1898 世紀東急工業
中立- 配当利回り
- 4.73%
- 配当性向
- 56%
- DOE
- 5.88%
- 総合スコア
- 60.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
世紀東急工業(1898)は建設業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1898 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.73% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 71.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 60.0 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 0年 |
| 配当性向 | 55.72% |
| PER / PBR | 11.77 / 1.24 |
| ROE | 10.86% |
| DOE(株主資本配当率) | 5.88%(業種中央値 3.74%) |
世紀東急工業は建設業の中型株です。時価総額は約561億円。直近本決算のROEは10.86%で、建設業の中央値10.08%を上回ります。営業利益率は6.74%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は52.31%、フリーキャッシュフローは約97.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2014年3月期の478円から2026年3月期の127円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 12.74% | 5.45% | 4.19% |
| 3年 | 6.99% | 5.47% | 4.20% |
| 1年 | 5.09% | 4.69% | 4.20% |
| 現在 | 4.73% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 17.00円 | 12.21% | 139円 |
| 18/03 | 17.00円 | 17.75% | 96円 |
| 19/03 | 27.00円 | 31.34% | 86円 |
| 20/03 | 47.00円 | 28.94% | 162円 |
| 21/03 | 32.00円 | 33.48% | 96円 |
| 22/03 | 30.00円 | 35.37% | 85円 |
| 23/03 | 30.00円 | 97.62% | 31円 |
| 24/03 | 90.00円 | 119.74% | 75円 |
| 25/03 | 90.00円 | 84.54% | 106円 |
| 26/03 | 71.00円 | 55.72% | 127円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは5.88%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは4.73%で、5年平均の5.45%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は12.74%でした。
直近1年の平均利回り(4.69%)は5年平均(5.45%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2026年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.73%です。5年平均の5.45%/直近1年平均の4.69%と近い水準です。過去5年のレンジは4.19%〜12.74%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2014年3月期15円、2015年3月期15円、2016年3月期17円、2017年3月期17円、2018年3月期17円、2019年3月期27円、2020年3月期47円、2021年3月期32円、2022年3月期30円、2023年3月期30円、2024年3月期90円、2025年3月期90円、2026年3月期71円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2026年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は5.88%です。建設業の中央値3.74%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は55.72%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 10.86% |
| ROA | 5.52% |
| DOE | 5.88% |
| 自己資本比率 | 52.31% |
| EPS / BPS | 127 / 1207 |
| 収益性スコア | 1.04 |
| 還元スコア | 1.23 |
| 割安スコア | 1.02 |
売上高成長率は-4.13%、EPS成長率は19.70%です。EPSは2014年3月期478円、2015年3月期108円、2016年3月期141円、2017年3月期139円、2018年3月期96円、2019年3月期86円、2020年3月期162円、2021年3月期96円、2022年3月期85円、2023年3月期31円、2024年3月期75円、2025年3月期106円、2026年3月期127円と推移しました。ROEは10.86%で、建設業の中央値10.08%を上回ります。ROAは5.52%で、建設業の中央値5.08%を上回ります。営業利益率は6.74%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は52.31%、フリーキャッシュフローは約97.1億円のプラスです。
4. 割安度
PERは11.77倍、PBRは1.24倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.87倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.02です(収益性スコア1.04・還元スコア1.23との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1502円(利回り4.73%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1303円(利回り5.45%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 557円(利回り12.74%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1694円(利回り4.19%) |
いまの株価は1303円(5年平均利回り水準)と1694円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約13.3%下がる計算です。
株価は1303円(5年平均利回り水準)と1694円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 60.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配
総合スコアは60.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は0年、非減配は0年です。2026年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
世紀東急工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.73%で、過去5年平均の5.45%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約56%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2026年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

