【13年連続増配】亀田製菓(2220)配当分析|利回り1.59%・13年連続増配

2220 亀田製菓

対象外
配当利回り
1.59%
配当性向
17%
DOE
1.35%
総合スコア
97.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード2220
業種食料品
配当利回り(株価ベース)1.59%
1株配当(最新期・分割調整済)22.00円
総合判定対象外
総合スコア97.4
連続増配13年
非減配16年
配当性向16.94%
PER / PBR3.70 / 0.89
ROE26.59%
DOE(株主資本配当率)1.35%(業種中央値 2.35%)

亀田製菓は食料品セクターに属する米菓メーカーです。時価総額はおよそ965億円。ROEは26.6%で、食料品の中央値6.7%を大きく上回ります。自己資本比率は56.6%を保ち、財務の土台は厚めです。2026年3月期の1株あたり配当は分割調整後で22.0円まで積み上がり、増配は13年連続で続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年1.86%1.45%1.20%
3年1.86%1.53%1.23%
1年1.86%1.66%1.45%
現在1.59%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0314.00円32.17%44円
18/0316.33円25.13%65円
19/0317.00円24.43%70円
20/0317.33円24.56%71円
21/0317.67円23.49%75円
22/0318.00円25.71%70円
23/0318.33円61.26%30円
24/0318.67円52.31%36円
25/0319.00円22.18%86円
26/0322.00円16.94%130円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.35%と控えめです(業種中央値は2.35%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 2.00 5年最大 1.86 5年平均 1.45 5年最小 1.20 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.59

いまの利回りは1.59%で、5年平均の1.45%より上にあります。折れ線が上側にあるほど、過去の自分と比べて株価が安い時間帯です。過去5年の最高は1.86%、最低は1.2%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 5年 最大: 1.86 1.86 5年 平均: 1.45 1.45 5年 最小: 1.20 1.20 5年 3年 最大: 1.86 1.86 3年 平均: 1.53 1.53 3年 最小: 1.23 1.23 3年 1年 最大: 1.86 1.86 1年 平均: 1.66 1.66 1年 最小: 1.45 1.45 1年 現在 1.59 最大 平均 最小

直近1年の平均利回りは1.66%で、5年平均の1.45%より高い水準です。ここ1年は利回りが高めに動く時間帯が続いてきたことが読み取れます。3年平均は1.53%です。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 2017 2017年 14.00円 2018 2018年 16.33円 2019 2019年 17.00円 2020 2020年 17.33円 2021 2021年 17.67円 2022 2022年 18.00円 2023 2023年 18.33円 2024 2024年 18.67円 2025 2025年 19.00円 2026 2026年 22.00円

棒グラフは分割の影響をならした1株あたり配当です。2016年の12.0円から2026年の22.0円まで、13年連続で右肩上がりに伸びています。段差の少ない積み上がりが、配当株としての実績です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.59%で、5年平均の1.45%をやや上回ります。過去5年のレンジは1.2%から1.86%で、現在は高めの位置にいます。増配は13年連続、非減配は16年連続で、直近の減配は2010年でした。DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさの目安)は1.35%です。食料品の中央値2.35%や全国の目安である2〜4%(中央値3%前後)を下回ります。配当性向が16.9%と低いぶん、利益に対する配当の重さは軽い状態です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE26.59%
ROA13.09%
DOE1.35%
自己資本比率56.56%
EPS / BPS390 / 1627
収益性スコア2.93
還元スコア0.57
割安スコア0.51

ROEは26.6%、ROAは13.1%で、いずれも食料品の中央値(6.7%、3.9%)を大きく超えます。営業利益率は5.5%で、中央値3.9%を上回ります。1株利益は2023年3月期に29.92円まで落ち込んだあと、2025年3月期85.66円、2026年3月期129.87円と戻してきました。自己資本比率は56.6%で、資本の面では安定しています。ただしフリーキャッシュフローは約141億円のマイナスで、稼いだ現金より投資が先行する局面です。

4. 割安度

PERは3.7倍、PBRは0.89倍で、食料品の中央値(PER15.21倍、PBR1.13倍)を下回ります。配当利回り1.59%も5年平均1.45%より高く、株価は過去の自分と比べて低めの位置にあります。PERの低さは1株利益の振れ幅が大きいことの裏返しでもあり、利益の安定度とあわせて見る必要があります。総合スコアの割安度区分は「対象外」で、フリーキャッシュフローのマイナスが判定に響いています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1387円(利回り1.59%)
5年平均利回りに戻る株価1517円(利回り1.45%)
5年最高利回り時の株価1183円(利回り1.86%)
5年最低利回り時の株価1833円(利回り1.20%)

いまの株価は1517円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 5年最低利回り水準 1,833 5年平均利回り水準 1,517 5年最高利回り水準 1,183 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,387

現在の株価1387円は、利回りが5年平均に戻る株価1517円より下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側の位置です。このラインは売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 97.4)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配

亀田製菓は収益性が高く評価される一方、総合判定は「対象外」です。理由はフリーキャッシュフローが約141億円のマイナスで、稼いだ現金以上の資金を投資へ回しているためです。ROE26.6%の高収益と13年連続増配は加点材料で、配当性向16.9%と自己資本比率56.6%は減配への耐性を示します。投資の前に、キャッシュフローのマイナスが設備投資による一時的なものか、来期以降に回収の見込みがあるかを確認してください。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

亀田製菓の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.59%で、過去5年平均の1.45%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

13年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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