4577 ダイト
割安寄り- 配当利回り
- 3.02%
- 配当性向
- 37%
- DOE
- 2.21%
- 総合スコア
- 86.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ダイト(4577)は医薬品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4577 |
| 業種 | 医薬品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.02% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 40.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 86.2 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 37.21% |
| PER / PBR | 11.18 / 0.65 |
| ROE | 6.02% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.21%(業種中央値 2.88%) |
ダイトは医薬品に属する中型株で、時価総額は約347億円です。直近本決算のROEは6.02%で、医薬品の中央値3.00%を上回ります。営業利益率は7.18%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は72.23%、フリーキャッシュフローは約49.9億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年5月期の64円から2026年5月期の108円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.21% | 3.01% | 2.06% |
| 3年 | 4.21% | 3.28% | 2.56% |
| 1年 | 3.55% | 3.11% | 2.71% |
| 現在 | 3.02% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/05 | 15.00円 | 15.55% | 96円 |
| 18/05 | 15.00円 | 13.58% | 110円 |
| 19/05 | 17.27円 | 13.54% | 128円 |
| 20/05 | 20.91円 | 14.86% | 141円 |
| 21/05 | 20.91円 | 14.79% | 141円 |
| 22/05 | 27.27円 | 17.89% | 152円 |
| 23/05 | 27.27円 | 23.96% | 114円 |
| 24/05 | 30.00円 | 28.57% | 105円 |
| 25/05 | 35.00円 | 111.57% | 31円 |
| 26/05 | 40.00円 | 37.21% | 108円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.21%(業種中央値は2.88%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.02%。5年平均の3.01%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は4.21%でした。
直近1年の平均利回り(3.11%)が5年平均(3.01%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.02%です。5年平均の3.01%/直近1年平均の3.11%と近い水準です。過去5年のレンジは2.06%〜4.21%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2010年5月期8円、2011年5月期8円、2012年5月期12円、2013年5月期12円、2014年5月期12円、2015年5月期13円、2016年5月期14円、2017年5月期15円、2018年5月期15円、2019年5月期17円、2020年5月期21円、2021年5月期21円、2022年5月期27円、2023年5月期27円、2024年5月期30円、2025年5月期35円、2026年5月期40円と推移しました。連続増配は3年、非減配は16年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.21%です。医薬品の中央値2.88%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は37.21%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.02% |
| ROA | 4.31% |
| DOE | 2.21% |
| 自己資本比率 | 72.23% |
| EPS / BPS | 107 / 1840 |
| 収益性スコア | 2.42 |
| 還元スコア | 0.88 |
| 割安スコア | 0.60 |
売上高成長率は0.01%、EPS成長率は71.33%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年5月期64円、2013年5月期80円、2014年5月期69円、2015年5月期80円、2016年5月期93円、2017年5月期96円、2018年5月期110円、2019年5月期128円、2020年5月期141円、2021年5月期141円、2022年5月期152円、2023年5月期114円、2024年5月期105円、2025年5月期31円、2026年5月期108円と推移しました。ROEは6.02%で、医薬品の中央値3.00%を上回ります。ROAは4.31%で、医薬品の中央値1.58%を上回ります。営業利益率は7.18%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は72.23%、フリーキャッシュフローは約49.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは11.18倍、PBRは0.65倍です。PBRは医薬品の中央値1.11倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.00倍です。過去の自分とほぼ同じ利回り水準です。割安スコアは0.60です(収益性スコア2.42・還元スコア0.88との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1324円(利回り3.02%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1329円(利回り3.01%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 950円(利回り4.21%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1942円(利回り2.06%) |
いまの株価は1329円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は1329円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 86.2)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
総合スコアは86.2点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上。
連続増配は3年、非減配は16年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比-74.4pt急変)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
ダイトの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.02%で、過去5年平均の3.01%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約37%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

