【連続増配】サイバートラスト(4498)配当分析|利回り1.07%・2年連続増配

4498 サイバートラスト

中立
配当利回り
1.07%
配当性向
20%
DOE
2.67%
総合スコア
56.8pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

サイバートラスト(4498)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4498
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.07%
1株配当(最新期・分割調整済)12.00円
総合判定中立
総合スコア56.8
連続増配2年
非減配3年
配当性向19.65%
PER / PBR18.52 / 2.49
ROE14.12%
DOE(株主資本配当率)2.67%(業種中央値 4.34%)

サイバートラストは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約188億円です。直近本決算のROEは14.12%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は19.73%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は69.53%、フリーキャッシュフローは約0.7億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2023年3月期の23円から2026年3月期の61円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.62%1.00%0.49%
3年1.48%1.02%0.79%
1年1.15%0.98%0.80%
現在1.07%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
23/038.75円38.72%23円
24/038.75円27.23%32円
25/0311.50円19.29%60円
26/0312.00円19.65%61円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.67%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年最大 1.62 5年平均 1.00 5年最小 0.49 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.07

いまの利回りは1.07%。5年平均の1.00%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.62%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.62 1.62 5年 平均: 1.00 1.00 5年 最小: 0.49 0.49 5年 3年 最大: 1.48 1.48 3年 平均: 1.02 1.02 3年 最小: 0.79 0.79 3年 1年 最大: 1.15 1.15 1年 平均: 0.98 0.98 1年 最小: 0.80 0.80 1年 現在 1.07 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(0.98%)は5年平均(1.00%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 5.00 10.00 15.00 2023 2023年 8.75円 2024 2024年 8.75円 2025 2025年 11.50円 2026 2026年 12.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.07%です。5年平均の1.00%/直近1年平均の0.98%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.49%〜1.62%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2023年3月期9円、2024年3月期9円、2025年3月期12円、2026年3月期12円と推移しました。連続増配は2年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.67%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は19.65%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE14.12%
ROA9.25%
DOE2.67%
自己資本比率69.53%
EPS / BPS61 / 455
収益性スコア1.66
還元スコア0.64
割安スコア1.26

売上高成長率は12.34%、EPS成長率は2.41%です。直近の業績は伸びています。EPSは2023年3月期23円、2024年3月期32円、2025年3月期60円、2026年3月期61円と推移しました。ROEは14.12%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは9.25%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は19.73%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は69.53%、フリーキャッシュフローは約0.7億円のプラスです。

4. 割安度

PERは18.52倍、PBRは2.49倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.07倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.26です(収益性スコア1.66・還元スコア0.64との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1125円(利回り1.07%)
5年平均利回りに戻る株価1200円(利回り1.00%)
5年最高利回り時の株価741円(利回り1.62%)
5年最低利回り時の株価2449円(利回り0.49%)

いまの株価は1200円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 5年最低利回り水準 2,449 5年平均利回り水準 1,200 5年最高利回り水準 741 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,125

株価は1200円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 56.8)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは56.8点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は2年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

サイバートラストの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.07%で、過去5年平均の1.00%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約20%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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