【高配当】五洋建設(1893)配当分析|利回り3.35%・1年連続増配

1893 五洋建設

中立
配当利回り
3.35%
配当性向
38%
DOE
6.66%
総合スコア
60.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1893
業種建設業
配当利回り(株価ベース)3.35%
1株配当(最新期・分割調整済)48.00円
総合判定中立
総合スコア60.0
連続増配1年
非減配4年
配当性向38.22%
PER / PBR13.00 / 2.25
ROE18.69%
DOE(株主資本配当率)6.66%(業種中央値 3.74%)

五洋建設は建設業に属し、時価総額は約4,669億円です。直近のROE(自己資本利益率)は18.69%で、業種中央値の10.08%を上回ります。一方で自己資本比率は25.18%とやや薄く、借入などのレバレッジが効いた財務構造です。連続増配の年数は自動算出で1年、非減配は4年、直近の減配は2022年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年7.43%3.84%2.20%
3年7.43%3.74%2.20%
1年4.67%3.13%2.20%
現在3.35%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0312.00円22.46%53円
18/0314.00円22.43%62円
19/0319.00円28.69%66円
20/0324.00円29.33%82円
21/0325.00円38.03%66円
22/0323.00円60.98%38円
23/0324.00円—%—円
24/0324.00円38.26%63円
25/0324.00円54.40%44円
26/0348.00円38.22%126円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは6.66%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年最大 7.43 5年平均 3.84 5年最小 2.20 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.35

折れ線が月ごとの配当利回り、横の水準線が過去5年の最大・平均・最小です。今の3.35%は5年平均3.84%より下にあり、線は平均を割った位置で推移しています。2025年春には6%台まで上がった時期もありました。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年 最大: 7.43 7.43 5年 平均: 3.84 3.84 5年 最小: 2.20 2.20 5年 3年 最大: 7.43 7.43 3年 平均: 3.74 3.74 3年 最小: 2.20 2.20 3年 1年 最大: 4.67 4.67 1年 平均: 3.13 3.13 1年 最小: 2.20 2.20 1年 現在 3.35 最大 平均 最小

5年・3年・1年の期間ごとに、利回りの最大・平均・最小を棒で並べています。1年平均は3.13%で、5年平均3.84%より低い水準です。直近ほど利回りが縮んでいる形が読み取れます。

0.00 20.00 40.00 60.00 2017 2017年 12.00円 2018 2018年 14.00円 2019 2019年 19.00円 2020 2020年 24.00円 2021 2021年 25.00円 2022 2022年 23.00円 2023 2023年 24.00円 2024 2024年 24.00円 2025 2025年 24.00円 2026 2026年 48.00円

棒の高さが各年度の1株あたり配当(株式分割を調整した金額)です。2022年に25円から23円へ下げたあと24円が続き、2026年3月期は48円へ増えています。回復から増配へ向かう流れが見えます。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは3.35%で、5年平均の3.84%と3年平均の3.74%をどちらも下回っています。株価が買われて利回りが薄まった状態です。過去5年の利回りは最高7.43%、最低2.20%まで振れており、値動きは小さくありません。DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出しているかを示し、減配のしにくさをみる指標)は6.66%で、業種中央値3.74%や全国目安の2〜4%(中央値3%前後)を上回り、資本に対する還元は厚めです。連続増配は1年、非減配は4年で、増配を続けた実績はまだ短い状態です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE18.69%
ROA4.39%
DOE6.66%
自己資本比率25.18%
EPS / BPS126 / 726
収益性スコア1.23
還元スコア1.39
割安スコア1.51

2026年3月期のEPS(1株利益)は125.58円で、前期の44.12円から大きく伸び、EPS成長率は184.6%です。売上成長率は9.18%、営業利益率は6.96%で、業種中央値7.08%とほぼ同水準です。ROEは18.69%と業種中央値10.08%を上回る一方、ROA(総資産利益率)は4.39%で中央値5.08%を下回り、自己資本比率25.18%の薄さがROEを押し上げている面があります。フリーキャッシュフローは約20.8億円のプラス、配当性向は38.22%です。

4. 割安度

PERは13.0倍で業種中央値12.37倍とほぼ同じ、PBRは2.25倍で中央値1.15倍のおよそ2倍です。純資産に対する株価の評価は業種内で高めに位置しています。配当利回り3.35%は自社の5年平均3.84%に対して0.87倍で、過去の自社水準より低い位置にあります。ROE18.69%の高さがPBRの高さを一定程度説明しますが、株価が安いと読み取れる数値ではありません。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1434円(利回り3.35%)
5年平均利回りに戻る株価1250円(利回り3.84%)
5年最高利回り時の株価646円(利回り7.43%)
5年最低利回り時の株価2182円(利回り2.20%)

いまの株価は1250円(5年平均利回り水準)と2182円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約12.8%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 2,182 5年平均利回り水準 1,250 5年最高利回り水準 646 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,434

折れ線が株価、水平線が過去の利回り水準から逆算した目安価格です。現在値1433.5円は、5年平均利回りに対応する1250円より上、5年最低利回りに対応する2181.8円より下にあります。この目安は売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 60.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは60.0点、判定は「中立」です。加点はROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOEが業種平均以上で還元姿勢が厚い点です。引っかかるのは割安感の乏しさと、配当利回りが自社平均を下回る点(自社利回り比0.87)です。連続増配は1年、非減配は4年、直近の減配は2022年で、増配の継続実績はまだ積み上がっていません。異常値の検出はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

五洋建設の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.35%で、過去5年平均の3.84%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約38%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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