【高配当】髙松コンストラクショングループ(1762)配当分析|利回り3.25%・1年連続増配

1762 髙松コンストラクショングループ

対象外
配当利回り
3.25%
配当性向
40%
DOE
3.08%
総合スコア
50.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1762
業種建設業
配当利回り(株価ベース)3.25%
1株配当(最新期・分割調整済)130.00円
総合判定対象外
総合スコア50.2
連続増配1年
非減配17年
配当性向39.61%
PER / PBR10.91 / 0.85
ROE8.03%
DOE(株主資本配当率)3.08%(業種中央値 3.74%)

企業概要

髙松コンストラクショングループは建設業を営む企業です。時価総額はおよそ1247億円。決して小型株ではありません。

自己資本比率は46.68%です。私はこの数字を見て、財務の土台は崩れていないと感じました。ROE(自己資本利益率)は8.03%、ROA(総資産利益率)は3.63%。稼ぐ力を測る指標としては、どちらも派手さはありません。営業利益率も5.00%にとどまります。

一方でEPS(1株当たり利益)は328.18円まで伸びました。前期比の伸び率は77.09%。急拡大です。ただしこれは前期の水準が低かった反動でもあり、数字だけを鵜呑みにせず、決算資料で中身を確かめる価値があります。BPS(1株当たり純資産)は4218.07円でした。

株価に対する評価はPER10.91倍、PBR0.85倍。1株利益・1株純資産に対して、株価は控えめな水準に置かれています。配当性向は39.61%。利益の4割弱を配当に回す姿勢が、ここから見えてきます。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年5.39%3.63%2.78%
3年5.39%3.50%2.78%
1年4.12%3.60%3.07%
現在3.25%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0343.00円23.48%183円
18/0356.00円25.07%223円
19/0360.00円29.75%202円
20/0363.00円25.22%250円
21/0363.00円29.37%214円
22/0363.00円32.61%193円
23/0370.00円32.35%216円
24/0382.00円31.15%263円
25/0382.00円44.25%185円
26/03130.00円39.61%328円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.08%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.39 5年平均 3.63 5年最小 2.78 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.25

この折れ線は、月ごとの配当利回りの動きを示しています。線が上にあるほど、株価に対して配当が高く出ている状態です。直近の利回りは3.25%で、5年平均の3.63%より下にいます。5年間の最高は5.39%でした。過去のレンジと比べると、いまは平均よりやや低い位置にいることが読み取れます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 5.39 5.39 5年 平均: 3.63 3.63 5年 最小: 2.78 2.78 5年 3年 最大: 5.39 5.39 3年 平均: 3.50 3.50 3年 最小: 2.78 2.78 3年 1年 最大: 4.12 4.12 1年 平均: 3.60 3.60 1年 最小: 3.07 3.07 1年 現在 3.25 最大 平均 最小

棒グラフは、5年・3年・1年それぞれの期間で、利回りの最大・平均・最小を比べたものです。1年平均は3.60%で、5年平均3.63%とほぼ同じ水準。直近1年の最低は3.07%、最高は4.12%でした。期間を短くしても大きな水準の違いは出ていません。

0.00 50.00 100.00 150.00 2017 2017年 43.00円 2018 2018年 56.00円 2019 2019年 60.00円 2020 2020年 63.00円 2021 2021年 63.00円 2022 2022年 63.00円 2023 2023年 70.00円 2024 2024年 82.00円 2025 2025年 82.00円 2026 2026年 130.00円

こちらは年度別の配当金額を、株式分割調整後の値で並べたグラフです。2017年の43円から2026年の130円まで、階段状に増えてきました。過去26年で非減配を続けた年数は17年。派手な急増ではなく、少しずつ積み上げてきたタイプの配当だと分かります。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当の魅力(利回り推移・連続増配/非減配)

配当利回りはいま3.25%です。5年平均は3.63%、5年間の最高は5.39%、最低は2.78%でした。今の利回りは平均より低め。株価が上がった分、利回りが薄まっている状態です。

