1871 ピーエス・コンストラクション
- 配当利回り
- 5.05%
- 配当性向
- 60%
- DOE
- 8.68%
- 総合スコア
- 69.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1871 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.05% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 120.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 69.3 |
| 連続増配 | 13年 |
| 非減配 | 15年 |
| 配当性向 | 60.20% |
| PER / PBR | 13.50 / 1.92 |
| ROE | 15.12% |
| DOE(株主資本配当率) | 8.68%(業種中央値 3.74%) |
ピーエス・コンストラクション(1871)は建設業に属し、時価総額はおよそ1,278億円です。2026年3月期のROEは15.12%、営業利益率は8.66%、自己資本比率は45.97%で、収益性と財務のバランスが取れています。売上高は前期比10.13%増、EPSは前期比13.31%増と伸び、1株当たり利益は199.33円まで拡大しました。配当は13年連続で増配しており、直近で減配したのは2011年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 9.97% | 6.40% | 3.49% |
| 3年 | 9.97% | 6.31% | 3.49% |
| 1年 | 7.16% | 5.19% | 3.49% |
| 現在 | 5.05% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 12.00円 | 21.27% | 56円 |
| 18/03 | 18.00円 | 21.91% | 82円 |
| 19/03 | 19.00円 | 18.92% | 100円 |
| 20/03 | 20.00円 | 28.99% | 69円 |
| 21/03 | 26.00円 | 21.63% | 120円 |
| 22/03 | 30.00円 | 30.85% | 97円 |
| 23/03 | 33.00円 | 40.54% | 81円 |
| 24/03 | 44.00円 | 40.53% | 109円 |
| 25/03 | 72.00円 | 40.93% | 176円 |
| 26/03 | 120.00円 | 60.20% | 199円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは8.68%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは5.05%で、5年平均の6.40%を下回っています。折れ線が平均線より下にあるほど、株価が買われて利回りが薄まった状態です。過去5年の最高は9.97%でした。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べています。直近1年の平均は5.19%で、5年平均6.40%より低く、最近は株高で利回りが縮んだと読めます。
年度ごとの配当金額を分割調整後の値で並べています。2017年の12円から2026年の120円まで、13年連続で増配し、棒が右肩上がりに伸びています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは5.05%で、5年平均の6.40%を下回ります。過去5年は最大9.97%、最小3.49%の幅で動いてきました。配当は13年連続の増配、15年の非減配で、前回の減配は2011年までさかのぼります。DOE(純資産配当率、減配しにくさの目安)は8.68%で、建設業の中央値3.74%や全国目安の2〜4%を大きく上回り、還元姿勢がはっきり出ています。配当性向は60.20%で、利益の6割を配当に回しています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 15.12% |
| ROA | 6.55% |
| DOE | 8.68% |
| 自己資本比率 | 45.97% |
| EPS / BPS | 199 / 1399 |
| 収益性スコア | 1.34 |
| 還元スコア | 1.56 |
| 割安スコア | 1.39 |
ROEは15.12%で建設業の中央値10.08%を上回り、ROAも6.55%と中央値5.08%より高い水準です。営業利益率は8.66%、自己資本比率は45.97%で、財務は安定しています。EPSは2025年3月期の175.91円から2026年3月期は199.34円へ伸び、売上高も前期比10.13%増えました。ただしフリーキャッシュフローはマイナス179.79億円で、投資が先行して資金の流出が続いている点は確認しておきたいところです。
4. 割安度
PERは13.5倍で建設業の中央値12.37倍とほぼ並び、PBRは1.92倍で中央値1.15倍より高めです。配当利回りは5.05%で、自社の5年平均6.40%に対して0.79倍にとどまります。過去5年の利回りレンジ3.49〜9.97%の下寄りに位置し、利回りの面では株価が買われた状態です。ROE15.12%の高さを踏まえると、PBRの高さは収益力を映したものと読めます。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2378円(利回り5.05%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1875円(利回り6.40%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1204円(利回り9.97%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3438円(利回り3.49%) |
いまの株価は1875円(5年平均利回り水準)と3438円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約21.2%下がる計算です。
株価と、過去の利回り水準から逆算した目安ラインを重ねた図です。現在値2,378円は、5年平均利回りに対応する1,875円より上、5年最低利回りに対応する3,438円より下にあります。売買を推奨するものではなく、過去の利回りレンジのどこにいるかを示す図です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 69.3)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは69.3点です。ROE10%以上の高収益、10年を超える連続増配、利回り4%以上、DOEが業種平均を上回る還元姿勢と、加点材料は多くそろっています。一方でフリーキャッシュフローがマイナスのため、自動判定では対象外に区分されました。増配の実績と手元資金の流出という相反する材料をどう見るかが、判断の分かれ目です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
ピーエス・コンストラクションの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.05%で、過去5年平均の6.40%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
13年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また15年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約60%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2011年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

