【高配当】東洋炭素(5310)配当分析|利回り2.02%・4年連続増配

5310 東洋炭素

対象外
配当利回り
2.02%
配当性向
56%
DOE
3.12%
総合スコア
55.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

東洋炭素(5310)はガラス・土石製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5310
業種ガラス・土石製品
配当利回り(株価ベース)2.02%
1株配当(最新期・分割調整済)145.00円
総合判定対象外
総合スコア55.3
連続増配4年
非減配10年
配当性向55.65%
PER / PBR18.50 / 1.04
ROE5.70%
DOE(株主資本配当率)3.12%(業種中央値 2.40%)

東洋炭素はガラス・土石製品に属する中型株で、時価総額は約1,012億円です。直近本決算のROEは5.70%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を下回ります。営業利益率は14.63%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は82.73%、フリーキャッシュフローは約-52.5億円のマイナスです。EPSは2011年3月期の134円から2025年3月期の261円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.62%2.57%1.41%
3年4.62%2.76%1.41%
1年3.30%2.43%1.65%
現在2.02%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
16/0325.00円182.35%14円
17/0325.00円20.62%121円
18/0330.00円21.32%141円
19/0350.00円35.61%140円
20/0350.00円39.39%127円
21/0350.00円28.18%177円
22/0360.00円28.33%212円
23/0370.00円30.73%228円
24/03110.00円30.53%360円
25/03145.00円55.65%261円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.12%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.40%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.62 5年平均 2.57 5年最小 1.41 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 2.02

いまの利回りは2.02%で、5年平均の2.57%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.62%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 4.62 4.62 5年 平均: 2.57 2.57 5年 最小: 1.41 1.41 5年 3年 最大: 4.62 4.62 3年 平均: 2.76 2.76 3年 最小: 1.41 1.41 3年 1年 最大: 3.30 3.30 1年 平均: 2.43 2.43 1年 最小: 1.65 1.65 1年 現在 2.02 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.43%)は5年平均(2.57%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 50.00 100.00 150.00 200.00 2016 2016年 25.00円 2017 2017年 25.00円 2018 2018年 30.00円 2019 2019年 50.00円 2020 2020年 50.00円 2021 2021年 50.00円 2022 2022年 60.00円 2023 2023年 70.00円 2024 2024年 110.00円 2025 2025年 145.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.02%です。5年平均の2.57%/直近1年平均の2.43%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.41%〜4.62%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2007年3月期7円、2008年3月期8円、2009年3月期15円、2010年3月期20円、2011年3月期20円、2012年3月期22円、2013年3月期25円、2014年3月期32円、2015年3月期22円、2016年3月期25円、2017年3月期25円、2018年3月期30円、2019年3月期50円、2020年3月期50円、2021年3月期50円、2022年3月期60円、2023年3月期70円、2024年3月期110円、2025年3月期145円と推移しました。連続増配は4年、非減配は10年です。直近の減配は2015年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.12%です。ガラス・土石製品の中央値2.40%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は55.65%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE5.70%
ROA4.63%
DOE3.12%
自己資本比率82.73%
EPS / BPS261 / 4649
収益性スコア1.15
還元スコア1.09
割安スコア1.18

売上高成長率は-13.00%、EPS成長率は-45.14%です。EPSは2011年3月期134円、2014年3月期92円、2015年3月期17円、2016年3月期14円、2017年3月期121円、2018年3月期141円、2019年3月期140円、2020年3月期127円、2021年3月期177円、2022年3月期212円、2023年3月期228円、2024年3月期360円、2025年3月期261円と推移しました。ROEは5.70%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を下回ります。ROAは4.63%で、ガラス・土石製品の中央値4.90%を下回ります。営業利益率は14.63%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は82.73%、フリーキャッシュフローは約-52.5億円のマイナスです。

4. 割安度

PERは18.50倍、PBRは1.04倍です。PBRはガラス・土石製品の中央値0.88倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.79倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.18です(収益性スコア1.15・還元スコア1.09との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価7190円(利回り2.02%)
5年平均利回りに戻る株価5642円(利回り2.57%)
5年最高利回り時の株価3138円(利回り4.62%)
5年最低利回り時の株価10284円(利回り1.41%)

いまの株価は5642円(5年平均利回り水準)と10284円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約21.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 5年最低利回り水準 10,284 5年平均利回り水準 5,642 5年最高利回り水準 3,138 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 7,190

株価は5642円(5年平均利回り水準)と10284円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 55.3)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは55.3点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は4年、非減配は10年です。2015年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

東洋炭素の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.02%で、過去5年平均の2.57%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また10年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約56%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2015年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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