3204 トーア紡コーポレーション
- 配当利回り
- 2.81%
- 配当性向
- 19%
- DOE
- 0.88%
- 総合スコア
- 48.6pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
トーア紡コーポレーション(3204)は繊維製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3204 |
| 業種 | 繊維製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.81% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 14.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 48.6 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 3年 |
| 配当性向 | 18.79% |
| PER / PBR | 6.00 / 0.28 |
| ROE | 4.79% |
| DOE(株主資本配当率) | 0.88%(業種中央値 2.38%) |
トーア紡コーポレーションは繊維製品に属する小型株で、時価総額は約40.0億円です。直近本決算のROEは4.79%で、繊維製品の中央値4.87%とほぼ同じ水準です。営業利益率は3.26%で、繊維製品の中央値3.76%を下回ります。自己資本比率は40.73%、フリーキャッシュフローは約10.9億円のプラスです。EPSは2015年12月期の59円から2025年12月期の75円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.17% | 3.32% | 2.51% |
| 3年 | 3.93% | 3.19% | 2.51% |
| 1年 | 3.36% | 2.88% | 2.51% |
| 現在 | 2.81% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 20.00円 | 66.93% | 30円 |
| 17/12 | 20.00円 | 66.38% | 30円 |
| 18/12 | 20.00円 | 71.71% | 28円 |
| 19/12 | 20.00円 | 107.47% | 19円 |
| 20/12 | 10.00円 | 48.43% | 21円 |
| 21/12 | 15.00円 | 51.69% | 29円 |
| 22/12 | 11.00円 | 36.45% | 30円 |
| 23/12 | 12.00円 | 18.67% | 64円 |
| 24/12 | 13.00円 | 14.33% | 91円 |
| 25/12 | 14.00円 | 18.79% | 75円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは0.88%と低めです(業種中央値は2.38%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。
いまの利回りは2.81%で、5年平均の3.32%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.17%でした。
直近1年の平均利回り(2.88%)は5年平均(3.32%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.81%です。5年平均の3.32%/直近1年平均の2.88%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.51%〜4.17%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2006年12月期20円、2007年12月期20円、2008年12月期20円、2010年12月期20円、2011年12月期20円、2012年12月期20円、2013年12月期20円、2014年12月期20円、2015年12月期20円、2016年12月期20円、2017年12月期20円、2018年12月期20円、2019年12月期20円、2020年12月期10円、2021年12月期15円、2022年12月期11円、2023年12月期12円、2024年12月期13円、2025年12月期14円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.88%です。繊維製品の中央値2.38%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は18.79%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 4.79% |
| ROA | 1.91% |
| DOE | 0.88% |
| 自己資本比率 | 40.73% |
| EPS / BPS | 75 / 1583 |
| 収益性スコア | 0.87 |
| 還元スコア | 0.50 |
| 割安スコア | 0.38 |
売上高成長率は-5.15%、EPS成長率は-17.88%です。EPSは2015年12月期59円、2016年12月期30円、2017年12月期30円、2018年12月期28円、2019年12月期19円、2020年12月期21円、2021年12月期29円、2022年12月期30円、2023年12月期64円、2024年12月期91円、2025年12月期75円と推移しました。ROEは4.79%で、繊維製品の中央値4.87%とほぼ同じ水準です。ROAは1.91%で、繊維製品の中央値2.49%を下回ります。営業利益率は3.26%で、繊維製品の中央値3.76%を下回ります。自己資本比率は40.73%、フリーキャッシュフローは約10.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは6.00倍、PBRは0.28倍です。PBRは繊維製品の中央値0.76倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.85倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.38です(収益性スコア0.87・還元スコア0.50との対比)。スコアリングの判定根拠は「低PBR×低収益」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 498円(利回り2.81%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 422円(利回り3.32%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 336円(利回り4.17%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 558円(利回り2.51%) |
いまの株価は422円(5年平均利回り水準)と558円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約15.3%下がる計算です。
株価は422円(5年平均利回り水準)と558円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 48.6)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
低PBR×低収益
+ 3年連続増配
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)
総合スコアは48.6点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。3年連続増配。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。
連続増配は3年、非減配は3年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
トーア紡コーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.81%で、過去5年平均の3.32%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約19%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

