【14年連続増配】きんでん(1944)配当分析|利回り1.89%・14年連続増配

1944 きんでん

中立
配当利回り
1.89%
配当性向
37%
DOE
3.90%
総合スコア
58.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1944
業種建設業
配当利回り(株価ベース)1.89%
1株配当(最新期・分割調整済)130.00円
総合判定中立
総合スコア58.2
連続増配14年
非減配20年
配当性向37.09%
PER / PBR19.89 / 2.09
ROE11.01%
DOE(株主資本配当率)3.90%(業種中央値 3.74%)

きんでんは建設業に属する企業です。ROEは11.01%、ROAは7.60%で、自己資本比率は72.44%となっています。時価総額は約1兆3941億円、EPSは350.53円、BPSは3340.44円です。売上成長率は6.48%に対し、EPS成長率は48.37%と大きく伸びています。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.26%2.76%1.52%
3年4.23%2.66%1.52%
1年2.66%1.95%1.52%
現在1.89%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0326.00円21.39%122円
18/0328.00円20.61%136円
19/0330.00円22.56%133円
20/0332.00円21.31%150円
21/0335.00円22.37%156円
22/0337.00円28.76%129円
23/0340.00円28.54%140円
24/0363.00円38.10%165円
25/0390.00円38.09%236円
26/03130.00円37.09%350円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.90%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.26 5年平均 2.76 5年最小 1.52 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.89

配当利回りの月次推移を示すグラフです。現在の利回りは1.89%で、直近5年平均の2.76%を下回る水準にあります。5年間の最高は4.26%で、株価が上がる局面ほど利回りが縮む様子が見て取れます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.26 4.26 5年 平均: 2.76 2.76 5年 最小: 1.52 1.52 5年 3年 最大: 4.23 4.23 3年 平均: 2.66 2.66 3年 最小: 1.52 1.52 3年 1年 最大: 2.66 2.66 1年 平均: 1.95 1.95 1年 最小: 1.52 1.52 1年 現在 1.89 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒グラフで比較したものです。直近1年の平均利回り1.95%は5年平均2.76%より低く、期間が短くなるほど利回りが薄くなっています。

0.00 50.00 100.00 150.00 2017 2017年 26.00円 2018 2018年 28.00円 2019 2019年 30.00円 2020 2020年 32.00円 2021 2021年 35.00円 2022 2022年 37.00円 2023 2023年 40.00円 2024 2024年 63.00円 2025 2025年 90.00円 2026 2026年 130.00円

分割調整後の年間配当金額を年度ごとに示したグラフです。2006年を最後に減配はなく、直近3年は63円・90円・130円と伸びが加速しています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは1.89%で、過去5年平均の2.76%を下回る水準です。きんでんは2006年を最後に減配しておらず、非減配年数は20年に達します。直近では14年連続の増配となりました。DOE(純資産配当率)は3.90%で、業種中央値3.74%をやや上回ります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.01%
ROA7.60%
DOE3.90%
自己資本比率72.44%
EPS / BPS351 / 3340
収益性スコア1.43
還元スコア1.02
割安スコア1.71

ROEは11.01%(業種中央値10.08%)、ROAは7.60%(業種中央値5.08%)といずれも業種中央値を上回ります。営業利益率は12.02%で、業種中央値7.08%を大きく上回る水準です。自己資本比率は72.44%と高く、フリーキャッシュフローは278億円のプラスです。配当性向は37.09%に抑えられており、利益に対する配当負担は軽い部類です。

4. 割安度

PERは19.89倍、PBRは2.09倍で、いずれも業種中央値(PER12.37倍、PBR1.15倍)を上回ります。現在の利回り1.89%は5年平均2.76%を下回り、直近1年平均1.95%ともほぼ並びます。過去5年の利回りレンジ1.52%〜4.26%の中では、下限に近い位置にあります。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価6861円(利回り1.89%)
5年平均利回りに戻る株価4710円(利回り2.76%)
5年最高利回り時の株価3052円(利回り4.26%)
5年最低利回り時の株価8553円(利回り1.52%)

いまの株価は4710円(5年平均利回り水準)と8553円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約31.3%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 5年最低利回り水準 8,553 5年平均利回り水準 4,710 5年最高利回り水準 3,052 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 6,861

配当利回りの水準に対応する株価を線で示したグラフです。現在の株価6861円は、5年平均利回り水準に相当する4710円を上回る位置にあります。このグラフは過去の利回り水準から機械的に算出したもので、売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 58.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは58.2点で、割安度区分は「中立」です。判定根拠は割安感の乏しさと自社平均比で低い利回りで、加点要素としてROE10%以上の高収益・10年連続増配・DOE2%以上かつ業種平均以上が挙げられています。収益性スコア1.429、還元スコア1.021、割安スコア1.714で、自社利回り比は0.68です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

きんでんの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.89%で、過去5年平均の2.76%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

14年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また20年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約37%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2006年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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