【連続増配】オカムラ食品工業(2938)配当分析|利回り0.62%・1年連続増配

2938 オカムラ食品工業

中立
配当利回り
0.62%
配当性向
69%
DOE
0.97%
総合スコア
38.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

オカムラ食品工業(2938)は食料品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード2938
業種食料品
配当利回り(株価ベース)0.62%
1株配当(最新期・分割調整済)6.00円
総合判定中立
総合スコア38.0
連続増配1年
非減配1年
配当性向68.92%
PER / PBR29.70 / 3.77
ROE13.38%
DOE(株主資本配当率)0.97%(業種中央値 2.35%)

オカムラ食品工業は食料品の中型株です。時価総額は約607億円。直近本決算のROEは13.38%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。営業利益率は8.55%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は38.87%、フリーキャッシュフローは約15.5億円のプラスです。EPSは2024年3月期の21円から2025年3月期の9円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.40%0.69%0.37%
3年1.40%0.69%0.37%
1年0.59%0.49%0.37%
現在0.62%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
24/032.83円13.48%21円
25/036.00円68.92%9円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは0.97%と低めです(業種中央値は2.35%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年最大 1.40 5年平均 0.69 5年最小 0.37 23/09 24/04 24/11 25/06 26/01 26/08 0.46

いまの利回りは0.62%で、5年平均の0.69%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は1.40%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.40 1.40 5年 平均: 0.69 0.69 5年 最小: 0.37 0.37 5年 3年 最大: 1.40 1.40 3年 平均: 0.69 0.69 3年 最小: 0.37 0.37 3年 1年 最大: 0.59 0.59 1年 平均: 0.49 0.49 1年 最小: 0.37 0.37 1年 現在 0.62 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(0.49%)は5年平均(0.69%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 2024 2024年 2.83円 2025 2025年 6.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.62%です。5年平均の0.69%/直近1年平均の0.49%と近い水準です。過去5年のレンジは0.37%〜1.40%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2024年3月期3円、2025年3月期6円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.97%です。食料品の中央値2.35%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は68.92%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE13.38%
ROA4.89%
DOE0.97%
自己資本比率38.87%
EPS / BPS41 / 326
収益性スコア1.82
還元スコア0.52
割安スコア2.49

売上高成長率は8.20%、EPS成長率は-1.61%です。ROEは13.38%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。ROAは4.89%で、食料品の中央値3.86%を上回ります。営業利益率は8.55%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は38.87%、フリーキャッシュフローは約15.5億円のプラスです。

4. 割安度

PERは29.70倍、PBRは3.77倍です。PBRは食料品の中央値1.13倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.90倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは2.49です(収益性スコア1.82・還元スコア0.52との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1295円(利回り0.62%)
5年平均利回りに戻る株価1159円(利回り0.69%)
5年最高利回り時の株価571円(利回り1.40%)
5年最低利回り時の株価2162円(利回り0.37%)

いまの株価は1159円(5年平均利回り水準)と2162円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約10.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 2,162 5年平均利回り水準 1,159 5年最高利回り水準 571 23/09 24/04 24/11 25/06 26/01 26/08 1,295

株価は1159円(5年平均利回り水準)と2162円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 38.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)

総合スコアは38.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。

連続増配は1年、非減配は1年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比+55.4pt急変)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

オカムラ食品工業の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.62%で、過去5年平均の0.69%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約69%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました