5911 横河ブリッジホールディングス
中立- 配当利回り
- 4.32%
- 配当性向
- 55%
- DOE
- 3.56%
- 総合スコア
- 66.7pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5911 |
| 業種 | 金属製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.32% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 120.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 66.7 |
| 連続増配 | 9年 |
| 非減配 | 19年 |
| 配当性向 | 54.96% |
| PER / PBR | 13.60 / 0.87 |
| ROE | 6.50% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.56%(業種中央値 1.78%) |
横河ブリッジホールディングスは金属製品セクターに属し、決算期は3月です。時価総額は約1,282億円で、PBRは0.87倍、PERは13.6倍。配当は2026年度に1株120円まで伸び、2001年度の4.5円から26年分の記録が残っています。ここ数年の増配ペースが、この銘柄を配当目線で見る最大の理由です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.61% | 4.55% | 3.58% |
| 3年 | 5.61% | 4.40% | 3.58% |
| 1年 | 4.68% | 4.28% | 3.87% |
| 現在 | 4.32% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 16.00円 | 15.54% | 103円 |
| 18/03 | 22.00円 | 9.69% | 227円 |
| 19/03 | 30.00円 | 16.45% | 182円 |
| 20/03 | 37.00円 | 17.00% | 218円 |
| 21/03 | 47.00円 | 19.04% | 247円 |
| 22/03 | 75.00円 | 28.03% | 268円 |
| 23/03 | 85.00円 | 31.09% | 273円 |
| 24/03 | 95.00円 | 32.63% | 291円 |
| 25/03 | 110.00円 | 34.70% | 317円 |
| 26/03 | 120.00円 | 54.96% | 218円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.56%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は1.78%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月次の配当利回りを線で追ったグラフで、水平線が5年の最大・平均・最小です。いまの4.32%は、5年平均4.55%と最小3.58%のあいだにあります。2022年4月の5.34%前後が高値圏で、2024年3月の3.58%が底でした。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを並べた棒グラフです。期間が短いほど幅が狭くなり、1年では3.87%〜4.68%に収まっています。現在値4.32%は1年平均4.28%とほぼ同じ位置です。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べています。2017年度の16円から2026年度の120円まで、2018年度以降は毎年伸びています。9年連続増配の積み上がりが棒の高さに表れています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.32%です。5年平均は4.55%、5年の最高は5.61%、最低は3.58%なので、現在値はレンジの中ほどからやや下に位置します。
増配は9年連続、減配のない期間は19年に及びます。最後の減配は2007年でした。
DOE(株主資本配当率。純資産に対して何%を配当に回しているかの指標)は3.56%で、業種中央値の1.78%を上回り、全国目安の2〜4%の上限近くにあります。配当性向は54.96%で、2025年度の34.7%から上がりました。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.50% |
| ROA | 3.41% |
| DOE | 3.56% |
| 自己資本比率 | 54.24% |
| EPS / BPS | 218 / 3420 |
| 収益性スコア | 1.33 |
| 還元スコア | 1.45 |
| 割安スコア | 1.38 |
ROEは6.50%、ROAは3.41%、営業利益率は9.38%です。業種中央値(ROE 5.35%、ROA 3.45%、営業利益率5.29%)と比べて、ROEと営業利益率が上回り、ROAはほぼ同水準です。自己資本比率は54.24%、フリーキャッシュフローは約209億円あります。
足元で目立つのは減速です。最新期の売上成長率は-9.7%、EPSは218.34円で前期の317.0円から31.1%減りました。EPSが落ちた一方で配当は120円へ増えたため、配当性向が34.7%から54.96%へ上がっています。
4. 割安度
PERは13.6倍で業種中央値の11.0倍より高く、PBRは0.87倍で業種中央値の0.57倍より高い水準です。PBRは1倍を下回っています。
利回りは4.32%で、1年平均の4.28%とほぼ並び、5年平均の4.55%よりは低めです。自社の平均利回りに対する比率は0.95で、この点は割安度スコアを押し下げる材料になっています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2891円(利回り4.32%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2747円(利回り4.55%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2228円(利回り5.61%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3492円(利回り3.58%) |
いまの株価は2747円(5年平均利回り水準)と3492円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約5.0%下がる計算です。
現在株価2,891円を、年間配当125円から逆算した水準線と比べるグラフです。5年平均利回り4.55%に戻る株価は2,747円、5年最低利回り3.58%に対応する株価は3,492円、5年最高利回り5.61%に対応する株価は2,228円。現在株価は、平均利回り水準より約5.0%高い位置にあります。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 66.7)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ 5年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは66.7点、判定は「中立」です。収益性1.326、還元1.453、割安1.375という内訳で、還元面の評価が最も高く出ています。
加点は3つあります。5年連続増配、利回り4%以上、DOEが2%以上かつ業種平均以上です。一方で、自社の5年平均より利回りが低く、割安感は乏しいと判定されました。
私が注目するのは、EPSの減少局面で配当を伸ばしている点です。配当性向は54.96%に上がっており、今後の利益の動きが増配ペースに直結します。異常値の検出はなく、2007年以降は減配がありません。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
横河ブリッジホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.32%で、過去5年平均の4.55%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
9年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また19年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約55%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2007年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

