【連続増配】ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)配当分析|利回り1.50%・2年連続増配

334A ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

中立
配当利回り
1.50%
配当性向
29%
DOE
4.14%
総合スコア
62.6pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード334A
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.50%
1株配当(最新期・分割調整済)16.00円
総合判定中立
総合スコア62.6
連続増配2年
非減配2年
配当性向29.02%
PER / PBR14.96 / 2.13
ROE17.09%
DOE(株主資本配当率)4.14%(業種中央値 4.34%)

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約27.4億円です。直近本決算のROEは17.09%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は18.95%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は75.25%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年3月期の35400円から2025年3月期の110円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.64%1.96%1.30%
3年2.64%1.96%1.30%
1年2.31%1.88%1.30%
現在1.50%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/032500.00円14.12%35400円
19/032500.00円10.85%46100円
20/032500.00円10.85%46100円
21/032500.00円8.96%55787円
22/032500.00円—%53円
23/032.50円7.78%64円
24/036.55円15.01%87円
25/0316.00円29.02%110円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.14%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 5年最大 2.64 5年平均 1.96 5年最小 1.30 25/03 25/06 25/10 26/01 26/05 26/08 1.50

いまの利回りは1.50%で、5年平均の1.96%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.64%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 5年 最大: 2.64 2.64 5年 平均: 1.96 1.96 5年 最小: 1.30 1.30 5年 3年 最大: 2.64 2.64 3年 平均: 1.96 1.96 3年 最小: 1.30 1.30 3年 1年 最大: 2.31 2.31 1年 平均: 1.88 1.88 1年 最小: 1.30 1.30 1年 現在 1.50 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.88%)は5年平均(1.96%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 1000.00 2000.00 3000.00 2018 2018年 2500.00円 2019 2019年 2500.00円 2020 2020年 2500.00円 2021 2021年 2500.00円 2022 2022年 2500.00円 2023 2023年 2.50円 2024 2024年 6.55円 2025 2025年 16.00円

2023年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.50%です。5年平均の1.96%/直近1年平均の1.88%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.30%〜2.64%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期2500円、2019年3月期2500円、2020年3月期2500円、2021年3月期2500円、2022年3月期2500円、2023年3月期2円、2024年3月期7円、2025年3月期16円と推移しました。連続増配は2年、非減配は2年です。直近の減配は2023年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.14%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は29.02%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE17.09%
ROA10.34%
DOE4.14%
自己資本比率75.25%
EPS / BPS110 / 774
収益性スコア1.77
還元スコア0.96
割安スコア1.15

売上高成長率は13.75%、EPS成長率は26.20%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年3月期35400円、2019年3月期46100円、2020年3月期46100円、2021年3月期55787円、2022年3月期53円、2023年3月期64円、2024年3月期87円、2025年3月期110円と推移しました。ROEは17.09%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは10.34%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は18.95%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は75.25%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは14.96倍、PBRは2.13倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.77倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.15です(収益性スコア1.77・還元スコア0.96との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1066円(利回り1.50%)
5年平均利回りに戻る株価816円(利回り1.96%)
5年最高利回り時の株価606円(利回り2.64%)
5年最低利回り時の株価1231円(利回り1.30%)

いまの株価は816円(5年平均利回り水準)と1231円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約23.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 400 600 800 1,000 1,200 1,400 5年最低利回り水準 1,231 5年平均利回り水準 816 5年最高利回り水準 606 25/03 25/06 25/10 26/01 26/05 26/08 1,066

株価は816円(5年平均利回り水準)と1231円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 62.6)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
△ 直近3年内に減配

総合スコアは62.6点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は2年、非減配は2年です。2023年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.50%で、過去5年平均の1.96%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約29%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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