2790 ナフコ
- 配当利回り
- 2.68%
- 配当性向
- 53%
- DOE
- 0.93%
- 総合スコア
- 0.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ナフコ(2790)は小売業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2790 |
| 業種 | 小売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.68% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 58.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 0.0 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 52.57% |
| PER / PBR | 232.78 / 0.34 |
| ROE | 0.15% |
| DOE(株主資本配当率) | 0.93%(業種中央値 2.34%) |
ナフコは小売業の中型株です。時価総額は約630億円。直近本決算のROEは0.15%で、小売業の中央値7.46%を下回ります。営業利益率は0.93%で、小売業の中央値3.69%を下回ります。自己資本比率は70.77%、フリーキャッシュフローは約-27.7億円のマイナスです。EPSは2012年3月期の212円から2024年3月期の110円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.09% | 3.19% | 2.00% |
| 3年 | 3.80% | 2.85% | 2.00% |
| 1年 | 3.13% | 2.76% | 2.49% |
| 現在 | 2.68% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 38.00円 | 25.97% | 146円 |
| 18/03 | 38.00円 | 25.84% | 147円 |
| 19/03 | 38.00円 | 24.10% | 158円 |
| 20/03 | 39.00円 | 22.54% | 173円 |
| 21/03 | 43.00円 | 12.22% | 352円 |
| 22/03 | 56.00円 | 20.09% | 279円 |
| 23/03 | 56.00円 | 28.37% | 197円 |
| 24/03 | 58.00円 | 52.57% | 110円 |
| 25/03 | 58.00円 | —% | —円 |
| 26/03 | 58.00円 | —% | —円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは0.93%と低めです(業種中央値は2.34%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。
いまの利回りは2.68%で、5年平均の3.19%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.09%でした。
直近1年の平均利回り(2.76%)は5年平均(3.19%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
派手な増配はないものの、16年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.68%です。5年平均の3.19%/直近1年平均の2.76%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.00%〜4.09%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2004年3月期25円、2005年3月期25円、2006年3月期26円、2007年3月期27円、2008年3月期30円、2010年3月期16円、2011年3月期35円、2012年3月期35円、2013年3月期36円、2014年3月期36円、2015年3月期38円、2016年3月期38円、2017年3月期38円、2018年3月期38円、2019年3月期38円、2020年3月期39円、2021年3月期43円、2022年3月期56円、2023年3月期56円、2024年3月期58円、2025年3月期58円、2026年3月期58円と推移しました。連続増配は0年、非減配は16年です。直近の減配は2010年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.93%です。小売業の中央値2.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は52.57%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 0.15% |
| ROA | 0.10% |
| DOE | 0.93% |
| 自己資本比率 | 70.77% |
| EPS / BPS | 9 / 6217 |
| 収益性スコア | 0.10 |
| 還元スコア | 0.67 |
| 割安スコア | 7.31 |
売上高成長率は-3.62%、EPS成長率は30.79%です。EPSは2012年3月期212円、2013年3月期229円、2014年3月期201円、2015年3月期135円、2016年3月期175円、2017年3月期146円、2018年3月期147円、2019年3月期158円、2020年3月期173円、2021年3月期352円、2022年3月期279円、2023年3月期197円、2024年3月期110円と推移しました。ROEは0.15%で、小売業の中央値7.46%を下回ります。ROAは0.10%で、小売業の中央値3.39%を下回ります。営業利益率は0.93%で、小売業の中央値3.69%を下回ります。自己資本比率は70.77%、フリーキャッシュフローは約-27.7億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは232.78倍、PBRは0.34倍です。PBRは小売業の中央値1.40倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.84倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは7.31です(収益性スコア0.10・還元スコア0.67との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス;低PBR×低収益」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2163円(利回り2.68%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1818円(利回り3.19%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1418円(利回り4.09%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2900円(利回り2.00%) |
いまの株価は1818円(5年平均利回り水準)と2900円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約15.9%下がる計算です。
株価は1818円(5年平均利回り水準)と2900円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 0.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス;低PBR×低収益
+ 10年以上非減配
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)
総合スコアは0.0点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。10年以上非減配。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。
連続増配は0年、非減配は16年です。2010年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ナフコの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.68%で、過去5年平均の3.19%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約53%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

