【連続増配】エクスモーション(4394)配当分析|利回り1.63%・4年連続増配

4394 エクスモーション

中立
配当利回り
1.63%
配当性向
47%
DOE
3.62%
総合スコア
53.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

エクスモーション(4394)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4394
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.63%
1株配当(最新期・分割調整済)10.00円
総合判定中立
総合スコア53.2
連続増配4年
非減配7年
配当性向47.35%
PER / PBR18.20 / 1.39
ROE7.80%
DOE(株主資本配当率)3.62%(業種中央値 4.34%)

エクスモーションは情報・通信業の小型株です。時価総額は約23.3億円。直近本決算のROEは7.80%で、情報・通信業の中央値11.13%を下回ります。営業利益率は13.70%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は89.88%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年11月期の23円から2025年11月期の21円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.43%2.33%1.49%
3年3.43%2.57%1.63%
1年3.43%2.80%1.63%
現在1.63%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/117.00円30.71%23円
19/117.50円28.62%26円
20/117.50円62.24%12円
21/117.50円43.78%17円
22/118.50円37.31%23円
23/119.00円—%—円
24/119.50円57.75%16円
25/1110.00円47.35%21円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.62%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 5年最大 3.43 5年平均 2.33 5年最小 1.49 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.63

いまの利回りは1.63%で、5年平均の2.33%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.43%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.43 3.43 5年 平均: 2.33 2.33 5年 最小: 1.49 1.49 5年 3年 最大: 3.43 3.43 3年 平均: 2.57 2.57 3年 最小: 1.63 1.63 3年 1年 最大: 3.43 3.43 1年 平均: 2.80 2.80 1年 最小: 1.63 1.63 1年 現在 1.63 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.80%)が5年平均(2.33%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 2018 2018年 7.00円 2019 2019年 7.50円 2020 2020年 7.50円 2021 2021年 7.50円 2022 2022年 8.50円 2023 2023年 9.00円 2024 2024年 9.50円 2025 2025年 10.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.63%です。5年平均の2.33%/直近1年平均の2.80%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.49%〜3.43%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年11月期7円、2019年11月期8円、2020年11月期8円、2021年11月期8円、2022年11月期8円、2023年11月期9円、2024年11月期10円、2025年11月期10円と推移しました。連続増配は4年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.62%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は47.35%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.80%
ROA6.86%
DOE3.62%
自己資本比率89.88%
EPS / BPS42 / 552
収益性スコア1.11
還元スコア0.92
割安スコア0.95

売上高成長率は7.94%、EPS成長率は28.39%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年11月期23円、2019年11月期26円、2020年11月期12円、2021年11月期17円、2022年11月期23円、2024年11月期16円、2025年11月期21円と推移しました。ROEは7.80%で、情報・通信業の中央値11.13%を下回ります。ROAは6.86%で、情報・通信業の中央値6.68%とほぼ同じ水準です。営業利益率は13.70%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は89.88%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは18.20倍、PBRは1.39倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.70倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.95です(収益性スコア1.11・還元スコア0.92との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価769円(利回り1.63%)
5年平均利回りに戻る株価536円(利回り2.33%)
5年最高利回り時の株価364円(利回り3.43%)
5年最低利回り時の株価839円(利回り1.49%)

いまの株価は536円(5年平均利回り水準)と839円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約30.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 200 400 600 800 1,000 5年最低利回り水準 839 5年平均利回り水準 536 5年最高利回り水準 364 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 769

株価は536円(5年平均利回り水準)と839円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 53.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ 3年連続増配

総合スコアは53.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。3年連続増配。

連続増配は4年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

エクスモーションの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.63%で、過去5年平均の2.33%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また7年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約47%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました