42.50円 2024 2024年 43.00円 2025 2025年 47.00円 2026 2026年 75.00円

この棒グラフは年ごとの配当金額(分割調整済み)です。2017年3月期の25円から2026年3月期の75円まで、右肩上がりに伸びています。5年連続の増配が、この形に表れています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当利回りはいま2.52%です。5年平均の3.90%を下回っていて、株価上昇が利回りを圧迫した形です。増配は5年連続、減配のない期間は14年続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。DOEは4.08%で、業種中央値3.74%、全国目安の2〜4%も上回り、還元姿勢は強めです。一方で配当性向は74.90%まで上昇しました。前年から39.4ポイントの急変で、増配額が利益の伸びを上回った年だったとわかります。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.40%
ROA7.83%
DOE4.08%
自己資本比率72.72%
EPS / BPS200 / 1844
収益性スコア1.42
還元スコア0.80
割安スコア1.21

ROEは11.40%、ROAは7.83%です。ともに業種中央値(ROE10.08%、ROA5.08%)を上回り、資本と資産をうまく利益に変えています。営業利益率は11.34%で、業種中央値7.08%との差はROEやROAより大きく開いています。自己資本比率72.72%とフリーキャッシュフロー130.44億円が、この収益力を支えています。売上高成長率4.78%に対し、EPS成長率は51.11%でした。

4. 割安度

PERは13.5倍で、業種中央値11.77倍より高い水準です。PBRも1.47倍と、中央値1.15倍を上回ります。株価指標だけを見ると、割安感は乏しいと映ります。利回りは今2.52%で、過去5年のレンジ2.18%〜5.43%のなかでは低いほうに位置しています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2978円(利回り2.52%)
5年平均利回りに戻る株価1923円(利回り3.90%)
5年最高利回り時の株価1381円(利回り5.43%)
5年最低利回り時の株価3440円(利回り2.18%)

いまの株価は1923円(5年平均利回り水準)と3440円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約35.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5年最低利回り水準 3,440 5年平均利回り水準 1,923 5年最高利回り水準 1,381 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,978

この折れ線は株価の推移と、過去の利回りレンジから計算した価格水準です。現在の株価2978円は、参考値として示す1923.1円と3440.4円の範囲の内側にあります。この価格帯は将来の利回りを保証するものではなく、あくまで過去のレンジをもとにした目安です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 58.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 配当性向70%超

総合スコアは58.2、判定は中立です。収益性スコア1.424と還元スコア0.796のあいだにギャップがあり、稼ぐ力に対して株主還元がやや追いついていません。加点材料はROE10%以上の高収益、5年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上の還元姿勢の3点です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。注意点は配当性向が70%を超えていることです。割安感は乏しく、利回りも自社の平均より低い状態にあります。配当性向は前年から39.4ポイント急変しており、増配が一時的な利益増を先取りした可能性も視野に入れておきたいところです。

6. よくある質問

日比谷総合設備の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.52%で、過去5年平均の3.90%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また14年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約75%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2012年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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