3176 三洋貿易
中立- 配当利回り
- 2.68%
- 配当性向
- 36%
- DOE
- 3.20%
- 総合スコア
- 68.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3176 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.68% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 30.50円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 68.2 |
| 連続増配 | 12年 |
| 非減配 | 12年 |
| 配当性向 | 35.57% |
| PER / PBR | 10.00 / 0.90 |
| ROE | 9.31% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.20%(業種中央値 2.66%) |
三洋貿易株式会社は卸売業に属する企業です。ROEは9.31%、ROAは5.66%で、いずれも業種中央値(ROE7.78%、ROA3.59%)を上回ります。自己資本比率は62.97%と高く、財務基盤には厚みがあります。配当は12年連続で増配を続けてきました。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.57% | 4.16% | 2.61% |
| 3年 | 5.57% | 4.05% | 2.61% |
| 1年 | 4.30% | 3.80% | 2.61% |
| 現在 | 2.68% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/03 | 12.00円 | 25.42% | 47円 |
| 17/03 | 13.50円 | 25.19% | 54円 |
| 18/03 | 15.25円 | 25.20% | 61円 |
| 19/03 | 17.75円 | 26.36% | 67円 |
| 20/03 | 18.50円 | 35.64% | 52円 |
| 21/03 | 18.75円 | 26.26% | 71円 |
| 22/03 | 19.00円 | 26.73% | 71円 |
| 23/03 | 21.00円 | 25.59% | 82円 |
| 24/03 | 22.00円 | 30.41% | 72円 |
| 25/03 | 30.50円 | 35.57% | 86円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.20%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
配当利回りの推移を月ごとに示したグラフです。線が5年平均や過去の水準線を上回っているときは株価に対して配当金が相対的に大きいことを、下回っているときはその逆を示します。三洋貿易の現在の利回りは2.68%で、5年平均の4.16%を下回っており、直近では株価の上昇ペースが配当の伸びを上回っています。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒グラフで比べたものです。期間が短いほど棒が低い位置にあれば、利回りが縮んできていることを示します。三洋貿易では1年平均が3.80%と、5年平均4.16%より低く、直近の利回り水準が過去に比べて下がっていることが分かります。
年ごとの一株配当(分割調整済み)を棒グラフで示したものです。棒が右肩上がりに並んでいれば増配が続いていることを表します。三洋貿易は2016年の12.0円から2025年の30.5円まで、12年連続で増配してきました。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当利回りは現在2.68%で、過去5年平均の4.16%を下回ります。過去5年のレンジは2.61%〜5.57%で、直近1年の平均は3.80%でした。DOE(純資産配当率)は3.20%で、業種中央値2.66%を上回り、還元姿勢は厚めです。12年連続の増配を続けており、過去13年間で減配はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 9.31% |
| ROA | 5.66% |
| DOE | 3.20% |
| 自己資本比率 | 62.97% |
| EPS / BPS | 160 / 1778 |
| 収益性スコア | 1.45 |
| 還元スコア | 1.10 |
| 割安スコア | 0.95 |
ROEは9.31%、ROAは5.66%で、業種中央値(ROE7.78%、ROA3.59%)をいずれも上回ります。営業利益率は4.85%と、業種中央値3.07%より高い水準です。自己資本比率は62.97%に達し、財務体質は安定しています。一方でEPSは前期比11.42%減少しており、直近の利益成長には陰りが見えます。売上高は2.66%の増収でした。
4. 割安度
PERは10.0倍で、業種中央値11.12倍をやや下回ります。PBRは0.90倍で、業種中央値0.89倍とほぼ同水準です。配当利回りは現在2.68%で、過去5年平均4.16%より低く、過去5年のレンジ(2.61%〜5.57%)の下限に近い水準です。株価に対する評価は、収益力や財務健全性に比べて突出して割安でも割高でもない位置にあります。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1102円(利回り2.68%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 709円(利回り4.16%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 530円(利回り5.57%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1130円(利回り2.61%) |
いまの株価は709円(5年平均利回り水準)と1130円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約35.7%下がる計算です。
株価の推移と、配当利回りをもとに算出した目安の水準線を重ねたグラフです。線の位置関係で、株価が過去の利回りレンジのどのあたりにあるかが分かります。三洋貿易の現在の株価1102円は、算出された709.1円や529.6円の水準を上回っており、過去の利回りレンジの中では相対的に高い株価水準にあります。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 68.2)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは68.2点で、判定は中立です。収益性スコア1.451、還元スコア1.101、割安スコア0.955で、総合力を示す基礎スコアは1.224、複合スコアは1.364となりました。加点材料は10年以上の連続増配という基準を満たしている点と、DOEが2%以上かつ業種平均以上である還元姿勢の良さです。実際の増配年数は12年です。自社の配当利回りは自社の過去平均に対して0.64倍にとどまり、これが評価を抑える要因になっています。注意すべき特記事項は現時点でありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
三洋貿易の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.68%で、過去5年平均の4.16%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
12年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また12年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約36%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

