1429 日本アクア
中立- 配当利回り
- 4.42%
- 配当性向
- 59%
- DOE
- 9.69%
- 総合スコア
- 63.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1429 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.42% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 34.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 63.1 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 11年 |
| 配当性向 | 58.90% |
| PER / PBR | 14.50 / 2.39 |
| ROE | 17.10% |
| DOE(株主資本配当率) | 9.69%(業種中央値 3.74%) |
日本アクア(1429)は建設業に分類される企業です。時価総額は約299億円、直近本決算(2025年3月期)のROEは17.1%と業種中央値の10.08%を上回り、売上高は前期比11.3%伸びました。営業利益率は8.24%、自己資本比率は45.07%で、財務は過度な負債に頼らない構成になっています。配当は2019年3月期以降の増配基調が続き、直近で4年連続増配です(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。)。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.48% | 4.10% | 2.74% |
| 3年 | 5.48% | 4.23% | 3.21% |
| 1年 | 4.96% | 4.28% | 3.68% |
| 現在 | 4.42% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/03 | 3.00円 | 10.87% | 28円 |
| 17/03 | 3.00円 | 14.37% | 21円 |
| 18/03 | 4.00円 | 65.83% | 6円 |
| 19/03 | 10.00円 | 43.04% | 23円 |
| 20/03 | 17.00円 | 48.11% | 35円 |
| 21/03 | 17.00円 | 67.75% | 25円 |
| 22/03 | 20.00円 | 50.01% | 40円 |
| 23/03 | 24.00円 | 50.13% | 48円 |
| 24/03 | 32.00円 | 58.07% | 55円 |
| 25/03 | 34.00円 | 58.90% | 58円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは9.69%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは4.42%で、5年平均の4.10%より上にあります。線が上側にあるときは、過去の利回り水準と比べて株価が安い局面を示します。5年間の最高は5.48%、最低は2.74%でした。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べたグラフです。直近1年の平均は4.28%で、5年平均の4.10%より高く、ここ1年は利回りがやや高めで推移してきたことが読み取れます。
年度ごとの1株配当を分割調整後の値で並べた棒グラフです。2019年3月期の10円から2025年3月期の34円まで棒が伸び続けており、4年連続増配の流れが目で追えます(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です)。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.42%で、過去5年の平均4.10%を上回っています。5年間の利回りレンジは2.74%から5.48%、増配は4年連続、減配せずに配当を保った期間は11年です(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。)。DOE(純資産配当率。株主資本に対する配当の比率で、利益のブレに左右されにくい還元指標です)は9.69%と、建設業の中央値3.74%や全国的な目安の2〜4%を大きく超えます。配当性向は58.9%で、稼いだ利益の6割弱を配当に回しています。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 17.10% |
| ROA | 7.35% |
| DOE | 9.69% |
| 自己資本比率 | 45.07% |
| EPS / BPS | 59 / 361 |
| 収益性スコア | 1.44 |
| 還元スコア | 1.71 |
| 割安スコア | 2.08 |
収益性は業種平均より上にあります。ROEは17.1%(建設業中央値10.08%)、ROAは7.35%(同5.08%)、営業利益率は8.24%(同7.08%)と、3つの指標がそろって中央値を超えました。売上高は前期比11.3%増と伸びた一方、EPSの伸びは1.5%にとどまり、利益の増加ペースは売上ほど速くありません。自己資本比率は45.07%、フリーキャッシュフローは約9.1億円のプラスで、配当の元手となる現金は確保できています。
4. 割安度
PERは14.5倍、PBRは2.39倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍の約2倍で、純資産に対する株価の評価は高めに置かれています。配当利回りで見ると、現在の4.42%は自社の5年平均4.10%を1.08倍上回り、過去の自分と比べればやや高い位置にいます。指標ごとに方向が分かれており、スコアリング上は「割安感が乏しい」という評価です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 792円(利回り4.42%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 854円(利回り4.10%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 639円(利回り5.48%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1277円(利回り2.74%) |
いまの株価は854円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の折れ線に、配当利回りが過去の平均水準に戻ると仮定した場合の株価ラインを重ねたグラフです。現在の株価792円は、利回りが5年平均に戻る水準(853.7円)の下にあり、過去5年の利回りと比べると株価は低めの位置にあります。このラインは売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 63.1)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは63.1点、判定は「中立」です。加点材料は、ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り4%以上、DOEが業種平均以上という4点で、還元姿勢と稼ぐ力はいずれも数字に表れています(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。)。一方でPBRの高さから割安感は乏しく、株価評価の面では上値の重さが意識されます。異常値の検出はなく、極端な会計上のブレは見当たりません。
6. よくある質問
日本アクアの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.42%で、過去5年平均の4.10%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また11年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約59%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

