5110 住友ゴム工業
- 配当利回り
- 4.14%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 2.91%
- 総合スコア
- 56.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5110 |
| 業種 | ゴム製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.14% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 77.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 56.0 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 5年 |
| 配当性向 | 40.18% |
| PER / PBR | 12.60 / 0.89 |
| ROE | 7.34% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.91%(業種中央値 2.68%) |
住友ゴム工業はゴム製品業種に属し、決算期は12月です。時価総額は約6,351億円、PERは12.6倍、PBRは0.89倍。
収益面では、ROEが7.34%、営業利益率が6.84%で、どちらも業種中央値(6.72%、5.83%)を上回ります。自己資本比率は49.05%と、財務の土台は厚めです。
一方で直近の売上高成長率は-0.4%と横ばい圏です。EPSは191.62円で、前年から大きく戻しました。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.97% | 4.03% | 2.42% |
| 3年 | 5.96% | 4.05% | 3.07% |
| 1年 | 4.61% | 3.86% | 3.07% |
| 現在 | 4.14% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 55.00円 | 28.89% | 190円 |
| 17/12 | 55.00円 | 30.48% | 180円 |
| 18/12 | 55.00円 | 39.91% | 138円 |
| 19/12 | 55.00円 | 119.83% | 46円 |
| 20/12 | 25.00円 | 40.74% | 61円 |
| 21/12 | 30.00円 | 49.09% | 61円 |
| 22/12 | 35.00円 | 97.77% | 36円 |
| 23/12 | 58.00円 | 41.18% | 141円 |
| 24/12 | 58.00円 | 154.63% | 38円 |
| 25/12 | 77.00円 | 40.18% | 192円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.91%(業種中央値は2.68%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
折れ線は月ごとの配当利回りで、線が高い月ほど株価が配当に対して低かった時期です。直近は4.14%で、5年平均の4.03%を少し上回ります。2023年1月に5.75%まで上がった後は、3〜5%台の範囲で動いています。
5年・3年・1年それぞれの最大、平均、最小を並べた棒です。平均は5年が4.03%、3年が4.05%、1年が3.86%と近い値です。現在の4.14%は、3つの平均すべてを上回っています。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して示した棒です。2019年までの55円が2020年に25円へ下がり、その後は30円、35円、58円、58円、77円と戻りました。2025年の77円は、2015年以降で最も高い水準です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.14%です。5年平均の4.03%をわずかに上回り、5年間の最高5.97%と最低2.42%の中間に位置します。
増配は1年、非減配は5年続いています。最後の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率、減配しにくさの指標)は2.91%。業種中央値の2.68%を上回り、全国目安の2〜4%にも収まります。
注意したい点が1つあります。配当性向が2024年の154.63%から2025年の40.18%へ、114.4pt動きました。利益の振れが大きい年があり、配当性向だけで還元の余力を測ると読み違えます。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.34% |
| ROA | 3.45% |
| DOE | 2.91% |
| 自己資本比率 | 49.05% |
| EPS / BPS | 192 / 2724 |
| 収益性スコア | 1.09 |
| 還元スコア | 1.04 |
| 割安スコア | 1.17 |
ROEは7.34%、ROAは3.45%、営業利益率は6.84%です。業種中央値はそれぞれ6.72%、3.40%、5.83%で、3指標とも上回っています。
自己資本比率は49.05%。EPSは2024年の37.51円から2025年に191.64円へ増えました。ただし年ごとの変動は大きく、2022年は35.80円、2023年は140.85円でした。
フリーキャッシュフローは約-361億円のマイナスです。配当の原資となる現金を、その期は生み出し切れていません。配当性向は40.18%なので、利益の面では余裕がありますが、キャッシュの面は別に見る必要があります。
4. 割安度
PERは12.6倍、PBRは0.89倍です。PBRは業種中央値の0.76倍を上回り、1倍も割っています。
利回りで見ると、現在の4.14%は5年平均4.03%と3年平均4.05%に近い水準です。直近1年の平均3.86%と比べると、やや高めです。
年間配当84円を前提に、利回りが5年平均へ戻る株価は2,084円。現在の株価2,031円との差は2.6%です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2031円(利回り4.14%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2084円(利回り4.03%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1407円(利回り5.97%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3471円(利回り2.42%) |
いまの株価は2084円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の折れ線に、利回りが5年平均に戻る株価のラインを重ねた図です。その水準は2,084円で、現在の2,031円は2.6%下にあります。株価は2026年2月の2,727.8円から3月に1,982.5円へ動いており、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 56.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは56.0点で、判定表示は対象外です。理由はフリーキャッシュフローのマイナスで、利回り4%以上とDOEの水準は加点要素として働いています。
配当面では、1年の増配と5年の非減配があり、2023年以降は58円、58円、77円と段階的に引き上げられてきました。ただし2020年に25円まで下げた履歴があり、2019年までの55円には2025年時点でも届いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
見極めたいのは、現金創出力と配当の関係です。配当性向が114.4pt動いた点も含め、利益とキャッシュのどちらが配当を支えているかを、次の決算で確かめる材料になります。売買の判断は、あなた自身の基準で行ってください。
6. よくある質問
住友ゴム工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.14%で、過去5年平均の4.03%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

