1384 ホクリヨウ
割安寄り- 配当利回り
- 5.92%
- 配当性向
- 28%
- DOE
- 6.27%
- 総合スコア
- 100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ホクリヨウ(1384)は食料品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1384 |
| 業種 | 食料品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.92% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 130.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 100.0 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 7年 |
| 配当性向 | 28.47% |
| PER / PBR | 6.13 / 1.35 |
| ROE | 24.39% |
| DOE(株主資本配当率) | 6.27%(業種中央値 2.35%) |
ホクリヨウは食料品の小型株です。時価総額は約237億円。直近本決算のROEは24.39%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。営業利益率は1.17%で、食料品の中央値3.89%を下回ります。自己資本比率は74.86%、フリーキャッシュフローは約40.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2015年8月期の100円から2026年8月期の457円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 7.87% | 4.16% | 1.58% |
| 3年 | 7.87% | 5.08% | 2.17% |
| 1年 | 6.64% | 5.19% | 3.37% |
| 現在 | 5.92% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/08 | 15.00円 | 8.93% | 168円 |
| 18/08 | 15.00円 | 19.63% | 76円 |
| 19/08 | 10.00円 | 99.50% | 10円 |
| 20/08 | 10.00円 | 37.92% | 26円 |
| 21/08 | 10.00円 | 63.69% | 16円 |
| 22/08 | 15.00円 | —% | —円 |
| 23/08 | 20.00円 | 22.69% | 88円 |
| 24/08 | 40.00円 | 20.43% | 196円 |
| 25/08 | 70.00円 | 27.14% | 258円 |
| 26/08 | 130.00円 | 28.47% | 457円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは6.27%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.35%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは5.92%。5年平均の4.16%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は7.87%でした。
直近1年の平均利回り(5.19%)が5年平均(4.16%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
5年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは5.92%です。5年平均の4.16%/直近1年平均の5.19%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.58%〜7.87%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2015年8月期12円、2016年8月期14円、2017年8月期15円、2018年8月期15円、2019年8月期10円、2020年8月期10円、2021年8月期10円、2022年8月期15円、2023年8月期20円、2024年8月期40円、2025年8月期70円、2026年8月期130円と推移しました。連続増配は5年、非減配は7年です。直近の減配は2019年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は6.27%です。食料品の中央値2.35%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は28.47%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 24.39% |
| ROA | 16.50% |
| DOE | 6.27% |
| 自己資本比率 | 74.86% |
| EPS / BPS | 457 / 2071 |
| 収益性スコア | 2.75 |
| 還元スコア | 1.81 |
| 割安スコア | 0.77 |
売上高成長率は19.13%、EPS成長率は77.04%です。直近の業績は伸びています。EPSは2015年8月期100円、2016年8月期128円、2017年8月期168円、2018年8月期76円、2019年8月期10円、2020年8月期26円、2021年8月期16円、2023年8月期88円、2024年8月期196円、2025年8月期258円、2026年8月期457円と推移しました。ROEは24.39%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。ROAは16.50%で、食料品の中央値3.86%を上回ります。営業利益率は1.17%で、食料品の中央値3.89%を下回ります。自己資本比率は74.86%、フリーキャッシュフローは約40.2億円のプラスです。
4. 割安度
PERは6.13倍、PBRは1.35倍です。PBRは食料品の中央値1.13倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.42倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.77です(収益性スコア2.75・還元スコア1.81との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2195円(利回り5.92%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3125円(利回り4.16%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1652円(利回り7.87%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 8228円(利回り1.58%) |
いまの株価は3125円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は3125円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 100.0)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは100.0点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、5年連続増配、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は5年、非減配は7年です。2019年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ホクリヨウの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.92%で、過去5年平均の4.16%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また7年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約28%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2019年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

