1848 富士ピー・エス
- 配当利回り
- 3.05%
- 配当性向
- 39%
- DOE
- 3.01%
- 総合スコア
- 49.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
富士ピー・エス(1848)は建設業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1848 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.05% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 22.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 49.8 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 6年 |
| 配当性向 | 39.13% |
| PER / PBR | 10.12 / 0.76 |
| ROE | 7.80% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.01%(業種中央値 3.74%) |
富士ピー・エスは建設業に属する小型株で、時価総額は約106億円です。直近本決算のROEは7.80%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。営業利益率は4.93%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は36.91%、フリーキャッシュフローは約-6.7億円のマイナスです。EPSは2012年3月期の3円から2026年3月期の56円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.78% | 3.02% | 1.66% |
| 3年 | 5.78% | 3.54% | 2.50% |
| 1年 | 4.58% | 3.83% | 2.78% |
| 現在 | 3.05% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 8.00円 | 26.52% | 30円 |
| 18/03 | 9.00円 | 20.89% | 43円 |
| 19/03 | 10.00円 | 29.83% | 34円 |
| 20/03 | 9.00円 | 24.64% | 37円 |
| 21/03 | 9.00円 | 16.02% | 56円 |
| 22/03 | 9.00円 | 20.59% | 44円 |
| 23/03 | 9.00円 | 129.31% | 7円 |
| 24/03 | 11.00円 | 47.05% | 23円 |
| 25/03 | 13.00円 | 10.55% | 123円 |
| 26/03 | 22.00円 | 39.13% | 56円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.01%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.05%。5年平均の3.02%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は5.78%でした。
直近1年の平均利回り(3.83%)が5年平均(3.02%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.05%です。5年平均の3.02%/直近1年平均の3.83%と近い水準です。過去5年のレンジは1.66%〜5.78%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期12円、2002年3月期8円、2003年3月期8円、2004年3月期10円、2012年3月期2円、2013年3月期2円、2014年3月期5円、2015年3月期5円、2016年3月期5円、2017年3月期8円、2018年3月期9円、2019年3月期10円、2020年3月期9円、2021年3月期9円、2022年3月期9円、2023年3月期9円、2024年3月期11円、2025年3月期13円、2026年3月期22円と推移しました。連続増配は3年、非減配は6年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.01%です。建設業の中央値3.74%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は39.13%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.80% |
| ROA | 2.79% |
| DOE | 3.01% |
| 自己資本比率 | 36.91% |
| EPS / BPS | 56 / 744 |
| 収益性スコア | 0.67 |
| 還元スコア | 0.90 |
| 割安スコア | 0.72 |
売上高成長率は-4.56%、EPS成長率は-54.38%です。EPSは2012年3月期3円、2013年3月期5円、2014年3月期47円、2015年3月期36円、2016年3月期28円、2017年3月期30円、2018年3月期43円、2019年3月期34円、2020年3月期37円、2021年3月期56円、2022年3月期44円、2023年3月期7円、2024年3月期23円、2025年3月期123円、2026年3月期56円と推移しました。ROEは7.80%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。ROAは2.79%で、建設業の中央値5.08%を下回ります。営業利益率は4.93%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は36.91%、フリーキャッシュフローは約-6.7億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは10.12倍、PBRは0.76倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.01倍です。過去の自分とほぼ同じ利回り水準です。割安スコアは0.72です(収益性スコア0.67・還元スコア0.90との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 721円(利回り3.05%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 728円(利回り3.02%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 381円(利回り5.78%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1325円(利回り1.66%) |
いまの株価は728円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は728円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 49.8)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
総合スコアは49.8点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上。
連続増配は3年、非減配は6年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
富士ピー・エスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.05%で、過去5年平均の3.02%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約39%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

