2915 ケンコーマヨネーズ
割安寄り- 配当利回り
- 3.29%
- 配当性向
- 34%
- DOE
- 2.35%
- 総合スコア
- 61.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ケンコーマヨネーズ(2915)は食料品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2915 |
| 業種 | 食料品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.29% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 67.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 61.5 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 33.67% |
| PER / PBR | 11.10 / 0.77 |
| ROE | 7.18% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.35%(業種中央値 2.35%) |
ケンコーマヨネーズは食料品に属する中型株で、時価総額は約364億円です。直近本決算のROEは7.18%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。営業利益率は4.50%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は65.02%、フリーキャッシュフローは約2.3億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年3月期の72円から2026年3月期の199円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.16% | 2.25% | 1.07% |
| 3年 | 4.16% | 2.74% | 1.48% |
| 1年 | 3.78% | 3.38% | 2.90% |
| 現在 | 3.29% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 37.00円 | 18.99% | 195円 |
| 18/03 | 37.00円 | 21.19% | 175円 |
| 19/03 | 30.00円 | 21.52% | 139円 |
| 20/03 | 31.00円 | 24.81% | 125円 |
| 21/03 | 20.00円 | 22.60% | 88円 |
| 22/03 | 17.00円 | 22.87% | 74円 |
| 23/03 | 17.00円 | 56.93% | 30円 |
| 24/03 | 30.00円 | 17.66% | 170円 |
| 25/03 | 43.00円 | 19.40% | 222円 |
| 26/03 | 67.00円 | 33.67% | 199円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.35%(業種中央値は2.35%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.29%。5年平均の2.25%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は4.16%でした。
直近1年の平均利回り(3.38%)が5年平均(2.25%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.29%です。5年平均の2.25%/直近1年平均の3.38%と近い水準です。過去5年のレンジは1.07%〜4.16%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2010年3月期15円、2011年3月期20円、2012年3月期20円、2013年3月期21円、2014年3月期21円、2015年3月期23円、2016年3月期28円、2017年3月期37円、2018年3月期37円、2019年3月期30円、2020年3月期31円、2021年3月期20円、2022年3月期17円、2023年3月期17円、2024年3月期30円、2025年3月期43円、2026年3月期67円と推移しました。連続増配は3年、非減配は4年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.35%です。食料品の中央値2.35%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は33.67%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.18% |
| ROA | 4.58% |
| DOE | 2.35% |
| 自己資本比率 | 65.02% |
| EPS / BPS | 199 / 2887 |
| 収益性スコア | 1.14 |
| 還元スコア | 1.00 |
| 割安スコア | 0.65 |
売上高成長率は0.71%、EPS成長率は-10.21%です。EPSは2012年3月期72円、2013年3月期99円、2014年3月期89円、2015年3月期116円、2016年3月期147円、2017年3月期195円、2018年3月期175円、2019年3月期139円、2020年3月期125円、2021年3月期88円、2022年3月期74円、2023年3月期30円、2024年3月期170円、2025年3月期222円、2026年3月期199円と推移しました。ROEは7.18%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。ROAは4.58%で、食料品の中央値3.86%を上回ります。営業利益率は4.50%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は65.02%、フリーキャッシュフローは約2.3億円のプラスです。
4. 割安度
PERは11.10倍、PBRは0.77倍です。PBRは食料品の中央値1.13倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.46倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.65です(収益性スコア1.14・還元スコア1.00との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2037円(利回り3.29%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2978円(利回り2.25%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1611円(利回り4.16%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 6262円(利回り1.07%) |
いまの株価は2978円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は2978円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 61.5)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
総合スコアは61.5点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上。
連続増配は3年、非減配は4年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ケンコーマヨネーズの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.29%で、過去5年平均の2.25%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約34%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

