2170 リンクアンドモチベーション
- 配当利回り
- 2.37%
- 配当性向
- 107%
- DOE
- 16.77%
- 総合スコア
- 61.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2170 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.37% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 16.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 61.3 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 106.88% |
| PER / PBR | 34.10 / 4.17 |
| ROE | 13.03% |
| DOE(株主資本配当率) | 16.77%(業種中央値 3.88%) |
リンクアンドモチベーション(2170)は東証のサービス業に属し、時価総額はおよそ566億円です。2025年12月期のROEは13.0%で業種中央値の8.6%を上回り、営業利益率も10.1%と中央値6.5%より高い水準でした。ただEPSは14.97円と前年の34.38円から56.5%減り、売上高が10.8%伸びた年でも利益は大きく振れています。自己資本比率は33.1%、配当は2025年12月期で1株16.0円(分割調整後)まで増え、直近5年は増配が続いています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.88% | 2.38% | 0.68% |
| 3年 | 3.88% | 2.79% | 1.91% |
| 1年 | 3.42% | 2.99% | 2.27% |
| 現在 | 2.37% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 5.30円 | 42.60% | 12円 |
| 17/12 | 6.20円 | 31.08% | 20円 |
| 18/12 | 6.80円 | 36.92% | 18円 |
| 19/12 | 7.20円 | 69.90% | 10円 |
| 20/12 | 7.20円 | —% | —円 |
| 21/12 | 7.40円 | 84.77% | 9円 |
| 22/12 | 7.70円 | 41.73% | 18円 |
| 23/12 | 11.30円 | 44.30% | 26円 |
| 24/12 | 12.20円 | 35.49% | 34円 |
| 25/12 | 16.00円 | 106.88% | 15円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは16.77%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月ごとの配当利回りに、5年間の最大・平均・最小の水準線を重ねた折れ線です。いまの利回りは2.37%で5年平均の2.38%とほぼ重なり、過去5年の最高3.88%からは離れた位置にあります。株価が動けば利回りも上下するので、平均線との距離で今の水準感をつかめます。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べた比較です。直近1年の平均は2.99%で5年平均2.38%より高く、この1年は利回りが高めに推移していたとわかります。
年度ごとの1株配当を、株式分割の影響をならした分割調整後の値で並べています。2016年の5.3円から2025年の16.0円まで棒が右肩上がりで、直近5年は増配が続いています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.37%で、5年平均の2.38%とほぼ同じです。5年間の最高3.88%からは距離があり、直近1年の平均は2.99%と、この1年は平均より高い利回りの時間帯が続きました。増配は5年連続、減配のなかった年数は16年で、最後に配当を下げたのは2009年です。DOE(株主資本配当率。会社が自己資本に対してどれだけ配当を出すかを示し、減配しにくさの目安になります)は16.8%と、業種中央値3.9%や全国の目安2〜4%を大きく超えており、還元の姿勢は手厚いと読めます。ただし2025年12月期の配当性向は106.9%で、利益を超える配当を払い、前年から71.4ポイント跳ね上がりました。利益が落ちた年に増配した形なので、この水準が続くかはIR資料で確かめてください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 13.03% |
| ROA | 3.95% |
| DOE | 16.77% |
| 自己資本比率 | 33.15% |
| EPS / BPS | 15 / 123 |
| 収益性スコア | 1.33 |
| 還元スコア | 2.16 |
| 割安スコア | 2.39 |
2025年12月期はROE13.0%、ROA4.0%、営業利益率10.1%です。ROEと営業利益率は業種中央値(8.6%、6.5%)を上回りますが、ROAは中央値4.3%をわずかに下回ります。EPSは前年34.38円から14.97円へ56.5%減り、売上高が10.8%増えたなかでの減益でした。自己資本比率は33.1%と厚くはなく、フリーキャッシュフローもマイナスです。利益の振れ幅が大きく財務のクッションも限られる点は、配当の支払い余力を見るうえで気になります。
4. 割安度
PERは34.1倍、PBRは4.17倍で、いずれも業種中央値(16.0倍、1.57倍)の2倍を超えています。株価の高い安いを測るこの2指標では、市場は同業より高い評価を付けています。配当利回りは2.37%で5年平均2.38%とほぼ同水準、過去5年のレンジ(最低0.68%〜最高3.88%)の内側にあります。EPSが前年から56.5%落ちたため、利益倍率であるPERは足元の業績次第で見え方が変わります。利回りは平均並み、利益倍率は同業より高い、という評価です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 692円(利回り2.37%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 689円(利回り2.38%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 423円(利回り3.88%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2412円(利回り0.68%) |
いまの株価は689円(5年平均利回り水準)と2412円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約0.4%下がる計算です。
株価の折れ線に、過去の利回り水準から逆算した目安ラインを重ねています。現在692円で、5年平均利回りに対応する689.1円のすぐ上、5年最低利回りに対応する2411.8円より下にあります。これらの水準は事実の整理であり、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 61.3)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超;FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
スコアリングの判定は「対象外」で、総合スコアは61.3です。ROE13.0%の高収益、5年連続増配、業種平均を超えるDOEが加点材料になった一方、配当性向が80%を超えたこととフリーキャッシュフローがマイナスであることが判定を下げました。2025年12月期は配当性向106.9%と利益を超える配当になり、前年から71.4ポイント急変しています。16年の非減配とあわせれば還元実績は評価できますが、利益が落ちた年の増配が続くかは、会社のIR資料と今後の業績で確かめる必要があります。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
リンクアンドモチベーションの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.37%で、過去5年平均の2.38%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約107%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2009年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

