4829 日本エンタープライズ
- 配当利回り
- 2.83%
- 配当性向
- 175%
- DOE
- 2.45%
- 総合スコア
- 3.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
日本エンタープライズ(4829)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4829 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.83% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 3.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 3.1 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 175.44% |
| PER / PBR | 63.20 / 0.88 |
| ROE | 1.34% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.45%(業種中央値 4.34%) |
日本エンタープライズは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約41.6億円です。直近本決算のROEは1.34%で、情報・通信業の中央値11.13%を下回ります。営業利益率は1.84%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は86.79%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年5月期の5円から2026年5月期の2円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.22% | 2.22% | 1.06% |
| 3年 | 3.22% | 2.64% | 2.21% |
| 1年 | 3.00% | 2.72% | 2.25% |
| 現在 | 2.83% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/05 | 2.00円 | 81.63% | 2円 |
| 18/05 | 2.00円 | 48.66% | 4円 |
| 19/05 | 2.00円 | 81.97% | 2円 |
| 20/05 | 2.00円 | 45.45% | 4円 |
| 21/05 | 3.00円 | 89.55% | 3円 |
| 22/05 | 2.00円 | 110.50% | 2円 |
| 23/05 | 2.00円 | 74.63% | 3円 |
| 24/05 | 3.00円 | 55.25% | 5円 |
| 25/05 | 3.00円 | —% | —円 |
| 26/05 | 3.00円 | 175.44% | 2円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.45%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは2.83%。5年平均の2.22%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は3.22%でした。
直近1年の平均利回り(2.72%)が5年平均(2.22%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
2022年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.83%です。5年平均の2.22%/直近1年平均の2.72%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.06%〜3.22%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2008年5月期2円、2010年5月期1円、2011年5月期1円、2012年5月期1円、2013年5月期2円、2014年5月期3円、2015年5月期3円、2016年5月期3円、2017年5月期2円、2018年5月期2円、2019年5月期2円、2020年5月期2円、2021年5月期3円、2022年5月期2円、2023年5月期2円、2024年5月期3円、2025年5月期3円、2026年5月期3円と推移しました。連続増配は0年、非減配は4年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.45%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は175.44%と高めで、利益の変動が配当に響きやすい構えです。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 1.34% |
| ROA | 1.17% |
| DOE | 2.45% |
| 自己資本比率 | 86.79% |
| EPS / BPS | 2 / 123 |
| 収益性スコア | 0.17 |
| 還元スコア | 0.28 |
| 割安スコア | 2.30 |
売上高成長率は0.55%、EPS成長率は205.36%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年5月期5円、2014年5月期12円、2015年5月期5円、2016年5月期8円、2017年5月期2円、2018年5月期4円、2019年5月期2円、2020年5月期4円、2021年5月期3円、2022年5月期2円、2023年5月期3円、2024年5月期5円、2026年5月期2円と推移しました。ROEは1.34%で、情報・通信業の中央値11.13%を下回ります。ROAは1.17%で、情報・通信業の中央値6.68%を下回ります。営業利益率は1.84%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は86.79%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。
4. 割安度
PERは63.20倍、PBRは0.88倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.27倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは2.30です(収益性スコア0.17・還元スコア0.28との対比)。スコアリングの判定根拠は「配当性向80%超;低PBR×低収益」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 106円(利回り2.83%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 135円(利回り2.22%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 93円(利回り3.22%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 283円(利回り1.06%) |
いまの株価は135円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は135円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 3.1)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超;低PBR×低収益
総合スコアは3.1点、判定は「除外」です。
連続増配は0年、非減配は4年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向100%超、配当性向が前年比+120.2pt急変)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
日本エンタープライズの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.83%で、過去5年平均の2.22%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約175%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