直近1年で見ると、平均3.60%、最高4.12%、最低3.07%というレンジで動いてきました。3年平均は3.50%。短期・長期のどちらで見ても、いまの水準は真ん中からやや下というのが実情です。

配当の継続性はどうでしょうか。過去26年間のデータで、非減配を続けている年数は17年。直近で減配があったのは2009年でした。連続して増配した年数は1年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当性向は39.61%。利益に対して無理のない範囲に収まっています。DOE(株主資本配当率)は3.08%。業種中央値の3.74%をやや下回りますが、全国的な目安とされる2〜4%のレンジには収まっており、極端に低い水準ではありません。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE8.03%
ROA3.63%
DOE3.08%
自己資本比率46.68%
EPS / BPS328 / 4218
収益性スコア0.74
還元スコア0.91
割安スコア0.79

業績と財務の安定性

収益性の指標から見ていきます。ROEは8.03%、業種中央値の10.08%には届きません。ROAも3.63%で、中央値5.08%を下回ります。営業利益率は5.00%。こちらも中央値7.08%との差が目立ちます。稼ぐ力という点では、業種内で優位な位置にはいません。

ただし財務の安定度は別の話です。自己資本比率は46.68%。半分近くを自己資本でまかなっており、借入への依存は抑えられています。

気になるのはフリーキャッシュフローです。直近でマイナス204.77億円という数字が出ています。投資が先行している段階なのか、それとも別の要因なのか、キャッシュの出入りは今後も追う必要があります。

売上高の伸びは3.17%とゆるやかです。一方でEPSは77.09%伸びました。伸び率の差が大きいので、利益率の改善か一時的な要因かを、決算の中身で確認したいところです。

4. 割安度

割安度

PERは10.91倍です。業種中央値の13.15倍と比べると、株価は利益に対して低めに評価されています。PBRは0.85倍。1倍を下回っており、純資産に対しても低い水準です。業種中央値の1.15倍とは差があります。

配当利回りは3.25%。5年平均の3.63%を下回る水準にいます。過去5年のレンジで言えば、最高5.39%、最低2.78%の間のやや下寄り。今の株価は、利回りだけで見ると過去の平均より高く買われている計算になります。

PERとPBRが業種平均より低く、利回りは自社の過去平均より低い。この2つは逆方向の材料です。株価に対する市場の評価と、配当という切り口での評価が、必ずしも一致していません。数字を一つだけ見て判断せず、両方を並べて確認したいところです。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3995円(利回り3.25%)
5年平均利回りに戻る株価3581円(利回り3.63%)
5年最高利回り時の株価2412円(利回り5.39%)
5年最低利回り時の株価4676円(利回り2.78%)

いまの株価は3581円(5年平均利回り水準)と4676円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約10.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,676 5年平均利回り水準 3,581 5年最高利回り水準 2,412 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3,995

この折れ線は株価の推移に、いくつかの目安となる価格水準を重ねたものです。直近の株価は3995円。年間配当130円をもとに算出した水準では、3581円と4676円の間に位置しています。現在の株価は、この目安レンジの上寄りにあることが分かります。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 50.2)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ 10年以上非減配
+ 利回り3%以上

総合判断

スクリーニングの総合スコアは50.2点、判定は対象外という結果でした。判定の根拠として記録されているのは「FCFマイナス」。これが最大の減点要因です。

内訳を見ると、収益性スコアは0.739、還元スコアは0.912、割安スコアは0.785。還元面の評価は比較的高く、収益性と割安度がそれをやや押し下げる形です。自社の過去利回りとの比較スコアは0.9、基礎スコアは0.934でした。

加点要素としては「10年以上非減配」「利回り3%以上」の2つが記録されています。実際、非減配を続けている年数は17年、直近の減配は2009年です。連続増配の年数は1年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

注意フラグは特に立っていません。異常値の検知もありませんでした。総合スコアが対象外になった主因はフリーキャッシュフローのマイナスで、還元姿勢や配当の継続性そのものが否定されたわけではない、という点は押さえておきたいところです。

6. よくある質問

髙松コンストラクショングループの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.25%で、過去5年平均の3.63%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また17年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2009年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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