【10年連続増配】シップヘルスケア(3360)配当分析|利回り2.51%・10年連続増配

3360 シップヘルスケアホールディングス

中立
配当利回り
2.51%
配当性向
42%
DOE
3.65%
総合スコア
53.1pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード3360
業種卸売業
配当利回り(株価ベース)2.51%
1株配当(最新期・分割調整済)60.00円
総合判定中立
総合スコア53.1
連続増配10年
非減配14年
配当性向41.61%
PER / PBR16.60 / 1.46
ROE8.85%
DOE(株主資本配当率)3.65%(業種中央値 2.66%)

シップヘルスケアホールディングスは卸売業に属し、時価総額は約2258億円です。2026年3月期のEPSは144.19円、BPSは1641.74円で、自己資本比率は39.58%となっています。売上高成長率は5.88%とプラスを確保した一方、EPS成長率はマイナス10.07%でした。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年3.48%2.37%1.51%
3年3.48%2.67%2.18%
1年3.03%2.55%2.18%
現在2.51%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0330.00円32.20%93円
18/0332.00円31.29%102円
19/0335.00円30.74%114円
20/0337.50円30.24%124円
21/0340.00円61.54%65円
22/0341.00円31.78%129円
23/0342.00円32.85%128円
24/0350.00円34.21%146円
25/0358.00円36.17%160円
26/0360.00円41.61%144円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.65%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 5年最大 3.48 5年平均 2.37 5年最小 1.51 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.51

配当利回りの推移は、株価が下がると線が上がり、株価が上がると線が下がる仕組みです。現在の利回りは2.51%で、5年平均線の2.37%のすぐ上に位置しています。5年間の最高値は3.48%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.48 3.48 5年 平均: 2.37 2.37 5年 最小: 1.51 1.51 5年 3年 最大: 3.48 3.48 3年 平均: 2.67 2.67 3年 最小: 2.18 2.18 3年 1年 最大: 3.03 3.03 1年 平均: 2.55 2.55 1年 最小: 2.18 2.18 1年 現在 2.51 最大 平均 最小

この棒グラフは、5年・3年・1年それぞれの期間で利回りの最大・平均・最小を比べたものです。直近1年の平均は2.55%で、5年平均の2.37%より高く、ここ1年は利回りが相対的に高い時期だったことが分かります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2017 2017年 30.00円 2018 2018年 32.00円 2019 2019年 35.00円 2020 2020年 37.50円 2021 2021年 40.00円 2022 2022年 41.00円 2023 2023年 42.00円 2024 2024年 50.00円 2025 2025年 58.00円 2026 2026年 60.00円

年度別の配当金額を分割調整済みの数値で並べたグラフです。2017年の30円から2026年の60円まで、棒が右肩上がりに伸びており、10年連続の増配が数字として確認できます。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは2.51%で、5年平均の2.37%をわずかに上回ります。過去5年のレンジは1.51%から3.48%でした。配当は10年連続で増配しており、14年間減配していません(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。DOEは3.65%で、業種中央値の2.66%を上回り、純資産に対する還元姿勢は相対的に手厚い水準です。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE8.85%
ROA3.48%
DOE3.65%
自己資本比率39.58%
EPS / BPS144 / 1642
収益性スコア1.07
還元スコア1.19
割安スコア1.54

ROEは8.85%で、業種中央値の7.78%を上回ります。ROAは3.48%と業種中央値3.59%とほぼ同水準です。営業利益率は3.41%で業種中央値3.07%を上回っており、自己資本比率は39.58%、フリーキャッシュフローは200億円を確保しています。一方でEPS成長率はマイナス10.07%と、直近期の利益は前期から減少しました。

4. 割安度

PERは16.6倍で、業種中央値11.48倍を上回ります。PBRも1.46倍と、業種中央値0.89倍より高い水準です。配当利回りで見ると、現在の2.51%は5年平均2.37%をやや上回っており、割安感は指標によって評価が分かれます。総合スコアでは「割安感が乏しい」という判定根拠が示されています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2392円(利回り2.51%)
5年平均利回りに戻る株価2532円(利回り2.37%)
5年最高利回り時の株価1724円(利回り3.48%)
5年最低利回り時の株価3974円(利回り1.51%)

いまの株価は2532円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 3,974 5年平均利回り水準 2,532 5年最高利回り水準 1,724 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,392

株価の実績と、配当利回りから計算した買い・売りの目安ラインを重ねたグラフです。現在の株価2392円は、5年平均利回りに戻る水準である2531.6円を下回っています。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 53.1)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは53.1点で、判定は中立です。還元スコア1.187、割安スコア1.541と加点要素がある一方、基礎スコアは0.923にとどまります。加点理由は10年連続増配と、DOEが2%以上かつ業種平均以上という還元姿勢の良さです(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。注意点は特に検出されていません。

6. よくある質問

シップヘルスケアホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.51%で、過去5年平均の2.37%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

10年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また14年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2012年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました