【14年連続増配】TISI(3626)配当分析|利回り2.07%・14年連続増配

3626 TISI

中立
配当利回り
2.07%
配当性向
39%
DOE
5.53%
総合スコア
65.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード3626
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)2.07%
1株配当(最新期・分割調整済)80.00円
総合判定中立
総合スコア65.0
連続増配14年
非減配14年
配当性向39.04%
PER / PBR16.40 / 2.28
ROE13.44%
DOE(株主資本配当率)5.53%(業種中央値 4.34%)

TISI株式会社は情報・通信業に属し、時価総額はおよそ7675億円です。自己資本比率は61.2%で、ROEは13.4%と業種中央値の11.1%を上回ります。売上高は前期比4.3%伸びた一方、EPSは4.7%減っており、増収と利益の動きが一致していない年もあります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年2.77%1.80%1.24%
3年2.77%1.97%1.52%
1年2.77%2.03%1.52%
現在2.07%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0312.00円19.05%63円
18/0313.33円16.57%80円
19/0323.33円22.74%103円
20/0330.00円77.07%39円
21/0335.00円31.67%111円
22/0344.00円27.90%158円
23/0350.00円22.02%227円
24/0356.00円27.55%203円
25/0370.00円32.56%215円
26/0380.00円39.04%205円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.53%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 5年最大 2.77 5年平均 1.80 5年最小 1.24 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.07

配当利回りの推移を追うグラフです。線が上にあるほど、株価に対して配当が多く出ている割安な局面を示します。直近の利回りは2.07%で、5年平均の1.80%を上回る水準にあります。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 2.77 2.77 5年 平均: 1.80 1.80 5年 最小: 1.24 1.24 5年 3年 最大: 2.77 2.77 3年 平均: 1.97 1.97 3年 最小: 1.52 1.52 3年 1年 最大: 2.77 2.77 1年 平均: 2.03 2.03 1年 最小: 1.52 1.52 1年 現在 2.07 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で比べたグラフです。直近1年の平均利回り2.03%は5年平均1.80%より高く、ここ1年は利回りが相対的に高めの期間だったことが分かります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2017 2017年 12.00円 2018 2018年 13.33円 2019 2019年 23.33円 2020 2020年 30.00円 2021 2021年 35.00円 2022 2022年 44.00円 2023 2023年 50.00円 2024 2024年 56.00円 2025 2025年 70.00円 2026 2026年 80.00円

年度ごとの配当金額(分割調整済み)を棒で示したグラフです。2012年以降14年にわたり増配・据え置きが続いており、棒が右肩上がりに並んでいます。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当利回りは2.07%で、過去5年平均の1.80%を上回る水準にあります。直近の減配は2012年で、それ以降14年にわたり増配または据え置きが続いており、18年分のデータのうち14年が非減配です。DOE(自己資本配当率)は5.53%で、業種中央値4.34%・全国目安2〜4%のいずれも上回り、純資産に対する還元の厚みがうかがえます。配当性向は39.0%で、利益からの支払い余力にはまだ余裕があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE13.44%
ROA8.45%
DOE5.53%
自己資本比率61.24%
EPS / BPS205 / 1476
収益性スコア1.33
還元スコア1.14
割安スコア1.24

ROEは13.4%、ROAは8.5%で、いずれも業種中央値(ROE11.1%、ROA6.7%)を上回ります。営業利益率も12.8%と業種中央値8.5%より高く、収益性は業種内で優位な位置にあります。自己資本比率は61.2%、フリーキャッシュフローは505億円で、財務基盤には厚みがあります。一方でEPSは前期比4.7%減少しており、売上高成長率4.3%との差には注意が必要です。

4. 割安度

PERは16.4倍で、業種中央値13.0倍より高い水準です。PBRも2.28倍と業種中央値1.87倍を上回っており、株価指標だけを見ると割安感は乏しいというのがスコアリング上の判定根拠です。一方で配当利回りは2.07%と5年平均1.80%を上回っており、利回りの観点では過去に比べて買いやすい水準にあります。株価指標と利回り指標とで見え方が分かれる銘柄です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3867円(利回り2.07%)
5年平均利回りに戻る株価4444円(利回り1.80%)
5年最高利回り時の株価2888円(利回り2.77%)
5年最低利回り時の株価6452円(利回り1.24%)

いまの株価は4444円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 5年最低利回り水準 6,452 5年平均利回り水準 4,444 5年最高利回り水準 2,888 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3,867

株価の推移に、配当利回りが5年平均水準に戻る株価の目安を重ねたグラフです。現在の株価3867円は、その目安である4444円を下回っています。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 65.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは65.0点で、判定は中立です。収益性スコア1.326・還元スコア1.138・割安スコア1.241といずれも基準の1.0を上回りますが、判定根拠にある通り株価指標面での割安感は乏しく、加点材料はROE10%以上の高収益、10年以上の連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上の還元姿勢の3点に集約されます。目立った注意事項は挙げられていません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

TISIの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.07%で、過去5年平均の1.80%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

14年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また14年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約39%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2012年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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