2173 博展
中立- 配当利回り
- 4.52%
- 配当性向
- 24%
- DOE
- 9.59%
- 総合スコア
- 100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2173 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.52% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 30.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 100.0 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 24.47% |
| PER / PBR | 6.90 / 2.65 |
| ROE | 45.77% |
| DOE(株主資本配当率) | 9.59%(業種中央値 3.88%) |
博展は展示会やイベントの空間づくりを手がけるサービス業の会社です。時価総額は137.5億円で、東証のなかでは小型の部類に入ります。2025年12月期は増収率23.83%、EPS成長率90.0%と伸びが大きく、ROEは45.77%まで上がりました。1株あたり利益(EPS)は122.62円、1株あたり純資産(BPS)は319.06円、自己資本比率は49.13%です。配当は2022年以降4年連続で増えています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 7.72% | 4.51% | 2.30% |
| 3年 | 7.72% | 4.67% | 2.87% |
| 1年 | 5.07% | 3.94% | 2.87% |
| 現在 | 4.52% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 15/12 | 3.50円 | 198.58% | 2円 |
| 16/12 | 3.50円 | 53.17% | 7円 |
| 17/12 | 3.50円 | —% | —円 |
| 18/12 | 6.50円 | 25.96% | 25円 |
| 19/12 | 8.00円 | —% | —円 |
| 20/12 | 5.50円 | 32.74% | 17円 |
| 22/12 | 10.00円 | 10.28% | 97円 |
| 23/12 | 18.50円 | 27.73% | 67円 |
| 24/12 | 19.00円 | 29.44% | 65円 |
| 25/12 | 30.00円 | 24.47% | 123円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは9.59%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは4.52%で、5年平均の4.51%とほぼ重なります。折れ線が上にあるほど、その時々の株価は過去と比べて低い状態です。過去5年では7.72%まで上がった月もありました。
5年平均は4.51%、直近1年平均は3.94%と、最近のほうが利回りは低めです。株価が上がると利回りは下がるので、ここ1年は株高で利回りが縮んだと読めます。
分割調整後の配当は2022年の10.0円から2025年の30.0円まで、4年連続で増えています。棒が右へいくほど高くなり、配当の積み上がりが見て取れます。2020年には減配した年もあった点は覚えておいてください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.52%で、5年平均の4.51%とほぼ同じ水準です。過去5年では最高7.72%、最低2.3%まで振れてきました。配当は2020年に減配した後、2022年から4年連続で増えています。1株あたり配当は分割調整ベースで2022年の10.0円から2025年は30.0円まで伸びました。
DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出すかを示し、減配のしにくさを見る目安)は9.59%です。サービス業の中央値3.88%、全国的な目安の2〜4%と比べてかなり高い位置にあります。配当性向は24.47%と低く、利益に対する配当の負担は軽いです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 45.77% |
| ROA | 18.80% |
| DOE | 9.59% |
| 自己資本比率 | 49.13% |
| EPS / BPS | 123 / 319 |
| 収益性スコア | 3.81 |
| 還元スコア | 1.65 |
| 割安スコア | 1.06 |
2025年12月期のROEは45.77%で、サービス業の中央値8.57%を大きく上回ります。ROAも18.80%(中央値4.31%)、営業利益率は11.11%(中央値6.46%)と、収益性はどの指標でも業種平均より上です。フリーキャッシュフローは26.52億円のプラスで、配当の原資は稼げています。自己資本比率は49.13%で、資産のおよそ半分が自己資本です。
1株あたり利益は2022年の97.28円から2023年66.71円、2024年64.54円と一度落ち込み、2025年に122.6円へ戻しました。年ごとの振れは大きく、収益の水準が高いぶん変動も見ておく必要があります。
4. 割安度
PERは6.9倍で、サービス業の中央値16.0倍より低い水準です。一方でPBRは2.65倍と、中央値1.57倍を上回っています。利益で見ると株価は控えめ、純資産で見ると株価は高め、と評価が分かれます。
配当利回りは4.52%で、自社の5年平均4.51%とほぼ同じです。過去の自分と比べた割安感は乏しく、スコア上も割安度は低めに出ています。高いROEが続けばPBRの高さは説明がつきますが、ROEが落ちれば株価の支えは弱まります。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 730円(利回り4.52%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 732円(利回り4.51%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 428円(利回り7.72%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1435円(利回り2.30%) |
いまの株価は732円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
水準線は、過去の配当利回りから逆算した株価の目安です。1株あたり配当33.0円で利回りが5年平均に戻る株価は731.7円、5年最高利回りに並ぶ株価は427.5円です。現在の株価730.0円は、平均に戻る水準の近くにあります。これは売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 100.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合判定は中立です。ROE45.77%やDOE9.59%、4%を超える利回り、連続増配といった項目が加点され、収益性のスコアは高く出ています。一方で割安度のスコアは低く、判定根拠も「割安感が乏しい」です。
強みは、業種平均を大きく超える収益性と、配当性向24.47%という余裕のある配当水準です。注意したいのは、EPSが年ごとに大きく振れること、PBR2.65倍という株価評価、そして増配の歴史がまだ4年と浅く、2020年に減配した実績があることです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
博展の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.52%で、過去5年平均の4.51%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約24%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

