5542 新報国マテリアル
- 配当利回り
- 2.11%
- 配当性向
- 42%
- DOE
- 2.86%
- 総合スコア
- 63.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
新報国マテリアル(5542)は鉄鋼の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5542 |
| 業種 | 鉄鋼 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.11% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 25.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 63.3 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 3年 |
| 配当性向 | 41.55% |
| PER / PBR | 12.00 / 0.83 |
| ROE | 7.02% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.86%(業種中央値 2.31%) |
新報国マテリアルは鉄鋼の小型株です。時価総額は約50.7億円。直近本決算のROEは7.02%で、鉄鋼の中央値4.80%を上回ります。営業利益率は10.38%で、鉄鋼の中央値4.66%を上回ります。自己資本比率は75.16%、フリーキャッシュフローは約-13.7億円のマイナスです。EPSは2011年12月期の46円から2025年12月期の60円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.56% | 3.55% | 1.84% |
| 3年 | 5.56% | 3.66% | 1.84% |
| 1年 | 3.61% | 3.07% | 1.84% |
| 現在 | 2.11% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 10.00円 | 10.05% | 100円 |
| 17/12 | 10.00円 | 5.47% | 183円 |
| 18/12 | 15.00円 | 18.00% | 83円 |
| 19/12 | 20.00円 | 31.24% | 64円 |
| 20/12 | 15.00円 | 52.35% | 29円 |
| 21/12 | 20.00円 | 41.45% | 48円 |
| 22/12 | 15.00円 | 20.52% | 73円 |
| 23/12 | 20.00円 | 28.26% | 71円 |
| 24/12 | 25.00円 | 58.35% | 43円 |
| 25/12 | 25.00円 | 41.55% | 60円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.86%(業種中央値は2.31%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは2.11%で、5年平均の3.55%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は5.56%でした。
直近1年の平均利回り(3.07%)は5年平均(3.55%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2022年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.11%です。5年平均の3.55%/直近1年平均の3.07%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.84%〜5.56%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2000年12月期3円、2001年12月期2円、2002年12月期2円、2003年12月期2円、2004年12月期2円、2007年12月期3円、2011年12月期2円、2012年12月期2円、2013年12月期2円、2014年12月期2円、2015年12月期5円、2016年12月期10円、2017年12月期10円、2018年12月期15円、2019年12月期20円、2020年12月期15円、2021年12月期20円、2022年12月期15円、2023年12月期20円、2024年12月期25円、2025年12月期25円と推移しました。連続増配は0年、非減配は3年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.86%です。鉄鋼の中央値2.31%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は41.55%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.02% |
| ROA | 5.19% |
| DOE | 2.86% |
| 自己資本比率 | 75.16% |
| EPS / BPS | 60 / 872 |
| 収益性スコア | 1.83 |
| 還元スコア | 1.12 |
| 割安スコア | 1.48 |
売上高成長率は-10.78%、EPS成長率は-29.78%です。EPSは2011年12月期46円、2012年12月期19円、2013年12月期24円、2014年12月期65円、2015年12月期89円、2016年12月期100円、2017年12月期183円、2018年12月期83円、2019年12月期64円、2020年12月期29円、2021年12月期48円、2022年12月期73円、2023年12月期71円、2024年12月期43円、2025年12月期60円と推移しました。ROEは7.02%で、鉄鋼の中央値4.80%を上回ります。ROAは5.19%で、鉄鋼の中央値2.86%を上回ります。営業利益率は10.38%で、鉄鋼の中央値4.66%を上回ります。自己資本比率は75.16%、フリーキャッシュフローは約-13.7億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは12.00倍、PBRは0.83倍です。PBRは鉄鋼の中央値0.56倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.59倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.48です(収益性スコア1.83・還元スコア1.12との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1183円(利回り2.11%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 704円(利回り3.55%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 450円(利回り5.56%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1359円(利回り1.84%) |
いまの株価は704円(5年平均利回り水準)と1359円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約40.5%下がる計算です。
株価は704円(5年平均利回り水準)と1359円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 63.3)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは63.3点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は0年、非減配は3年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
新報国マテリアルの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.11%で、過去5年平均の3.55%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

