【高配当】マツオカコーポレーション(3611)配当分析|利回り3.94%・3年連続増配

3611 マツオカコーポレーション

中立
配当利回り
3.94%
配当性向
34%
DOE
2.63%
総合スコア
68.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

マツオカコーポレーション(3611)は繊維製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3611
業種繊維製品
配当利回り(株価ベース)3.94%
1株配当(最新期・分割調整済)100.00円
総合判定中立
総合スコア68.7
連続増配3年
非減配6年
配当性向33.54%
PER / PBR7.10 / 0.56
ROE7.41%
DOE(株主資本配当率)2.63%(業種中央値 2.38%)

マツオカコーポレーションは繊維製品に属する小型株で、時価総額は約224億円です。直近本決算のROEは7.41%で、繊維製品の中央値4.87%を上回ります。営業利益率は2.93%で、繊維製品の中央値3.76%を下回ります。自己資本比率は57.94%、フリーキャッシュフローは約17.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年3月期の246円から2026年3月期の298円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年7.94%4.65%3.13%
3年7.94%4.91%3.28%
1年5.43%4.47%3.76%
現在3.94%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/0340.00円16.26%246円
19/0350.00円14.72%340円
20/0340.00円34.09%117円
21/0340.00円14.39%278円
22/0340.00円70.10%57円
23/0340.00円23.49%170円
24/0350.00円20.32%246円
25/0390.00円34.69%259円
26/03100.00円33.54%298円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.63%(業種中央値は2.38%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年最大 7.94 5年平均 4.65 5年最小 3.13 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.94

いまの利回りは3.94%で、5年平均の4.65%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は7.94%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年 最大: 7.94 7.94 5年 平均: 4.65 4.65 5年 最小: 3.13 3.13 5年 3年 最大: 7.94 7.94 3年 平均: 4.91 4.91 3年 最小: 3.28 3.28 3年 1年 最大: 5.43 5.43 1年 平均: 4.47 4.47 1年 最小: 3.76 3.76 1年 現在 3.94 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(4.47%)は5年平均(4.65%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 50.00 100.00 150.00 2018 2018年 40.00円 2019 2019年 50.00円 2020 2020年 40.00円 2021 2021年 40.00円 2022 2022年 40.00円 2023 2023年 40.00円 2024 2024年 50.00円 2025 2025年 90.00円 2026 2026年 100.00円

3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.94%です。5年平均の4.65%/直近1年平均の4.47%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは3.13%〜7.94%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期40円、2019年3月期50円、2020年3月期40円、2021年3月期40円、2022年3月期40円、2023年3月期40円、2024年3月期50円、2025年3月期90円、2026年3月期100円と推移しました。連続増配は3年、非減配は6年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.63%です。繊維製品の中央値2.38%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は33.54%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.41%
ROA4.15%
DOE2.63%
自己資本比率57.94%
EPS / BPS298 / 3804
収益性スコア1.32
還元スコア1.05
割安スコア0.60

売上高成長率は5.20%、EPS成長率は14.90%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年3月期246円、2019年3月期340円、2020年3月期117円、2021年3月期278円、2022年3月期57円、2023年3月期170円、2024年3月期246円、2025年3月期259円、2026年3月期298円と推移しました。ROEは7.41%で、繊維製品の中央値4.87%を上回ります。ROAは4.15%で、繊維製品の中央値2.49%を上回ります。営業利益率は2.93%で、繊維製品の中央値3.76%を下回ります。自己資本比率は57.94%、フリーキャッシュフローは約17.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは7.10倍、PBRは0.56倍です。PBRは繊維製品の中央値0.76倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.85倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.60です(収益性スコア1.32・還元スコア1.05との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2540円(利回り3.94%)
5年平均利回りに戻る株価2150円(利回り4.65%)
5年最高利回り時の株価1259円(利回り7.94%)
5年最低利回り時の株価3195円(利回り3.13%)

いまの株価は2150円(5年平均利回り水準)と3195円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約15.3%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5年最低利回り水準 3,195 5年平均利回り水準 2,150 5年最高利回り水準 1,259 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,540

株価は2150円(5年平均利回り水準)と3195円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 68.7)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは68.7点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は3年、非減配は6年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

マツオカコーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.94%で、過去5年平均の4.65%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約34%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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