【13年連続増配】ライト工業(1926)配当分析|利回り3.85%・13年連続増配

1926 ライト工業

中立
配当利回り
3.85%
配当性向
50%
DOE
6.84%
総合スコア
75.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1926
業種建設業
配当利回り(株価ベース)3.85%
1株配当(最新期・分割調整済)145.00円
総合判定中立
総合スコア75.2
連続増配13年
非減配19年
配当性向50.26%
PER / PBR13.30 / 1.79
ROE13.91%
DOE(株主資本配当率)6.84%(業種中央値 3.74%)

ライト工業(1926)は建設業の企業です。直近の2026年3月期はEPSが288.5円、EPS成長率34.6%、売上高成長率14.6%と伸び、ROEは13.9%、自己資本比率は72.2%と財務の余裕も保っています。時価総額はおよそ1,649億円で、1株配当は調整後ベースで145円まで増えており、算出上は13年連続増配・19年連続非減配です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年6.39%4.16%3.09%
3年6.39%4.51%3.42%
1年4.75%4.04%3.42%
現在3.85%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0325.00円19.36%129円
18/0335.00円28.13%124円
19/0338.00円30.56%124円
20/0341.00円30.10%136円
21/0350.00円30.02%167円
22/0354.00円31.01%174円
23/0361.00円32.01%191円
24/0370.00円41.63%168円
25/03100.00円46.66%214円
26/03145.00円50.26%288円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは6.84%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 6.39 5年平均 4.16 5年最小 3.09 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.85

配当利回りの月ごとの動きを折れ線で示し、横線が過去5年の最高・平均・最低の水準です。線が上がるほど、株価に対して受け取る配当の割合が厚い状態を表します。ライト工業の現在値は3.85%で、5年平均の4.16%を下回り、最低の3.09%に近い位置です。株価の上昇で利回りが縮んできた流れが読み取れます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 6.39 6.39 5年 平均: 4.16 4.16 5年 最小: 3.09 3.09 5年 3年 最大: 6.39 6.39 3年 平均: 4.51 4.51 3年 最小: 3.42 3.42 3年 1年 最大: 4.75 4.75 1年 平均: 4.04 4.04 1年 最小: 3.42 3.42 1年 現在 3.85 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの期間で、利回りの最大・平均・最小を棒で比べています。期間が短いほど、足元の傾向が強く出ます。直近1年の平均は4.04%で、5年平均4.16%や3年平均4.51%より低く、最近の利回りが過去より薄いとわかります。

0.00 50.00 100.00 150.00 200.00 2017 2017年 25.00円 2018 2018年 35.00円 2019 2019年 38.00円 2020 2020年 41.00円 2021 2021年 50.00円 2022 2022年 54.00円 2023 2023年 61.00円 2024 2024年 70.00円 2025 2025年 100.00円 2026 2026年 145.00円

1株あたりの配当額を年度ごとに棒で並べたグラフで、株式分割の影響をならした調整後の金額です。棒が右へ伸びるほど配当が増えています。ライト工業は2017年の25円から2026年の145円まで一段ずつ積み上がり、13年連続の増配が形で確認できます。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.85%です。過去5年の平均は4.16%、最低は3.09%、最高は6.39%なので、現在値はレンジの下寄りに位置します。株価が上がった分だけ利回りが薄まった状態です。配当そのものは調整後ベースで13年連続の増配で、直近の減配は2007年、そこから19年は減配していません。配当性向は50.3%で、利益の半分を配当に回しています。

DOEは6.84%です。これは株主資本に対してどれだけ配当を出しているかを見る指標で、業種中央値の3.74%も、全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。利益が振れても配当を維持しやすい水準です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE13.91%
ROA9.92%
DOE6.84%
自己資本比率72.17%
EPS / BPS288 / 2141
収益性スコア1.69
還元スコア1.41
割安スコア1.32

収益性はどの指標も業種中央値を上回ります。ROEは13.9%(中央値10.1%)、ROAは9.9%(中央値5.1%)、営業利益率は12.4%(中央値7.1%)です。自己資本比率は72.2%と高く、フリーキャッシュフローは約118億円のプラスを確保しています。EPSは2012年3月期の31.9円から2026年3月期の288.5円まで伸び、途中の2024年3月期に168.2円へ落ち込んだ後、2025年・2026年で持ち直しました。手元資金で配当を賄える体力があり、財務がその増配を支えています。

4. 割安度

株価の評価はやや割高側に寄っています。PERは13.3倍で業種中央値の12.4倍とほぼ同じですが、PBRは1.79倍と中央値1.15倍を上回ります。配当利回り3.85%は自社の5年平均4.16%に対して0.93倍で、過去の自分と比べると利回りは低めです。EPS成長率34.6%という直近の伸びを織り込んだ価格とも読めます。数値の上では、割安感は乏しい位置にあります。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3770円(利回り3.85%)
5年平均利回りに戻る株価3486円(利回り4.16%)
5年最高利回り時の株価2269円(利回り6.39%)
5年最低利回り時の株価4693円(利回り3.09%)

いまの株価は3486円(5年平均利回り水準)と4693円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約7.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 5年最低利回り水準 4,693 5年平均利回り水準 3,486 5年最高利回り水準 2,269 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3,770

株価の折れ線に、過去5年の利回りレンジから逆算した目安ラインを重ねています。上の線ほど利回りが低い(株価が高い)水準、下の線ほど利回りが高い水準を指します。現在の株価3,770円は、5年平均利回りに対応する3,486円と、5年最低利回りに対応する4,693円の間にあります。これは売買を推奨するものではなく、過去の利回り幅を価格に置き換えた参考値です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 75.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは75.2点、判定は「中立」です。収益性(1.69)と株主還元(1.41)が評価を押し上げる一方、割安度(1.32)は伸びず、利回りが自社平均を下回る点が差し引かれています。加点材料はROE10%以上の高収益、10年以上の連続増配、利回り3%以上、DOEが業種平均以上という4点です。配当の実績は調整後で13年連続増配・19年連続非減配と厚く、事業と財務がそれを支えています。判断を分けるのは価格で、収益や還元の強さに対して株価評価に余裕が少ない状態です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

ライト工業の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.85%で、過去5年平均の4.16%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

13年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また19年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約50%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2007年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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