【連続増配】SYS(3988)配当分析|利回り1.45%・6年連続増配

3988 SYSホールディングス

中立
配当利回り
1.45%
配当性向
17%
DOE
1.97%
総合スコア
46.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

SYSホールディングス(3988)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3988
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.45%
1株配当(最新期・分割調整済)7.00円
総合判定中立
総合スコア46.9
連続増配6年
非減配6年
配当性向17.37%
PER / PBR14.00 / 1.58
ROE11.90%
DOE(株主資本配当率)1.97%(業種中央値 4.34%)

SYSホールディングスは情報・通信業の小型株です。時価総額は約59.7億円。直近本決算のROEは11.90%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は5.02%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は47.42%、フリーキャッシュフローは約2.3億円のプラスです。EPSは2017年7月期の19円から2025年7月期の40円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.72%1.29%0.94%
3年1.72%1.29%0.94%
1年1.40%1.28%1.14%
現在1.45%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/072.50円12.99%19円
18/073.25円22.65%14円
19/073.00円20.01%15円
20/073.25円15.13%21円
21/073.50円13.06%27円
22/073.75円12.68%30円
23/074.00円11.24%36円
24/076.00円26.60%23円
25/077.00円17.37%40円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.97%と控えめです(業種中央値は4.34%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 5年最大 1.72 5年平均 1.29 5年最小 0.94 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.27

いまの利回りは1.45%。5年平均の1.29%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.72%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.72 1.72 5年 平均: 1.29 1.29 5年 最小: 0.94 0.94 5年 3年 最大: 1.72 1.72 3年 平均: 1.29 1.29 3年 最小: 0.94 0.94 3年 1年 最大: 1.40 1.40 1年 平均: 1.28 1.28 1年 最小: 1.14 1.14 1年 現在 1.45 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.28%)は5年平均(1.29%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 2017 2017年 2.50円 2018 2018年 3.25円 2019 2019年 3.00円 2020 2020年 3.25円 2021 2021年 3.50円 2022 2022年 3.75円 2023 2023年 4.00円 2024 2024年 6.00円 2025 2025年 7.00円

6年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.45%です。5年平均の1.29%/直近1年平均の1.28%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.94%〜1.72%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2017年7月期2円、2018年7月期3円、2019年7月期3円、2020年7月期3円、2021年7月期4円、2022年7月期4円、2023年7月期4円、2024年7月期6円、2025年7月期7円と推移しました。連続増配は6年、非減配は6年です。直近の減配は2019年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.97%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は17.37%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE11.90%
ROA5.35%
DOE1.97%
自己資本比率47.42%
EPS / BPS40 / 356
収益性スコア0.82
還元スコア0.52
割安スコア0.88

売上高成長率は13.34%、EPS成長率は-10.68%です。EPSは2017年7月期19円、2018年7月期14円、2019年7月期15円、2020年7月期21円、2021年7月期27円、2022年7月期30円、2023年7月期36円、2024年7月期23円、2025年7月期40円と推移しました。ROEは11.90%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは5.35%で、情報・通信業の中央値6.68%を下回ります。営業利益率は5.02%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は47.42%、フリーキャッシュフローは約2.3億円のプラスです。

4. 割安度

PERは14.00倍、PBRは1.58倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.12倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.88です(収益性スコア0.82・還元スコア0.52との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価553円(利回り1.45%)
5年平均利回りに戻る株価620円(利回り1.29%)
5年最高利回り時の株価465円(利回り1.72%)
5年最低利回り時の株価851円(利回り0.94%)

いまの株価は620円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 200 400 600 800 1,000 5年最低利回り水準 851 5年平均利回り水準 620 5年最高利回り水準 465 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 553

株価は620円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 46.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配

総合スコアは46.9点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、5年連続増配。

連続増配は6年、非減配は6年です。2019年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

SYSホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.45%で、過去5年平均の1.29%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

6年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2019年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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