【配当分析】robothome(1435)配当分析|利回り1.10%

1435 robothome

中立
配当利回り
1.10%
配当性向
9%
DOE
1.61%
総合スコア
69.8pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1435
業種不動産業
配当利回り(株価ベース)1.10%
1株配当(最新期・分割調整済)2.00円
総合判定中立
総合スコア69.8
連続増配0年
非減配3年
配当性向9.04%
PER / PBR8.00 / 1.43
ROE19.43%
DOE(株主資本配当率)1.61%(業種中央値 2.58%)

robot home(1435)は不動産業の小型株です。時価総額は約161億円。2025年3月期はROE19.4%、自己資本比率70.1%と、借入に頼らないまま高い収益性を出しました。1株利益は前期の10.16円から22.12円へ倍増しています。一方で配当性向は9.0%まで下がり、利益の伸びに配当が追いついていない形です。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年1.62%1.10%0.36%
3年1.62%1.22%0.89%
1年1.32%1.11%0.89%
現在1.10%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
16/032.00円12.99%15円
17/034.00円87.34%5円
18/037.00円51.55%14円
19/0310.00円—%—円
22/031.00円25.00%4円
23/032.00円20.28%10円
24/032.00円19.69%10円
25/032.00円9.04%22円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.61%と控えめです(業種中央値は2.58%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年最大 1.62 5年平均 1.10 5年最小 0.36 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.10

折れ線が毎月の配当利回り、横に引かれた3本の線が過去5年の最大・平均・最小です。折れ線が上にあるほど、株価に対して配当が厚い状態を示します。robot homeの直近は1.10%で、5年平均の1.10%とほぼ重なっています。5年の最高は1.62%、最低は0.36%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.62 1.62 5年 平均: 1.10 1.10 5年 最小: 0.36 0.36 5年 3年 最大: 1.62 1.62 3年 平均: 1.22 1.22 3年 最小: 0.89 0.89 3年 1年 最大: 1.32 1.32 1年 平均: 1.11 1.11 1年 最小: 0.89 0.89 1年 現在 1.10 最大 平均 最小

期間ごとに利回りの最大・平均・最小を棒で並べています。期間が短いほど最近の傾向、長いほど過去も含めた姿が見えます。この銘柄は直近1年の平均が1.11%で、5年平均1.10%をわずかに上回りました。ここ1〜3年は5年通算よりやや高めの利回りで動いてきたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 2016 2016年 2.00円 2017 2017年 4.00円 2018 2018年 7.00円 2019 2019年 10.00円 2022 2022年 1.00円 2023 2023年 2.00円 2024 2024年 2.00円 2025 2025年 2.00円

1年ごとの配当金額を、株式分割の影響をならした値で並べています。棒が右肩上がりなら増配、下がる年があれば減配です。robot homeは2019年の10円から2022年に1円まで下がり、その後は2円で横ばいが続いています。過去に大きな減配があった点は確認しておいてください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

利回りと増配の履歴

いまの利回りは1.10%で、5年平均とちょうど同じ水準です。過去5年は0.36%から1.62%の間で動いてきました。連続増配は0年。2022年に減配した履歴があり、そこから3年は配当を下げていません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOEで見る減配のしにくさ

DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出すかを示す)は1.61%です。不動産業の中央値2.58%を下回り、全国の目安とされる2〜4%(中央値3%前後)にも届きません。配当性向が9.0%と低いことを合わせると、増配の余力は数字上あるものの、会社は配当より内部留保を優先しています。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE19.43%
ROA12.49%
DOE1.61%
自己資本比率70.12%
EPS / BPS22 / 124
収益性スコア2.50
還元スコア0.46
割安スコア1.35

収益性は業種平均を大きく上回る

2025年3月期のROEは19.4%、ROAは12.5%。どちらも不動産業の中央値(8.5%、2.8%)を大きく超えています。ただ営業利益率は7.3%で、中央値10.2%を下回りました。稼ぐ効率は高いのに、売上に対する利幅は薄いという構図です。

財務の備え

1株利益は2022年3月期の4.0円から2025年3月期は22.12円まで回復しました。自己資本比率は70.1%、フリーキャッシュフローは約11.9億円のプラスです。自己資本と手元資金の厚みが、業績の振れに対する備えになっています。

4. 割安度

利益は安く、純資産は平均以上

PERは8.0倍と低めです。ただPBRは1.43倍で、不動産業の中央値1.05倍より高い位置にあります。利益の面では安く見えても、純資産の面では平均以上の評価が付いています。

利回りから見た株価

配当利回りは1.10%で、自社の5年平均1.10%と同じ。過去の利回りレンジ(5年で0.36〜1.62%)の中では真ん中あたりです。利回りから見て株価が安い局面とは言えず、スコアリングも「割安感が乏しい」と判定しています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価181円(利回り1.10%)
5年平均利回りに戻る株価182円(利回り1.10%)
5年最高利回り時の株価124円(利回り1.62%)
5年最低利回り時の株価556円(利回り0.36%)

いまの株価は182円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 200 400 600 5年最低利回り水準 556 5年平均利回り水準 182 5年最高利回り水準 124 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 181

折れ線が株価、水平の線は過去の配当利回りから逆算した株価の水準です。株価がこの線より下なら利回りは過去平均より高く、上なら低くなります。現在値は181円で、利回りが5年平均に戻る水準181.8円とほぼ同じです。過去5年の利回りに照らすと、株価は平均並みの位置にあります。なお、この線は売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 69.8)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは69.8点・判定は中立

スコアリングの総合判定は「中立」、総合スコアは69.8点です。収益性は高く評価され、ROE10%超の高収益として加点が付きました。一方で株主還元のスコアは低め。配当性向9.0%・DOE1.61%という数字が、還元姿勢の物足りなさとして出ています。

配当投資家としての見どころ

割安度は平均並みで、利回りは自社平均と同じ水準です。2022年に減配してから3年は非減配ですが、増配には戻っていません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

稼ぐ力は強い会社です。その力がどこまで配当に向かうかが、配当を狙う私たちにとっての見どころになります。

6. よくある質問

robothomeの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.10%で、過去5年平均の1.10%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約9%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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