3878 巴川コーポレーション
- 配当利回り
- 1.57%
- 配当性向
- 16%
- DOE
- 0.83%
- 総合スコア
- 42.6pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
巴川コーポレーション(3878)はパルプ・紙の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3878 |
| 業種 | パルプ・紙 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.57% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 15.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 42.6 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 15.72% |
| PER / PBR | 8.00 / 0.42 |
| ROE | 4.49% |
| DOE(株主資本配当率) | 0.83%(業種中央値 2.04%) |
巴川コーポレーションはパルプ・紙の小型株です。時価総額は約79.3億円。直近本決算のROEは4.49%で、パルプ・紙の中央値4.90%を下回ります。営業利益率は4.55%で、パルプ・紙の中央値3.60%を上回ります。自己資本比率は44.16%、フリーキャッシュフローは約-4.0億円のマイナスです。EPSは2012年3月期の19円から2026年3月期の95円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 2.74% | 2.06% | 1.37% |
| 3年 | 2.74% | 1.96% | 1.37% |
| 1年 | 2.13% | 1.85% | 1.57% |
| 現在 | 1.57% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/03 | 25.00円 | —% | —円 |
| 17/03 | 25.00円 | 100.81% | 25円 |
| 18/03 | 25.00円 | 60.90% | 41円 |
| 19/03 | 25.00円 | —% | —円 |
| 20/03 | 25.00円 | —% | —円 |
| 22/03 | 15.00円 | 9.82% | 153円 |
| 23/03 | 15.00円 | 11.10% | 135円 |
| 24/03 | 15.00円 | 26.19% | 57円 |
| 25/03 | 15.00円 | 20.53% | 73円 |
| 26/03 | 15.00円 | 15.72% | 95円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは0.83%と低めです(業種中央値は2.04%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。
いまの利回りは1.57%で、5年平均の2.06%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.74%でした。
直近1年の平均利回り(1.85%)は5年平均(2.06%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2022年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.57%です。5年平均の2.06%/直近1年平均の1.85%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.37%〜2.74%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2004年3月期25円、2005年3月期25円、2006年3月期25円、2007年3月期25円、2011年3月期25円、2012年3月期25円、2013年3月期25円、2014年3月期30円、2015年3月期25円、2016年3月期25円、2017年3月期25円、2018年3月期25円、2019年3月期25円、2020年3月期25円、2022年3月期15円、2023年3月期15円、2024年3月期15円、2025年3月期15円、2026年3月期15円と推移しました。連続増配は0年、非減配は4年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.83%です。パルプ・紙の中央値2.04%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は15.72%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 4.49% |
| ROA | 1.86% |
| DOE | 0.83% |
| 自己資本比率 | 44.16% |
| EPS / BPS | 95 / 1802 |
| 収益性スコア | 0.97 |
| 還元スコア | 0.47 |
| 割安スコア | 0.78 |
売上高成長率は3.25%、EPS成長率は30.60%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年3月期19円、2013年3月期22円、2014年3月期59円、2015年3月期24円、2017年3月期25円、2018年3月期41円、2022年3月期153円、2023年3月期135円、2024年3月期57円、2025年3月期73円、2026年3月期95円と推移しました。ROEは4.49%で、パルプ・紙の中央値4.90%を下回ります。ROAは1.86%で、パルプ・紙の中央値2.58%を下回ります。営業利益率は4.55%で、パルプ・紙の中央値3.60%を上回ります。自己資本比率は44.16%、フリーキャッシュフローは約-4.0億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは8.00倍、PBRは0.42倍です。PBRはパルプ・紙の中央値0.55倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.76倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.78です(収益性スコア0.97・還元スコア0.47との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 954円(利回り1.57%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 728円(利回り2.06%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 547円(利回り2.74%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1095円(利回り1.37%) |
いまの株価は728円(5年平均利回り水準)と1095円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約23.7%下がる計算です。
株価は728円(5年平均利回り水準)と1095円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 42.6)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)
総合スコアは42.6点、判定は「除外」です。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。
連続増配は0年、非減配は4年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
巴川コーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.57%で、過去5年平均の2.06%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約16%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

