1443 技研ホールディングス
中立- 配当利回り
- 0.38%
- 配当性向
- 3%
- DOE
- 0.14%
- 総合スコア
- 46.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1443 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 0.38% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 1.10円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 46.2 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 8年 |
| 配当性向 | 2.91% |
| PER / PBR | 7.70 / 0.37 |
| ROE | 5.15% |
| DOE(株主資本配当率) | 0.14%(業種中央値 3.74%) |
技研ホールディングスは建設業に属し、時価総額はおよそ47億円です。直近2026年3月期のEPSは37.79円、BPSは796.01円で、自己資本比率は70.7%と厚みがあります。営業利益率は15.0%あり、建設業の中央値7.1%を上回ります。売上高は前期比4.7%減った一方で、EPSは前期比24.7%増と利益は伸びました。ROEは5.1%で、建設業中央値10.1%には届いていません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 0.71% | 0.48% | 0.30% |
| 3年 | 0.71% | 0.50% | 0.30% |
| 1年 | 0.50% | 0.42% | 0.30% |
| 現在 | 0.38% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 18/03 | 1.00円 | 6.44% | 16円 |
| 19/03 | 1.00円 | 3.83% | 26円 |
| 20/03 | 1.00円 | 2.48% | 40円 |
| 21/03 | 1.00円 | 2.17% | 46円 |
| 22/03 | 1.00円 | 3.48% | 29円 |
| 23/03 | 1.00円 | 4.93% | 20円 |
| 24/03 | 1.00円 | 3.65% | 27円 |
| 25/03 | 1.10円 | 3.63% | 30円 |
| 26/03 | 1.10円 | 2.91% | 38円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは0.14%と低めです(業種中央値は3.74%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。
折れ線が月ごとの配当利回り、横線が過去5年の最大0.71%・平均0.48%・最小0.30%の水準です。直近は0.38%で平均線より下にあります。2025年半ばに0.60%前後まで上がった後、株価が買われて利回りが縮みました。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。1年平均0.42%は5年平均0.48%より低く、期間を短く取るほど利回り水準が下がっています。最近の株高を映した形です。
年度ごとの1株配当(分割の影響をならした値)です。2018〜2024年は1.0円で横ばい、2025年に1.1円へ増えてそのまま。派手な増配はありませんが、8年間減配はしていません。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは0.38%です。過去5年の平均0.48%を下回り、5年のレンジは0.30〜0.71%に収まっています。1株配当は2018年から2024年まで1.0円で横ばい、2025年に1.1円へ増えて以降は据え置きです。増配は続いていませんが、8年連続で減配はしていません。DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさの目安)は0.14%で、建設業の中央値3.74%や全国の目安2〜4%を大きく下回ります。配当性向も2.9%と低く、利益に対する還元の厚みは薄い状態です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 5.15% |
| ROA | 3.36% |
| DOE | 0.14% |
| 自己資本比率 | 70.71% |
| EPS / BPS | 38 / 796 |
| 収益性スコア | 1.10 |
| 還元スコア | 0.07 |
| 割安スコア | 0.32 |
2026年3月期のEPSは37.79円で、前期の30.3円から24.7%伸びました。EPSは2021年の46.08円をピークに2023年は20.28円まで落ち込み、そこから2年連続で回復しています。営業利益率15.0%は建設業中央値7.1%の2倍以上、自己資本比率70.7%も高い水準です。一方でROE5.1%・ROA3.4%は中央値(10.1%・5.1%)に届かず、資本を使って稼ぐ力は控えめです。フリーキャッシュフローは約4.9億円のプラス、売上高は前期比4.7%減で、トップラインの伸び悩みが残ります。異常値は検出されていません。
4. 割安度
PERは7.7倍、PBRは0.37倍です。建設業のPBR中央値1.15倍を大きく下回り、株価286円はBPS796.01円の4割弱にとどまります。ただし配当利回りで見ると0.38%で、自社の5年平均0.48%を下回る水準です(自社利回り比0.79倍)。5年平均利回りに戻る株価は229.2円で、現在値はそれより高い位置にあります。資産評価は低い一方、利回りの妙味は薄いという組み合わせです。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 286円(利回り0.38%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 229円(利回り0.48%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 155円(利回り0.71%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 367円(利回り0.30%) |
いまの株価は229円(5年平均利回り水準)と367円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約19.9%下がる計算です。
折れ線が株価、水準線が過去の利回りから逆算した目安値です。現在286円に対し、5年平均利回りに戻る株価は229.2円、5年最低利回りに戻る株価は366.7円。現在値はこの範囲の内側にあり、229.2円まではおよそ-19.9%の位置です。これらは事実計算であり、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 46.2)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)
総合スコアは46.2点で、判定は「中立」です。収益性スコアは1.10と平均以上ですが、還元スコアは0.07と低く、割安スコアも0.32どまりです。判定根拠は「自社平均より低利回り」で、注意点としてDOEが1%未満で還元の厚みが薄い点が挙がっています。8年間減配はないものの増配実績はなく、利回りも自社平均を下回るため、配当の取り分を主目的に見る観点では見どころが限られます。異常値は検出されていません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
技研ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは0.38%で、過去5年平均の0.48%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約3%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

