【11年連続増配】大木ヘルスケアホールディングス(3417)配当分析|利回り2.85%・11年連続増配

3417 大木ヘルスケアホールディングス

対象外
配当利回り
2.85%
配当性向
31%
DOE
1.20%
総合スコア
38.1pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード3417
業種卸売業
配当利回り(株価ベース)2.85%
1株配当(最新期・分割調整済)30.00円
総合判定対象外
総合スコア38.1
連続増配11年
非減配17年
配当性向30.54%
PER / PBR13.55 / 0.53
ROE4.11%
DOE(株主資本配当率)1.20%(業種中央値 2.66%)

大木ヘルスケアホールディングスは卸売業に分類され、決算は3月です。時価総額は約187億円と小ぶりで、PBRは0.53倍、PERは13.55倍で推移しています。純資産の1株あたり2,504円に対して株価が1,052円という位置関係は、あなたが銘柄を見るときの出発点になります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.50%2.89%2.02%
3年4.50%2.72%2.02%
1年2.88%2.36%2.10%
現在2.85%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0313.00円23.91%54円
18/0317.00円10.30%165円
19/0318.00円12.28%147円
20/0319.00円11.13%171円
21/0320.00円10.03%199円
22/0321.00円29.78%71円
23/0322.00円13.90%158円
24/0324.00円14.96%160円
25/0326.00円13.44%193円
26/0330.00円30.54%98円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.20%と控えめです(業種中央値は2.66%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.50 5年平均 2.89 5年最小 2.02 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.85

月次の利回りを折れ線で追い、5年の最高・平均・最小を水準線で重ねたグラフです。利回りは株価が下がると上がり、株価が上がると下がります。この銘柄は2025年4月の3.76%から2026年1月の2.12%まで低下し、直近の2.85%は5年平均の2.89%に近い位置です。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.50 4.50 5年 平均: 2.89 2.89 5年 最小: 2.02 2.02 5年 3年 最大: 4.50 4.50 3年 平均: 2.72 2.72 3年 最小: 2.02 2.02 3年 1年 最大: 2.88 2.88 1年 平均: 2.36 2.36 1年 最小: 2.10 2.10 1年 現在 2.85 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフで、期間を短くしたときの利回りの幅を比べます。5年と3年は最大4.50%・最小2.02%で、1年に絞ると最大2.88%・最小2.10%に収まります。1年平均は2.36%で、5年平均の2.89%より低い水準でした。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2017 2017年 13.00円 2018 2018年 17.00円 2019 2019年 18.00円 2020 2020年 19.00円 2021 2021年 20.00円 2022 2022年 21.00円 2023 2023年 22.00円 2024 2024年 24.00円 2025 2025年 26.00円 2026 2026年 30.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べた棒グラフです。右へ伸びるほど増配が続いていると読みます。2017年の13円から2026年の30円まで10年間で毎年増え、2008年に1円まで落ちた年が履歴に残っています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.85%です。5年平均の2.89%とほぼ並び、5年間の最高4.50%、最低2.02%のレンジの中ほどに位置します。1株配当は2016年の12円から2026年の30円へ伸び、11年連続で増配しました。最後の減配は2008年で、非減配は17年続いています。 配当性向は30.54%で、利益の約3割を株主に回している計算です。DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさを測る指標)は1.20%。業種中央値の2.66%、全国目安の2〜4%のどちらも下回ります。配当の負担が純資産に対して軽いことを示す数字です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE4.11%
ROA0.90%
DOE1.20%
自己資本比率23.02%
EPS / BPS98 / 2504
収益性スコア0.28
還元スコア0.72
割安スコア0.89

収益性は業種の物差しに届いていません。ROEは4.11%で業種中央値7.78%を下回り、ROAは0.90%で中央値3.59%の4分の1ほどです。営業利益率は0.20%で、中央値3.07%と差があります。卸売業は薄利が前提の業態ですが、その中でも低い水準です。 最新期のEPSは98.23円で、前期の193.45円からほぼ半減しました(EPS成長率はマイナス49.2%)。売上高は3.1%伸びており、増収のまま利益が縮んだ形です。自己資本比率は23.02%、フリーキャッシュフローは約マイナス20.9億円で、あなたが配当の持続性を見るなら、この2点は継続して追う価値があります。

4. 割安度

PBRは0.53倍で、業種中央値の0.89倍を下回ります。PERは13.55倍で、中央値11.48倍よりやや高めです。資産面では差が開き、利益面では並ぶかやや上という、評価の割れた組み合わせになっています。 利回りで測ると、現在の2.85%は5年平均2.89%と同水準で、1年平均の2.36%は上回ります。割安度スコアは0.889と高く出ていますが、利益が減った期のEPSで算出したPERである点を頭に置いてください。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1052円(利回り2.85%)
5年平均利回りに戻る株価1038円(利回り2.89%)
5年最高利回り時の株価667円(利回り4.50%)
5年最低利回り時の株価1485円(利回り2.02%)

いまの株価は1038円(5年平均利回り水準)と1485円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約1.3%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,485 5年平均利回り水準 1,038 5年最高利回り水準 667 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,052

年間配当30円を各利回りで割り戻した株価を、現在の株価と比べるグラフです。5年平均利回り2.89%に戻る株価は1,038.1円、5年最低利回り2.02%の水準は1,485.1円、5年最高利回り4.50%の水準は666.7円です。現在の1,052円は5年平均利回りの水準より約1.3%上にあります。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 38.1)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ 10年連続増配

総合スコアは38.1で判定は対象外です。還元スコア0.725と割安スコア0.889が高い一方で収益性スコアは0.281にとどまり、判定根拠にはFCFマイナスと10年連続増配の加点が並んでいます。 配当の持続性を示す材料は割れています。2026年は1株配当を26円から30円へ引き上げましたが、EPSは193.45円から98.23円へ減り、配当性向は13.44%から30.54%へ上がりました。2022年にもEPSが70.52円まで落ちた年に配当を21円へ増やし、翌2023年にEPSが158.27円へ戻った前例があるので、私は今回の減益が一時的に終わるのか、フリーキャッシュフロー約マイナス20.9億円・自己資本比率23.02%のもとで長引くのかを、この銘柄の分かれ目と見ています。 PBR0.53倍は業種中央値0.89倍を下回りますが、ROE4.11%も中央値7.78%に届いておらず、低い評価は稼ぐ力の弱さをそのまま映した数字でもあります。あなたが割安スコアの高さだけを手がかりにすると、利益が戻らないまま低評価が続くバリュートラップの形と重なる点は見落とせません。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

大木ヘルスケアホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.85%で、過去5年平均の2.89%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

11年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また17年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約31%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2008年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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