1928 積水ハウス
割安寄り- 配当利回り
- 4.16%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 4.36%
- 総合スコア
- 64.6pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1928 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.16% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 144.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 64.6 |
| 連続増配 | 14年 |
| 非減配 | 14年 |
| 配当性向 | 40.22% |
| PER / PBR | 9.60 / 1.04 |
| ROE | 11.03% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.36%(業種中央値 3.74%) |
積水ハウスは建設業に属し、時価総額は約2.28兆円です。2026年3月期のROE(自己資本利益率)は11.03%で、建設業の中央値10.08%をわずかに上回りました。EPS(1株利益)は358.07円、BPS(1株純資産)は3,300.57円、自己資本比率は43.71%で、財務は落ち着いた水準にあります。売上高成長率は3.43%、EPS成長率は6.58%と、緩やかな拡大が続いています。分割調整後の1株配当は2026年3月期で144円まで積み上がり、増配は14年連続です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 6.07% | 4.63% | 3.56% |
| 3年 | 5.11% | 4.31% | 3.56% |
| 1年 | 4.67% | 4.30% | 3.84% |
| 現在 | 4.16% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 64.00円 | 36.47% | 175円 |
| 18/03 | 77.00円 | 39.88% | 193円 |
| 19/03 | 79.00円 | 42.35% | 187円 |
| 20/03 | 81.00円 | 39.36% | 206円 |
| 21/03 | 82.00円 | 46.36% | 177円 |
| 22/03 | 90.00円 | 39.58% | 227円 |
| 23/03 | 110.00円 | 39.77% | 277円 |
| 24/03 | 123.00円 | 39.77% | 309円 |
| 25/03 | 135.00円 | 40.18% | 336円 |
| 26/03 | 144.00円 | 40.22% | 358円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.36%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
折れ線がその月の配当利回り、水平線が過去5年の最大・平均・最小の水準です。いまの利回りは4.16%で、5年平均の4.63%を下回っています。折れ線が平均線より下にあるのは、株価が買われて利回りが薄まっているサインです。5年間の最高は6.07%、最低は3.56%でした。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で並べています。5年平均4.63%に対して1年平均は4.30%で、期間が短くなるほど平均利回りが下がっています。株価が上がって利回りが縮んできた流れが読み取れます。
棒の高さが各年度の1株配当(分割調整後)です。2017年の64円から2026年の144円まで、棒が途切れずに伸びています。14年連続の増配が、右肩上がりの形にそのまま表れています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは4.16%で、5年平均の4.63%を下回っています。株価が上がった分だけ、利回りは薄まっています。分割調整後の1株配当は2012年の20円から2026年の144円まで伸び、増配は14年連続、非減配も14年連続です。直近で配当を下げたのは2012年でした。DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出しているかを示し、減配のしにくさの目安になります)は4.36%で、建設業の中央値3.74%を上回り、全国的な目安とされる2〜4%も超えています。配当性向は40.22%で、利益の範囲内に収まっています。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 11.03% |
| ROA | 4.64% |
| DOE | 4.36% |
| 自己資本比率 | 43.71% |
| EPS / BPS | 358 / 3301 |
| 収益性スコア | 1.05 |
| 還元スコア | 1.08 |
| 割安スコア | 0.84 |
2026年3月期のROEは11.03%、ROAは4.64%、営業利益率は8.13%です。ROEと営業利益率は建設業の中央値(10.08%、7.08%)を上回り、ROAは中央値5.08%をやや下回りました。EPSは2012年3月期の42.9円から2026年3月期の358.03円まで伸び、フリーキャッシュフローは約1,431億円を確保しています。自己資本比率43.71%と合わせて、増配を続けるための利益とキャッシュの裏付けがあります。配当性向は過去15年おおむね36〜47%の範囲で動き、2026年3月期は40.22%でした。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
4. 割安度
PERは9.6倍で、建設業の中央値12.37倍を下回っています。PBRは1.04倍で、中央値1.15倍より低い水準です。配当利回り4.16%は、5年平均4.63%と5年最低3.56%のあいだにあり、過去5年のレンジの内側に位置します。3年平均は4.31%、1年平均は4.30%で、足元の利回りは自社の過去平均をやや下回ります。割安スコアは0.842、自社の過去利回りとの比は0.9で、株価の上昇に伴って指標面の割安感は5年前より薄れています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 3460円(利回り4.16%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3110円(利回り4.63%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2372円(利回り6.07%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 4045円(利回り3.56%) |
いまの株価は3110円(5年平均利回り水準)と4045円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約10.1%下がる計算です。
折れ線が株価、水平線が過去の利回り水準から逆算した株価です。現在の3,460円は、5年平均利回りに対応する3,110円より上、5年最低利回りに対応する4,045円より下にあります。過去5年の利回りレンジの内側にいる、という位置関係です。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 64.6)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×高利回り連続増配
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは64.6点です。加点は、ROE10%以上の高収益、10年以上の連続増配、利回り4%以上、DOEが業種平均以上の4項目で、注意として記録された項目はありません。収益性スコア1.052、還元スコア1.083に対し、割安スコアは0.842で、株価の上昇により指標面の割安感は後退しています。異常値の検出はありません。配当面では利回り4.16%と14年続く増配、収益面では業種中央値を上回るROE11.03%が、この銘柄を支える数字です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
積水ハウスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.16%で、過去5年平均の4.63%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
14年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また14年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2012年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

