2337 いちご
- 配当利回り
- 2.79%
- 配当性向
- 29%
- DOE
- 3.96%
- 総合スコア
- 78.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2337 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.79% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 11.50円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 78.3 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 13年 |
| 配当性向 | 28.67% |
| PER / PBR | 11.00 / 1.53 |
| ROE | 13.89% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.96%(業種中央値 3.88%) |
いちごはサービス業に分類される企業で、決算期は3月です。営業利益率は22.06%と、業種中央値の6.46%を大きく上回ります。時価総額は約1,837億円、PERは11.0倍、PBRは1.53倍です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.01% | 2.89% | 2.05% |
| 3年 | 3.57% | 2.82% | 2.05% |
| 1年 | 3.26% | 2.70% | 2.19% |
| 現在 | 2.79% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 5.00円 | 16.86% | 30円 |
| 18/03 | 6.00円 | 21.34% | 28円 |
| 19/03 | 7.00円 | 22.48% | 31円 |
| 20/03 | 7.00円 | 41.44% | 17円 |
| 21/03 | 7.00円 | 66.79% | 10円 |
| 22/03 | 7.00円 | 50.69% | 14円 |
| 23/03 | 8.00円 | 39.12% | 20円 |
| 24/03 | 9.00円 | 33.47% | 27円 |
| 25/03 | 10.50円 | 30.12% | 35円 |
| 26/03 | 11.50円 | 28.67% | 40円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.96%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月ごとの配当利回りを折れ線にし、5年の最大・平均・最小を水準線で添えています。2023年5月の3.98%が高く、2024年3月の2.05%が低い点です。いまの2.79%は平均2.89%のすぐ下にあります。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。平均は5年2.89%、3年2.82%、1年2.70%と、期間が短いほど少しずつ低くなっています。いまの2.79%は3年平均に近い値です。
年度ごとの1株当たり配当を、分割調整後の値で並べています。2017年の5.0円から2022年まで7.0円で推移し、2023年以降は8.0円、9.0円、10.5円、11.5円と毎年上がりました。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.79%。過去5年の平均2.89%とほぼ同じ位置にあり、5年の幅(2.05〜4.01%)の中ほどです。1株当たり配当は2016年の3.0円から2026年の11.5円へ伸び、4年連続で増配が続いています。最後に減配したのは2013年で、以降の非減配は13年です。
DOEは3.96%。業種中央値3.88%をわずかに上回り、全国目安の2〜4%でも上限に近い水準です。配当性向は28.67%で、利益の3割弱を配当に回している計算になります。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 13.89% |
| ROA | 3.82% |
| DOE | 3.96% |
| 自己資本比率 | 26.79% |
| EPS / BPS | 40 / 289 |
| 収益性スコア | 1.97 |
| 還元スコア | 0.99 |
| 割安スコア | 0.83 |
ROEは13.89%で、業種中央値の8.57%を上回ります。営業利益率も22.06%と高く、売上高は前年比10.92%増、EPSは15.06%増の40.11円でした。EPSは2021年の10.48円から2026年の40.11円まで積み上がっています。
一方でROAは3.82%と業種中央値4.31%を下回り、自己資本比率は26.79%です。フリーキャッシュフローは約-71億3,300万円のマイナスで、配当の原資を営業収益だけでなく手元資金や借入にも頼る局面があります。配当性向は2021年の66.79%をピークに低下し、2026年は28.67%まで下がりました。
4. 割安度
PERは11.0倍で業種中央値15.9倍より低く、PBRは1.53倍と中央値1.57倍とほぼ同水準です。配当利回りは2.79%で、過去5年平均2.89%を少し下回ります。
現在の株価412円は、利回りが5年平均に戻る水準の397.9円をわずかに上回ります。5年最大利回り(4.01%)の水準は286.8円、5年最小利回り(2.05%)の水準は561.0円です。利回り面では、5年の中ほどに位置しています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 412円(利回り2.79%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 398円(利回り2.89%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 287円(利回り4.01%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 561円(利回り2.05%) |
いまの株価は398円(5年平均利回り水準)と561円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.4%下がる計算です。
株価の推移に、利回りが5年平均へ戻る水準(397.9円)と、5年最大利回りの水準(286.8円)、5年最小利回りの水準(561.0円)を重ねています。現在の412円は397.9円をわずかに上回る位置です。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 78.3)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは78.3、判定は「対象外」です。理由はフリーキャッシュフローのマイナスで、加点側にはROE10%以上、3年連続以上の増配、DOE2%以上かつ業種平均以上が並びます。
収益性と還元姿勢は数字に表れています。配当は2016年以降おおむね右肩上がりで、配当性向も28.67%にとどまります。一方でキャッシュフローの赤字と26.79%の自己資本比率は、あなたが確認しておきたい点です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
いちごの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.79%で、過去5年平均の2.89%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また13年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約29%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2013年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

