4970 東洋合成工業
中立- 配当利回り
- 0.43%
- 配当性向
- 12%
- DOE
- 1.15%
- 総合スコア
- 18.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
東洋合成工業(4970)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4970 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 0.43% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 40.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 18.1 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 0年 |
| 配当性向 | 11.79% |
| PER / PBR | 29.50 / 2.89 |
| ROE | 10.30% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.15%(業種中央値 2.48%) |
東洋合成工業は化学の中型株です。時価総額は約815億円。直近本決算のROEは10.30%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は8.74%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は41.00%、フリーキャッシュフローは約26.2億円のプラスです。EPSは2012年3月期の48円から2026年3月期の339円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 0.98% | 0.52% | 0.16% |
| 3年 | 0.98% | 0.58% | 0.24% |
| 1年 | 0.65% | 0.43% | 0.24% |
| 現在 | 0.43% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 10.00円 | 34.03% | 29円 |
| 18/03 | 10.00円 | 9.20% | 109円 |
| 19/03 | 10.00円 | 6.78% | 147円 |
| 20/03 | 20.00円 | 8.57% | 233円 |
| 21/03 | 20.00円 | 6.77% | 295円 |
| 22/03 | 30.00円 | 6.89% | 435円 |
| 23/03 | 40.00円 | 8.30% | 482円 |
| 24/03 | 40.00円 | 13.25% | 302円 |
| 25/03 | 45.00円 | 10.89% | 413円 |
| 26/03 | 40.00円 | 11.79% | 339円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.15%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは0.43%で、5年平均の0.52%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は0.98%でした。
直近1年の平均利回り(0.43%)は5年平均(0.52%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2026年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは0.43%です。5年平均の0.52%/直近1年平均の0.43%と近い水準です。過去5年のレンジは0.16%〜0.98%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2000年3月期8円、2001年3月期10円、2002年3月期5円、2003年3月期10円、2004年3月期10円、2005年3月期15円、2006年3月期15円、2007年3月期15円、2008年3月期15円、2011年3月期3円、2012年3月期6円、2013年3月期6円、2015年3月期12円、2016年3月期10円、2017年3月期10円、2018年3月期10円、2019年3月期10円、2020年3月期20円、2021年3月期20円、2022年3月期30円、2023年3月期40円、2024年3月期40円、2025年3月期45円、2026年3月期40円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2026年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.15%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は11.79%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 10.30% |
| ROA | 4.02% |
| DOE | 1.15% |
| 自己資本比率 | 41.00% |
| EPS / BPS | 339 / 3459 |
| 収益性スコア | 1.30 |
| 還元スコア | 0.43 |
| 割安スコア | 2.95 |
売上高成長率は8.51%、EPS成長率は-17.89%です。EPSは2012年3月期48円、2013年3月期5円、2015年3月期68円、2016年3月期59円、2017年3月期29円、2018年3月期109円、2019年3月期147円、2020年3月期233円、2021年3月期295円、2022年3月期435円、2023年3月期482円、2024年3月期302円、2025年3月期413円、2026年3月期339円と推移しました。ROEは10.30%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは4.02%で、化学の中央値3.94%とほぼ同じ水準です。営業利益率は8.74%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は41.00%、フリーキャッシュフローは約26.2億円のプラスです。
4. 割安度
PERは29.50倍、PBRは2.89倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.83倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは2.95です(収益性スコア1.30・還元スコア0.43との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 10350円(利回り0.43%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 8654円(利回り0.52%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 4592円(利回り0.98%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 28125円(利回り0.16%) |
いまの株価は8654円(5年平均利回り水準)と28125円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約16.4%下がる計算です。
株価は8654円(5年平均利回り水準)と28125円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 18.1)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
△ 直近3年内に減配
総合スコアは18.1点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は0年、非減配は0年です。2026年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
東洋合成工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは0.43%で、過去5年平均の0.52%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約12%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2026年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

