1960 サンテック
中立- 配当利回り
- 3.83%
- 配当性向
- 36%
- DOE
- 2.98%
- 総合スコア
- 53.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
サンテック(1960)は建設業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1960 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.83% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 65.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 53.3 |
| 連続増配 | 2年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 36.08% |
| PER / PBR | 7.30 / 0.60 |
| ROE | 8.61% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.98%(業種中央値 3.74%) |
サンテックは建設業の小型株です。時価総額は約210億円。直近本決算のROEは8.61%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。営業利益率は4.93%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は55.65%、フリーキャッシュフローは約38.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2013年3月期の20円から2026年3月期の180円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 9.55% | 5.13% | 1.74% |
| 3年 | 9.55% | 5.58% | 3.65% |
| 1年 | 6.97% | 4.99% | 3.65% |
| 現在 | 3.83% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 20.00円 | 50.70% | 39円 |
| 18/03 | 27.00円 | 35.64% | 76円 |
| 19/03 | 24.00円 | 61.26% | 39円 |
| 20/03 | 24.00円 | 40.19% | 60円 |
| 21/03 | 18.00円 | 112.08% | 16円 |
| 22/03 | 10.00円 | —% | —円 |
| 23/03 | 30.00円 | 102.08% | 29円 |
| 24/03 | 30.00円 | —% | —円 |
| 25/03 | 40.00円 | 35.13% | 114円 |
| 26/03 | 65.00円 | 36.08% | 180円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.98%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.83%で、5年平均の5.13%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は9.55%でした。
直近1年の平均利回り(4.99%)は5年平均(5.13%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2022年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.83%です。5年平均の5.13%/直近1年平均の4.99%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.74%〜9.55%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期10円、2002年3月期10円、2003年3月期10円、2004年3月期10円、2007年3月期12円、2008年3月期3円、2010年3月期10円、2011年3月期10円、2012年3月期10円、2013年3月期10円、2014年3月期15円、2015年3月期20円、2016年3月期24円、2017年3月期20円、2018年3月期27円、2019年3月期24円、2020年3月期24円、2021年3月期18円、2022年3月期10円、2023年3月期30円、2024年3月期30円、2025年3月期40円、2026年3月期65円と推移しました。連続増配は2年、非減配は4年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.98%です。建設業の中央値3.74%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は36.08%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 8.61% |
| ROA | 4.57% |
| DOE | 2.98% |
| 自己資本比率 | 55.65% |
| EPS / BPS | 180 / 2180 |
| 収益性スコア | 0.82 |
| 還元スコア | 0.90 |
| 割安スコア | 0.56 |
売上高成長率は-9.99%、EPS成長率は58.21%です。EPSは2013年3月期20円、2014年3月期57円、2015年3月期39円、2016年3月期60円、2017年3月期39円、2018年3月期76円、2019年3月期39円、2020年3月期60円、2021年3月期16円、2023年3月期29円、2025年3月期114円、2026年3月期180円と推移しました。ROEは8.61%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。ROAは4.57%で、建設業の中央値5.08%を下回ります。営業利益率は4.93%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は55.65%、フリーキャッシュフローは約38.6億円のプラスです。
4. 割安度
PERは7.30倍、PBRは0.60倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.75倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.56です(収益性スコア0.82・還元スコア0.90との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1695円(利回り3.83%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1267円(利回り5.13%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 681円(利回り9.55%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3736円(利回り1.74%) |
いまの株価は1267円(5年平均利回り水準)と3736円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約25.2%下がる計算です。
株価は1267円(5年平均利回り水準)と3736円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 53.3)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ 利回り3%以上
総合スコアは53.3点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り3%以上。
連続増配は2年、非減配は4年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
サンテックの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.83%で、過去5年平均の5.13%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約36%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

