【連続増配】トライアルホールディングス(141A)配当分析|利回り0.43%・1年連続増配

141A トライアルホールディングス

対象外
配当利回り
0.43%
配当性向
17%
DOE
1.55%
総合スコア
36.1pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード141A
業種小売業
配当利回り(株価ベース)0.43%
1株配当(最新期・分割調整済)16.00円
総合判定対象外
総合スコア36.1
連続増配1年
非減配1年
配当性向16.63%
PER / PBR24.01 / 2.24
ROE9.51%
DOE(株主資本配当率)1.55%(業種中央値 2.34%)

株式会社トライアルホールディングスは小売業に属し、2025年6月期の売上高は前期比11.96%増と伸びました。一方でEPS(1株利益)は109.81円から96.21円へ12.33%減り、増収と減益が同時に起きています。ROE(自己資本利益率)は9.51%で小売業の中央値7.46%を上回り、自己資本比率は42.97%と財務の土台は保たれています。フリーキャッシュフローは403億円のマイナスで、店舗網やシステムへの投資が稼いだ現金を上回る状態が続いている点は、配当の原資を考えるうえで見ておきたいところです。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年0.90%0.59%0.34%
3年0.90%0.59%0.34%
1年0.80%0.54%0.34%
現在0.43%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
24/0615.00円13.66%110円
25/0616.00円16.63%96円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.55%と控えめです(業種中央値は2.34%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 5年最大 0.90 5年平均 0.59 5年最小 0.34 24/03 24/09 25/03 25/08 26/02 26/08 0.41

配当利回りの推移を月ごとの折れ線で示し、5年間の最大・平均・最小の水準を横線で重ねています。線が上の水準線に近いほど利回りが高く、株価は安めという読み方になります。トライアルの直近は0.43%で、5年平均0.59%の下、5年最小0.34%の少し上に位置しています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 5年 最大: 0.90 0.90 5年 平均: 0.59 0.59 5年 最小: 0.34 0.34 5年 3年 最大: 0.90 0.90 3年 平均: 0.59 0.59 3年 最小: 0.34 0.34 3年 1年 最大: 0.80 0.80 1年 平均: 0.54 0.54 1年 最小: 0.34 0.34 1年 現在 0.43 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの期間で、利回りの最大・平均・最小を棒で並べています。期間ごとの棒の高さを比べると、利回りが縮んでいるのか広がっているのかが見えます。直近1年の平均は0.54%で5年平均0.59%より低く、株高で利回りが薄まった動きが読み取れます。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2024 2024年 15.00円 2025 2025年 16.00円

年度ごとの1株あたり配当(株式分割を調整済み)を棒で並べています。棒が右へ伸びていれば増配、へこめば減配のサインです。2024年の15円から2025年は16円へ増え、データのある2年は増配が続いています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.43%です。過去5年の平均0.59%を下回り、5年間で最も高かった0.90%からは距離があります。株価が買われて利回りが薄まっている状態です。増配は直近で1年連続、非減配も1年で、配当データがそろうのは2年分にとどまります(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。)。DOE(株主資本配当率、減配のしにくさをはかる指標)は1.55%で、小売業の中央値2.34%や全国の目安2〜4%(中央値3%前後)を下回ります。配当性向は16.63%と低く、利益に対する配当の負担は軽い一方、株主資本に対する還元の水準はまだ厚くありません。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE9.51%
ROA3.91%
DOE1.55%
自己資本比率42.97%
EPS / BPS96 / 1031
収益性スコア1.05
還元スコア0.61
割安スコア1.60

収益性は業種平均をやや上回ります。ROEは9.51%(小売業中央値7.46%)、ROAは3.91%(同3.39%)で、資本を使った稼ぎの効率は水準以上です。ただし営業利益率は2.63%と中央値3.69%より低く、薄利多売の色が濃く出ています。2025年6月期は売上が11.96%伸びた一方でEPSは12.33%減り、コストや投資の負担が利益を押し下げました。自己資本比率は42.97%と安定圏ですが、フリーキャッシュフローが403億円のマイナスである点は、成長投資の回収が今後の焦点になります。

4. 割安度

PBRは2.24倍で、小売業の中央値1.40倍を上回ります。PERは24.01倍で、利益が減っている局面にあることを踏まえると、株価に対する期待が先行しています。配当利回りで見ると、いまの0.43%は自社の5年平均0.59%の0.73倍にとどまり、過去のレンジのなかでは低い側にあります。数値の上では、市場は成長の続きを織り込んで買っている状態です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3935円(利回り0.43%)
5年平均利回りに戻る株価2881円(利回り0.59%)
5年最高利回り時の株価1889円(利回り0.90%)
5年最低利回り時の株価5000円(利回り0.34%)

いまの株価は2881円(5年平均利回り水準)と5000円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約26.8%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 5年最低利回り水準 5,000 5年平均利回り水準 2,881 5年最高利回り水準 1,889 24/03 24/09 25/03 25/08 26/02 26/08 3,935

株価の折れ線に、過去の利回りレンジから逆算した目安ラインを重ねています。株価が下の線に近いほど利回りは高く、上の線に近いほど利回りは低いという位置関係です。現在の株価3,935円は、5年平均利回りに対応する2,881円より上にあり、過去の利回りレンジのなかでは株価が高めの側にあります。なお、この線は売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 36.1)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス

スクリーニングの総合スコアは36.1点で、判定は「除外」です。主な理由はフリーキャッシュフローがマイナスであること。稼いだ現金を上回る投資が続くうちは、配当の増額余地を数字で確認しづらくなります。配当の実績も増配1年・非減配1年と短く、判断材料がまだ積み上がっていません(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。)。異常値は検出されていないため、投資フェーズにある小売企業として、利回りより成長の進み方を見る銘柄です。

6. よくある質問

トライアルホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.43%で、過去5年平均の0.59%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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