【13年連続増配】MARUWA(5344)配当分析|利回り0.21%・13年連続増配

5344 MARUWA

対象外
配当利回り
0.21%
配当性向
7%
DOE
0.85%
総合スコア
39.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード5344
業種ガラス・土石製品
配当利回り(株価ベース)0.21%
1株配当(最新期・分割調整済)102.00円
総合判定対象外
総合スコア39.4
連続増配13年
非減配16年
配当性向6.93%
PER / PBR35.90 / 4.43
ROE13.20%
DOE(株主資本配当率)0.85%(業種中央値 2.40%)

MARUWA(5344)は、ガラス・土石製品に分類される企業です。時価総額は約6,538億円。決算期は3月で、直近の会計年度は2026年度です。

収益力は同業の中央値を大きく上回ります。ROEは13.2%(業種中央値7.56%)、営業利益率は33.5%(同8.31%)。自己資本比率は90.5%に達し、財務の土台は厚いです。

1株あたりの数字も見ておきましょう。EPS(1株利益)は1,472.03円、BPS(1株純資産)は11,933.87円です。売上高成長率は3.7%、EPS成長率はマイナス5.6%でした。売上は伸びたものの、1株利益は前年度から減っています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年0.65%0.33%0.13%
3年0.47%0.24%0.13%
1年0.28%0.19%0.13%
現在0.21%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0340.00円17.33%231円
18/0344.00円9.81%449円
19/0348.00円8.76%548円
20/0352.00円10.88%478円
21/0356.00円11.38%492円
22/0370.00円6.47%1082円
23/0378.00円6.41%1217円
24/0386.00円6.97%1234円
25/0394.00円6.03%1559円
26/03102.00円6.93%1472円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは0.85%と低めです(業種中央値は2.40%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 5年最大 0.65 5年平均 0.33 5年最小 0.13 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 0.21

折れ線は月ごとの配当利回りで、水準線は5年間の最高・平均・最低です。利回りは株価が上がると下がります。この銘柄は2021年10月の0.56%から下がり、2026年4〜5月には0.14%まで縮み、今は0.21%です。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 5年 最大: 0.65 0.65 5年 平均: 0.33 0.33 5年 最小: 0.13 0.13 5年 3年 最大: 0.47 0.47 3年 平均: 0.24 0.24 3年 最小: 0.13 0.13 3年 1年 最大: 0.28 0.28 1年 平均: 0.19 0.19 1年 最小: 0.13 0.13 1年 現在 0.21 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最高・平均・最低を並べた棒グラフです。期間が短いほど幅が狭くなります。平均は5年で0.33%、3年で0.24%、1年で0.19%と段階的に下がっており、利回りの低下が続いてきたことが分かります。

0.00 50.00 100.00 150.00 2017 2017年 40.00円 2018 2018年 44.00円 2019 2019年 48.00円 2020 2020年 52.00円 2021 2021年 56.00円 2022 2022年 70.00円 2023 2023年 78.00円 2024 2024年 86.00円 2025 2025年 94.00円 2026 2026年 102.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。右へ向かって棒が高くなるほど増配が続いています。2017年度の40円から2026年度の102円まで、毎年伸びています。13年連続増配、最後の減配は2010年です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.21%です。5年平均は0.33%、5年間の最高は0.65%、最低は0.13%でした。利回りの水準そのものは低く、インカム目的で見ると薄い数字です。

一方、配当金額は積み上がっています。分割調整後の1株配当は2011年の30円から2026年度の102円へ伸び、増配は13年連続、減配のない期間は16年です。最後の減配は2010年でした。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOE(株主資本配当率。純資産に対して配当をどれだけ出しているかを示す指標)は0.85%です。業種中央値は2.40%、全国的な目安は2〜4%なので、どちらも下回ります。配当性向(利益に占める配当の割合)も6.93%と低く、利益のごく一部しか配当に回していません。減配しにくさの面では余力が大きい反面、配当の厚みという点では控えめです。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE13.20%
ROA11.16%
DOE0.85%
自己資本比率90.52%
EPS / BPS1472 / 11934
収益性スコア2.69
還元スコア0.29
割安スコア3.65

利益率の高さが目立ちます。営業利益率は33.5%で、業種中央値の8.31%の4倍ほどです。ROAも11.2%と、中央値4.90%を2倍以上上回ります。ROEは13.2%(中央値7.56%)です。

自己資本比率は90.5%。借入に頼らない構造で、財務の安定性は高い水準にあります。

気になる点も2つあります。1つはフリーキャッシュフローで、マイナス約48億円でした。もう1つはEPSの動きで、2025年度の1,558.87円から2026年度は1,471.86円へ下がっています。それでもEPSは2018年度の448.52円から3倍以上の水準を保っています。

配当性向は2015年度の50.29%を除くと、2018年度以降はおおむね6〜11%で推移しました。利益の伸びに合わせて増配しながらも、配当に回す割合は低く保たれています。

4. 割安度

株価指標は業種中央値を大きく上回っています。PERは35.9倍(業種中央値15.64倍)、PBRは4.43倍(同0.88倍)です。市場が高い成長や収益力をすでに織り込んだ水準だと読めます。

配当利回りの面でも同じです。現在の0.21%は、5年平均0.33%、3年平均0.24%、1年平均0.19%のうち、1年平均だけを上回ります。株価の上昇に配当の伸びが追いついておらず、利回りは薄くなっています。

私が見るかぎり、この銘柄の価格水準は配当より成長への期待で形づくられています。配当利回りを重視するなら、他の指標とあわせて確認してください。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価50830円(利回り0.21%)
5年平均利回りに戻る株価32121円(利回り0.33%)
5年最高利回り時の株価16308円(利回り0.65%)
5年最低利回り時の株価81538円(利回り0.13%)

いまの株価は32121円(5年平均利回り水準)と81538円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約36.8%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 5年最低利回り水準 81,538 5年平均利回り水準 32,121 5年最高利回り水準 16,308 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 50,830

現在株価と、利回り水準から逆算した株価ラインを重ねた折れ線です。ラインは年間配当106円を各利回りで割って求めています。現在の株価は50,830円で、5年平均利回り水準の32,121円と、5年最低利回り水準の81,538円のあいだにあります。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 39.4)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)

総合スコアは39.4、判定区分は「除外」です。内訳は収益性スコア2.687、還元スコア0.294、割安スコア3.654でした。収益性は高いものの、還元スコアが低く、全体を押し下げています。

判定根拠は「FCFマイナス」。加点は「ROE10%以上の高収益」と「10年連続増配」、注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。増配は13年連続で最後の減配は2010年、異常値の検出もありません。配当の継続性は安定していますが、利回りは0.21%、DOEは0.85%と、配当そのものは薄いです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

高い利益率と90.5%の自己資本比率は、事業の強さを示しています。配当収入を主な目的とする投資家にとっては、この低い還元水準が判断の中心になります。本記事は事実の整理であり、売買を推奨するものではありません。

6. よくある質問

MARUWAの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.21%で、過去5年平均の0.33%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

13年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約7%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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