【高配当】ヴィス(5071)配当分析|利回り3.52%

5071 ヴィス

中立
配当利回り
3.52%
配当性向
30%
DOE
5.21%
総合スコア
86.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ヴィス(5071)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5071
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)3.52%
1株配当(最新期・分割調整済)49.00円
総合判定中立
総合スコア86.5
連続増配0年
非減配5年
配当性向29.99%
PER / PBR8.80 / 1.53
ROE18.41%
DOE(株主資本配当率)5.21%(業種中央値 3.88%)

ヴィスはサービス業に属する小型株で、時価総額は約121億円です。直近本決算のROEは18.41%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。営業利益率は11.78%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は63.42%、フリーキャッシュフローは約10.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2020年3月期の89円から2026年3月期の163円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.87%3.71%1.88%
3年5.87%3.97%3.00%
1年3.85%3.49%3.00%
現在3.52%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
20/0315.00円16.89%89円
21/038.00円19.70%41円
22/0317.00円20.22%84円
23/0321.00円20.13%104円
24/0336.00円29.90%120円
25/0349.00円29.98%163円
26/0349.00円29.99%163円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.21%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 5.87 5年平均 3.71 5年最小 1.88 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.52

いまの利回りは3.52%で、5年平均の3.71%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は5.87%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.87 5.87 5年 平均: 3.71 3.71 5年 最小: 1.88 1.88 5年 3年 最大: 5.87 5.87 3年 平均: 3.97 3.97 3年 最小: 3.00 3.00 3年 1年 最大: 3.85 3.85 1年 平均: 3.49 3.49 1年 最小: 3.00 3.00 1年 現在 3.52 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.49%)は5年平均(3.71%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 20.00 40.00 60.00 2020 2020年 15.00円 2021 2021年 8.00円 2022 2022年 17.00円 2023 2023年 21.00円 2024 2024年 36.00円 2025 2025年 49.00円 2026 2026年 49.00円

派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.52%です。5年平均の3.71%/直近1年平均の3.49%と近い水準です。過去5年のレンジは1.88%〜5.87%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2020年3月期15円、2021年3月期8円、2022年3月期17円、2023年3月期21円、2024年3月期36円、2025年3月期49円、2026年3月期49円と推移しました。連続増配は0年、非減配は5年です。直近の減配は2021年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は5.21%です。サービス業の中央値3.88%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は29.99%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE18.41%
ROA10.94%
DOE5.21%
自己資本比率63.42%
EPS / BPS163 / 939
収益性スコア2.17
還元スコア1.17
割安スコア0.76

売上高成長率は1.45%、EPS成長率は-0.02%です。EPSは2020年3月期89円、2021年3月期41円、2022年3月期84円、2023年3月期104円、2024年3月期120円、2025年3月期163円、2026年3月期163円と推移しました。ROEは18.41%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。ROAは10.94%で、サービス業の中央値4.31%を上回ります。営業利益率は11.78%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は63.42%、フリーキャッシュフローは約10.2億円のプラスです。

4. 割安度

PERは8.80倍、PBRは1.53倍です。PBRはサービス業の中央値1.57倍とほぼ同じです。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.95倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.76です(収益性スコア2.17・還元スコア1.17との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1393円(利回り3.52%)
5年平均利回りに戻る株価1321円(利回り3.71%)
5年最高利回り時の株価835円(利回り5.87%)
5年最低利回り時の株価2606円(利回り1.88%)

いまの株価は1321円(5年平均利回り水準)と2606円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約5.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 5年最低利回り水準 2,606 5年平均利回り水準 1,321 5年最高利回り水準 835 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,393

株価は1321円(5年平均利回り水準)と2606円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 86.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは86.5点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は0年、非減配は5年です。2021年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ヴィスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.52%で、過去5年平均の3.71%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約30%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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