【高配当】エリッツ(5533)配当分析|利回り3.47%・1年連続増配

5533 エリッツホールディングス

中立
配当利回り
3.47%
配当性向
34%
DOE
4.45%
総合スコア
76.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

エリッツホールディングス(5533)は不動産業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5533
業種不動産業
配当利回り(株価ベース)3.47%
1株配当(最新期・分割調整済)68.00円
総合判定中立
総合スコア76.5
連続増配1年
非減配1年
配当性向33.65%
PER / PBR9.90 / 1.31
ROE13.91%
DOE(株主資本配当率)4.45%(業種中央値 2.58%)

エリッツホールディングスは不動産業の小型株です。時価総額は約69.5億円。直近本決算のROEは13.91%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。営業利益率は16.00%で、不動産業の中央値10.20%を上回ります。自己資本比率は55.60%、フリーキャッシュフローは約6.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2023年9月期の205円から2025年9月期の202円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.48%3.67%1.82%
3年4.48%3.76%2.71%
1年3.91%3.66%3.18%
現在3.47%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
23/0971.00円34.65%205円
24/0958.00円30.63%189円
25/0968.00円33.65%202円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.45%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.58%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.48 5年平均 3.67 5年最小 1.82 23/06 24/02 24/10 25/06 26/02 26/10 3.47

いまの利回りは3.47%で、5年平均の3.67%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.48%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.48 4.48 5年 平均: 3.67 3.67 5年 最小: 1.82 1.82 5年 3年 最大: 4.48 4.48 3年 平均: 3.76 3.76 3年 最小: 2.71 2.71 3年 1年 最大: 3.91 3.91 1年 平均: 3.66 3.66 1年 最小: 3.18 3.18 1年 現在 3.47 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.66%)は5年平均(3.67%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2023 2023年 71.00円 2024 2024年 58.00円 2025 2025年 68.00円

2024年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.47%です。5年平均の3.67%/直近1年平均の3.66%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.82%〜4.48%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2023年9月期71円、2024年9月期58円、2025年9月期68円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。直近の減配は2024年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.45%です。不動産業の中央値2.58%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は33.65%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE13.91%
ROA7.32%
DOE4.45%
自己資本比率55.60%
EPS / BPS202 / 1528
収益性スコア1.95
還元スコア1.36
割安スコア1.13

売上高成長率は9.43%、EPS成長率は6.71%です。直近の業績は伸びています。EPSは2023年9月期205円、2024年9月期189円、2025年9月期202円と推移しました。ROEは13.91%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。ROAは7.32%で、不動産業の中央値2.77%を上回ります。営業利益率は16.00%で、不動産業の中央値10.20%を上回ります。自己資本比率は55.60%、フリーキャッシュフローは約6.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは9.90倍、PBRは1.31倍です。PBRは不動産業の中央値1.05倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.95倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.13です(収益性スコア1.95・還元スコア1.36との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2020円(利回り3.47%)
5年平均利回りに戻る株価1907円(利回り3.67%)
5年最高利回り時の株価1562円(利回り4.48%)
5年最低利回り時の株価3846円(利回り1.82%)

いまの株価は1907円(5年平均利回り水準)と3846円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約5.6%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 3,846 5年平均利回り水準 1,907 5年最高利回り水準 1,562 23/06 24/02 24/10 25/06 26/02 26/10 2,020

株価は1907円(5年平均利回り水準)と3846円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 76.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは76.5点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は1年、非減配は1年です。2024年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

エリッツホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.47%で、過去5年平均の3.67%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約34%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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